2015年02月05日

“音が紡ぐ総天然色立体映像”〜音のカタチ(形、姿、イメージ)を求めて♪

【音が紡ぐ総天然色立体映像】


■スピーカー出音から『音の距離感』『音像の大きさ』『音像の奥行き』『音の方向(左右、高さ)』等を感じ、脳内メモリーを総動員して『音像イメージ』を描き出します。
脳内データの量が多く、質が高いほど、音像をイメージしやすくなります。
慣れれば、意識しなくても自然にイメージが沸いてきます。
「音の三態」をバランスよく再現できるシステムがあって、無意識にイメージできるスキルが身につくと『素晴らしい音世界』が見えてくるでしょう。

■音の三態(三要素、Three Sound-Forms)
[1]測定できる音(Measuring Sounds)-周波数特性、室内残響、歪みなど
[2]形をイメージできる音(Forming Sounds)-音像、音場、輪郭、舞台、室内形状など
[3]抽象的な音(Invisible Sounds)-美しい、汚い、柔らかい、硬い、暖かい、冷たい、近い、遠いなど

■“音のカタチ(形、姿、イメージ)”と“音の輪郭”
たとえば実際のピアノの低音弦は「太く長く」、高音弦は「細く短く」なっていますが、音もそのような形を持っていると捉えると映像をイメージしやすくなります。
そして再生音の情報からピアノの向きや距離などを推測して三次元音像情報が得られます。
また、音の輪郭も色々で、細かったり太かったり、クッキリしていたりボヤケていたり、アニメ的だったり写真的だったりします。
posted by masamasa at 20:08| ローエンドオーディオの『コツ』

2014年09月07日

コンサートのオーディオ的鑑賞法『どうせ聴くなら良い席で楽しもう♪』〜生音編

■『最適な席(場所)で聴いた演奏会場の音』を自宅のオーディオシステムで再現することが「趣味のオーディオ」の最大目標ではないでしょうか。
そのために「良い席での良い音」を知ることが第一歩になると思います(笑)
つまり、良い生音を知ることこそが『趣味のオーディオのスタートライン』であります(キッパリ)

【例1】
hall-03.jpg

【例2】
hall-02.jpg

■楽器演奏で聴取者が最初に耳にする音が「直接音」ですが、この直接音で奏者(楽器)の位置(方向、距離、高さ)が認識できます。
奏者に近いと直接音が強く、離れるほど間接音の割合が多くなり「奏者の位置」が認識しづらくなります。
そんな訳で「オーディオ的に最適な席」=『直接音と間接音のバランスが良い席』と言えると思います。


■オーディオ的に良さげな座席位置

@左右のセンターは必要最小条件。
(中央席から左右に2席くらいが目安)

A小編成、小さい会場は近めで聴く。
(2〜5列目くらいが良いかも)

B大編成、大きい会場ほど遠めで聴く。
(3〜10列目くらいが良いかも)

C直接音と間接音のバランスが良い席で聴く。
(上記座席位置ならほぼ大丈夫と思われます)

D無料のコンサート、発表会等を有効利用する。
(内容はともかく、音の出方は確認できます。ちなみに近所のホールでは週末にパイプオルガンがタダで聴けたりします。)
稀にですが、一流アーティストの公開リハーサル(無料)があることもあります。こちらは積極的に利用したいものです。

といったことを念頭に置いて『座席選び』すれば幸せになれると思います。


■“良い席(チケット)”の入手方法

(1)主催者の偉い方と仲良くなる。
(2)会場の偉い方と仲良くなる。
(3)出演者と仲良くなる。


■録音はタスカムDR-07mkU(AB方式、16bit、44kHzでピークリダクション録音、40HzローカットフィルターON)、録音ポイントはSPから60cm。
再生プレーヤーは『AIMP3 ver3.55 , build 1345(26.03.2014)』


■再生曲

Leonard Bernstein / Jet Song(Boogie-Woogie)


■使用機器は、、、

自作PC(Win XP home、フルファンレス仕様)

↓(光接続)

KENWOOD DM-9090(DACモード)

↓(自作VCTF2スケアRCAケーブル)

DENON PMA-390IV

↓(VCTF2スケアケーブル)

TangBand W4-1320SIF
SP-BOX(底面開口型デュアルバックロードホーン/BS-10WH)
posted by masamasa at 20:07| ローエンドオーディオの『コツ』

2014年08月01日

【音域(帯域)呼称の定義】〜「重低音」ってどのくらいの低音?[オーディオ用語の基礎知識]

taiiki-teigi.jpg
●超低音=50Hz以下
この帯域だけだと音とは認識しづらい、風のようなフワッっとした圧力。
超低音の出方で「音場の空気感」「人や物の気配、オーラ」が変化します。

●重低音=50〜100Hz
文字通り「重みを感じる低音」(笑)
腹に響くようなドスッといった低音は、大体この帯域。

●低音 = 100〜300Hz
この帯域がしっかり出てると「ちょっと聴いて低音不足に感じない」
『-低音感-を演出する低音』ということになります。

●中音 = 250〜5kHz

●高音 = 2k〜20kHz
16kHz付近まで出てれば音楽鑑賞には問題無し(笑)

●超高音=20kHz以上
posted by masamasa at 06:23| ローエンドオーディオの『コツ』

2014年02月20日

趣味のローエンドオーディオ《基礎の基礎D》〜ケーブル選びで迷ったら『2スケアVCTFビニルキャブタイヤ丸形コード』

■オーディオシステム基礎の基礎【その5】
基本的には付属ケーブルで十分ですが、「もうちょっと上」を狙いたいなら迷わず『2スケアVCTFビニルキャブタイヤ丸形コード』です。
問屋さんなら100m巻きで10k以下、通販でも1m200以下で入手できるので、コストパフォーマンス高。
スピーカー、ライン、電源を纏めて同時交換するのが「吉」。



■録音はタスカムDR-07mkU(AB方式、16bit、44kHzでピークリダクション録音)、録音ポイントはSPから65cm。
再生プレーヤーは『AIMP3 ver3.55 , build 1338』+『ASIO4ALL v2』


■再生曲

Silent Partner/The Messenger
(YouTubeフリーBGM音源、MP3,48kHz,320kbps)


■使用機器は、、、

自作PC(フルファンレス静音仕様、WinXP)

↓(USB接続、DAC付属ケーブル)

SMSL SD-1955+(DAC)

↓(2スケアVCTFピンコード)

LUXMAN LXA-OT3(ステレオ2014年1月号付録)

↓(2スケアVCTF2芯丸形コード)

スキャンスピーク5F/8422T03(自作バックロード/SS-057BH-W)
posted by masamasa at 20:13| ローエンドオーディオの『コツ』

2014年02月19日

趣味のローエンドオーディオ《基礎の基礎C》〜『音は耳で聞く』&『音楽は心で聴く』

■オーディオシステム基礎の基礎【その4】
『音は耳で聞く』&『音楽は心で聴く』
気持ちの持ちようで「駄音」「駄耳」でも幸せになれます(笑)



■録音はタスカムDR-07mkU(AB方式、16bit、44kHzでピークリダクション録音)、録音ポイントはSPから65cm。
再生プレーヤーは『AIMP3 ver3.55 , build 1338』+『ASIO4ALL v2』


■再生曲

Bob Acri/Sleep Away
(Windows7-サンプル音源、MP3,44kHz,192kbps)


■使用機器は、、、

自作PC(フルファンレス静音仕様、WinXP)

↓(USB接続、DAC付属ケーブル)

SMSL SD-1955+(DAC)

↓(2スケアVCTFピンコード)

LUXMAN LXA-OT3(ステレオ2014年1月号付録)

↓(2スケアVCTF2芯丸形コード)

スキャンスピーク5F/8422T03(自作バックロード/SS-057BH-W)
posted by masamasa at 19:05| ローエンドオーディオの『コツ』

2014年02月18日

趣味のローエンドオーディオ《基礎の基礎B》〜『スピーカーが消える』は趣味のオーディオのスタートライン

■オーディオシステム基礎の基礎【その3】
オーディオで『スピーカーが消える(見えなくなる)』と表現したりします。
これは「スピーカーの存在自体を忘れてしまうようなサウンドイメージが目の前に浮かび上がる」ということかと思います。
この『スピーカーが消える』という現象は趣味のオーディオとしては基礎の基礎、いわば「スタートライン」です。

最終的な目標として『見える音』を奏(だ)したいものです。
スピーカーから出た一音一音を紡いだ映像を繋げて音のストーリーを創造する。
コレができたら素晴らしいですね。



■録音はタスカムDR-07mkU(AB方式、16bit、44kHzでピークリダクション録音)、録音ポイントはSPから50cm。
再生プレーヤーは『AIMP3 ver3.55 Beta』+『DAC専用ASIOドライバー』


■再生曲

エリック・ドルフィー/ファー・クライ
Eric Dolphy / Far Cry [NJ OJCCD-400-2]


■使用機器は、、、

自作PC(フルファンレス静音仕様、WinXP)

↓(USB接続、DAC付属品)

S.M.S.L SD-022+(DAC)

↓(自作VCTF2スケアRCAケーブル)

SMSL SA-S1+(20W+20W、TA2020デジタルアンプ)

↓(VCTF2スケア)

Fostex FF85WK(自作バックロード)
posted by masamasa at 21:10| ローエンドオーディオの『コツ』