2018年02月18日

サイドプレス・テンイチ(.1)・プロジェクト設計編♪

高さ制限があるので無駄の少ない設計は無理なようです。
最終的に最初の構想と同サイズで落ち着きましたとさ(笑)

2台で15mm合板2枚使いますが、、、
性能的にはDDBH-PSW100-rev2と同等になると思いわれます。
はたして、どうなりますやら?

■DDBH-PSW100-SP/設計図
DDBH-PSW100-SP-01.jpg

■DDBH-PSW100-SP/板取り図-1
DDBH-PSW100-SP-02.jpg

■DDBH-PSW100-SP/板取り図-2
DDBH-PSW100-SP-03.jpg
posted by masamasa at 15:08| 自作サブウーファー

2018年01月20日

“省スペース・非省エネなメーカー製サブウーファー”と“省エネ・非省スペースなAS-DDBH方式サブウーファー”

メーカー製パワード・サブウーファーとAS-DDBH方式パッシブ・サブウーファーを比較してみます。

メーカー製ウーファー(密閉式orバスレフ式)とAS-DDBH方式では低音の取り出し方に大きな違いがあります。
メーカー製はウーファー口径に対して小さい箱を使うので低音が出にくくなります。そこで適切にイコライジングして必要な低音を取り出しますが、変換効率が悪くなるので大パワーが必要になります。
(メイン10Wに対してウーファーには100W必要になったりすることもあるようです、、、笑)
一方、AS-DDBHは工夫した箱で低音を増幅、中高音を減衰させています。
変換効率は高くなりますが、どうしても箱サイズが大きくなってしまうのが大きな欠点です。
逆に、専用アンプ不要、ローパスフィルター不要という点が大きなメリットになります。
woofer-Comparison-01.jpg

ところで、最近は各メーカーとも周波数特性を公開しないことが多くなってますが、サブウーファーもフォステクスくらいしか公開していないようです。

■FOSTEX CW200BとDDBH-PSW100の特性
CW200B-PSW100.jpg

個人で測定したデータがないかと探してみると、海外サイト(https://audio.com.pl/)で実測値を見つけました。
■YAMAHA NS-SW700とB&W ASW610の特性
SW700-ASW610-tokusei.jpg

ボックスサイズを比較してみると、、、

CW200B / W.300xH.320xD.370=35.5L(20cm)
DDBH-PSW100-rev2 / W.200xH.675xD.350=47.3L(10cm)
SW700 / W.406xH.445xD.406[台形]=58.0L(25cm)
ASW610 / W.310xH.310xD.375=36.0L(25cm)
  ※()内はユニットサイズ

となり、AS-DDBHはユニットに対して箱がかなり大きくなります。
肝心の音質ですが、、、
これはもう聴き比べてもらうしかないと思いますが、FAPS試聴室のサブウーファー(AudioPhysic LUNA)とAS-DDBHでは一長一短と感じました。
コストパフォーマンスに関してはAS-DDBHの圧勝です(キッパリ)
材料費1台5000円でコレだけ低音再生能力の高いサブウーファーは御目にかかったことがありません(自画自賛、、、爆死)
posted by masamasa at 17:12| 自作サブウーファー

2018年01月17日

サイドプレス・テンイチ(.1)・プロジェクト試聴&構想編♪

さる14日(日曜日)、FAPSさん試聴室に自作サブウーファー(DDBH-PSW100-rev2)を持ち込んで試聴&検証してきました。
SW-mount-02.jpg

結果、メーカー完成品90dB/w.mの17センチ2WAYスピーカーでも4〜8Ω程度の抵抗を噛ませれば十分なサブウーファー効果が得られました。
84〜87dB/w.mなら単純に並列接続、83dB/w.m以下ならウーファー側を適当に落としてやればバランス良く繋がると思われます。

ってことで、DDBH-PSW100-rev2くらいの容積を確保しつつスタンド内部に収納可能なサイズを目指して設計を進めます。

まず問題になるのが設置方法で、スタンドに乗せるか、独立して設置するかです。
『サイドプレス本来の性能を維持しつつ、耐震安定性の向上、リスナー後方音場の拡大を図りたい』ので設置スパイク固定用ナット部の4点支持を試したいと思います。
が、上手く行くかどうかは謎なので、上手く行かなかった場合は独立設置になります(笑)

まずは、SKY用の4点支持マウントベース
SW-mount-01.jpg

続いて、ウーファー本体
SW-mount-03.jpg

、、、といった感じですが、まだ設計途中なので板取り次第で変更が出てきます。
基本的に、12月〜2月の木工作業はお休みなのでジックリ進めたいと思います。

その前に、サイドプレス標準セッティングのスパイク部周辺、スピーカー固定部が気になるのでイロイロ実験したいと思います。
さ〜て、どうなりますやら〜(笑)
posted by masamasa at 20:18| 自作サブウーファー

2017年12月03日

AS-DDBH方式パッシブ・サブウーファー効果の検証♪

サブウーファーDDBH-PSW100-rev2にFOUNTEK FW100BとFOSTEX P1000Kを載せて、イロイロなユニットとパラレル接続で鳴らしてみました。
組み合わせによって同相が良かったり、逆相が良かったりですが、概ね良い感じに繋がります。
8cm以下のフルレンジでも音楽鑑賞には必要十分な低音が出せますが、サブウーファーとの組み合わせに慣れてしまうと後戻り出来なくなりそうです(笑)
また、低域の少ない音源ではサブウーファー効果を感じないソースもあります。
やはり映画の効果音や大編成オーケストラではサブウーファーが本領発揮しますね。

ってことで、、、、

MarkAudio Alpair5とFOUNTEK FW100Bの組み合わせでプロコフィエフ/組曲「キージェ中尉」、Peerless PLS-P830985とFOUNTEK FW100Bの組み合わせでエストレリータ/大橋裕子トリオを録音してみました。
Sub-Woofer-Effect-03.jpg

■AS-DDBH方式パッシブ・サブウーファー効果〜その1【キージェ中尉/ウーファー有り】


■AS-DDBH方式パッシブ・サブウーファー効果〜その2【キージェ中尉/ウーファー無し】


■ウーファー有無での再生特性比較〜キージェ中尉編(リスニングポイント2.5mで測定)
Sub-Woofer-Effect-01.jpg

■AS-DDBH方式パッシブ・サブウーファー効果〜その3【エストレリータ/ウーファー有り】


■AS-DDBH方式パッシブ・サブウーファー効果〜その4【エストレリータ/ウーファー無し】


■ウーファー有無での再生特性比較〜エストレリータ編(60cm録音から抽出)
Sub-Woofer-Effect-02.jpg
posted by masamasa at 20:08| 自作サブウーファー

2017年11月29日

使えないユニット(FOSTEX P1000K)をサブウーファーに有効活用(笑)

「安くて音が良いユニット」は大歓迎ですが、「安いだけのユニット」はタンスの肥やしになってしまいます。
そんなユニットはサブウーファー用にピッタリです。
AS-DDBH方式サブウーファーなら音色への影響は限りなく少ないので、まさに「タンスの肥やしユニット用ウーファーBOX」ということになります。

ってことで、タンスからFOSTEX P1000Kを引っ張り出してDDBH-PSW100-rev2に押し込んでみました。
な、、、なんと、、、特性はFOUNTEK FW100Bより良い感じです。

■FOSTEX P1000Kをメイン(DDBH-P7T)とウーファーに使ったら・・・
FOSTEX-P1000K-Sub-Woofer-02.jpg
サブウーファーを小型ブックシェルフ用のスタンドとして使えば一石二鳥です。

■FOSTEX P1000Kシステムの特性
FOSTEX-P1000K-Sub-Woofer-01.jpg
メインSPの能率が91dB/w.m(8Ω)、88dB/w.m(4Ω)くらいまでなら、音圧補正無しで十分な低音が得られそうです。
posted by masamasa at 20:09| 自作サブウーファー

2017年11月27日

AS-DDBH方式サブウーファーのインピーダンス特性とスポット波再生♪

■ダクト面積13.6cuと68cuのインピーダンス
DDBH-PSW-100-rev2-impedance.jpg
AS-DDBH方式は密閉型とバックロードホーン型の組み合わせですが、
山の形からはバックロードホーンの延長線上にあると考えられます。
68cuでは大きい山が4つ、13.6cuでは大きい山が3つで30Hz付近にカナ〜リ小さい山があります。
察するに、この箱では30Hz付近がダクトが動作する限界と思われます。

■スポット波(20、32、40、50、63、80、100Hz)の再生
Sub-Woofer-DDBH-PSW100-rev2-tokusei-03.jpg
ダクト開口部にて測定(ダクト面積=34cu、ダクト長=12cm)
↓  ↓  ↓
【YouTube動画】
posted by masamasa at 17:56| 自作サブウーファー