2022年08月02日

手抜きで簡単で安い1段ラダー型ケーブル

DDVP-12.5-ML用に簡単で材料も必要最小限なラダーケーブルを作りました。

easy-ladder-cable-01.jpg

easy-ladder-cable-02.jpg

easy-ladder-cable-03.jpg

easy-ladder-cable-04.jpg

easy-ladder-cable-05.jpg

この方法だと難易度はカナリ低くなるし材料も最小。
1段ごとに分割して作ってから連結すれば複数段ラダーケーブルの製作難易度は大幅に低くなります。
posted by masamasa at 07:13| 自作オーディオ

2021年08月02日

スピーカー用・油漬け真鍮たわし仮想アースの製作

たわしアースは三週間ほど前に製作したんですが、油を入れると性能が安定し耐久性も良くなるとの情報(海外SNS)がありましたので、油を入れてみましたが有りと無しでの差は分かりませんでした。
ミシン油は空気に触れなければ20年〜30年変質しないので仮想アースの耐久性も同じようなものでしょう。

■材料(2個分)
蓋付きガラス瓶370mlx2個(DAISO)
真鍮たわし30g×10個(ヨドバシ)
バナナ用ターミナル2個(手持ち品)
銅線(2sqVCTF中身20cmx2、手持ち品)
ミシン油・適量(出光興産、70W-150、手持ち品)
シリコンコーキング(適量、手持ち品)

■製作
@蓋にターミナルを付けて銅線を繋ぎます。
Aターミナル裏側をシーリング。
B瓶の中に真鍮タワシ150gを詰め込みます。
C銅線をタワシの奥深く押し込みます。
Dミシン油を上から1cm程度まで注いで蓋をします。
E蓋の隙間をシーリングして完成。

oil-02.jpg

oil-03.jpg

oil-04.jpg

oil-01.jpg

仮想アース03.jpg
posted by masamasa at 14:13| 自作オーディオ

2020年11月21日

シールド線とノンシールド線

さて、今回の完成品シールド線からオリジナルのノンシールド線への変更で、マイクケーブル以外が全てノンシールド線になりました(^^)

ケーブルはカナレL-4E6S(0.2スケアx4+シールド線)からオーナンバ1.25スケアx3になりました。
canare.jpg
XLRプラグはノイトリック標準品の金メッキ仕様ですが、残念ながら弱磁性。
実は完全非磁性のAECOを使いたかったんですが高過ぎるので見送りました。

今回の交換では鮮度と躍動感が大きく向上、音場もさらに広大に。やはりノンシールド線はイイですね。
それにしてもケーブル一本でココまで変わるとは驚き。
小さな積み重ねが最後の最後で効いてきた感じでしょうかね。

ちなみにカナレのケーブルはハンダがテンコ盛りです。
これじゃハンダの音が乗っても不思議じゃないですね。
やはりハンダは必要最小限ってことで、、、(笑)
canare02.jpg
posted by masamasa at 22:15| 自作オーディオ

2020年11月20日

白土式XLRケーブル(3線分離型、ノンシールド・タイプ)

1.25sq単芯シールド線三本を使ったXLRケーブルです。
XLR01.jpg
XLR02.jpg

外被とシールド線は65mmカット
XLR03.jpg

ハンダ付けは圧着ハンダでハンダ量は必要最小限
XLR04.jpg
posted by masamasa at 18:34| 自作オーディオ

2020年11月05日

白土式マイクホルダー【スパイダーフローティング型】の製作

フローティングマイクの録音が思いのほか良い感じだったので、サイズアップでマイク用ホルダーを作りました。
mic holder-01.jpg

固定しないで乗せてあるだけなのでホルダーと呼ぶのは違うのかもしれませんが、インシュレーターと差別化するためホルダーと呼ぶことにします。

これで色々なセッティングが試せると思います。
さ〜て、上手くいくでしょうか?
mic holder-02.jpg

mic holder-03.jpg

mic holder-04.jpg

その前に、どうやって三脚に取り付けよう?
posted by masamasa at 17:26| 自作オーディオ

2020年06月23日

AECO銀メッキRCAプラグ入手〜正負分離型RCAケーブル(ノンシールドタイプ)の製作と試聴

AECOの銀メッキRCAプラグ(ARP-4045S)を入手したので正負分離型RCAケーブル(ノンシールドタイプ、1m)を作ってみます。
このタイプはAECO金メッキモガミ7553で作ってあり最近のお気に入りです。
完成後は上記3種で聴き比べしますか(笑)

【正負分離型RCAケーブル(ノンシールドタイプ)〜製作編】

使用線はオーナンバの撚り線単芯同軸マイクコードONB 1.25muです。
正負分離型RCAケーブル-01.jpg
正負分離型RCAケーブル(ノンシールドタイプ)の特徴は棘の無い出音で、音像は普通ですが輪郭が柔らかく甘い定位(=定位が悪い?)が特徴になります(笑)

@プラス線100cm、マイナス線98.6cmを各2本、計4本を加工。
正負分離型RCAケーブル-02.jpg
Aメッシュチューブ両端を糸で固定し、アウターシェル(固定用ネジと樹脂は不要)に通しておきます。
正負分離型RCAケーブル-03.jpg
Bプラス側→マイナス側の順にハンダ付けします。
正負分離型RCAケーブル-04.jpg
正負分離型RCAケーブル-05.jpg
Cハンダ個所を絶縁テープでシールド。
Dアウターシェルと干渉しないよう糸でしばり絶縁テープを巻きます。
正負分離型RCAケーブル-06.jpg
Eアウターシェルをねじ込んでから隙間を絶縁テープで塞ぎ、ガタを無くします。
F熱収縮チューブでカバー。
正負分離型RCAケーブル-07.jpg

尚、銀メッキは金メッキよりハンダ乗りが悪いので十分注意してハンダ付けしてください。
私のようなヘッタピーには今回使った1.25cuが限界で、2cuは厳しい感じがします。


【正負分離型RCAケーブル(ノンシールドタイプ)〜試聴編】

AECO金メッキ、銀メッキ、モガミ7553で比較試聴しました。
使用機器は、
ノートPC(Win7pro、64bit)

Topping D10
↓(ココに使用)
Triode VP-300BD

Alpair10M
正負分離型RCAケーブル-09.jpg

さて、いきなり相対比較での感想です。

■AECO金メッキ
豊潤で煌びやか。太い高音が気持ちイイ。

■AECO銀メッキ
サッパリ系で強調感が少なく歪み感極小なのでついついボリュームが上がってしまう。
特にしっとりしたボーカルが良い感じで、スローテンポなバラードは秀逸。

■モガミ7553
まさにハイファイ・スタンダードの貫禄でオールマイティ。
これで接続時の不安定さが無ければ鬼に金棒なんだけど、そうは問屋が卸さない(笑)


-----------------------------------------------------------------------

と言った感じですが、言葉で伝えようとするとナカナカ表現が難しい。
真空管に例えると金メッキは300B、KT120のイメージ、銀メッキは2A3、EL34のイメージと言えるかな。
もひとつ、銀メッキ正負分離型はラダー型RCAケーブルの標準機にベクトルが近い感じです。ラダー型は製作難易度劇高ですが、正負分離型は簡単なので簡易ラダー型として使う手もありです。

いずれにしても、それぞれ一長一短なので3種類揃えておくのが「吉」かな〜(をぃ)

最後に、、、
AECOでもう一歩先に行くのはアウターシェルの非磁性化でしょうか。
オプションでいいので非磁性アウターシェルを出してくれないかな( ̄ω ̄ )。o0

【参考記事】
オーディオ仲間のマイペースさんはAECOと極細ケーブルを組ませています。
なんでも細いケーブルのほうが音が良いそうです(驚)

ブログ記事へのリンク
posted by masamasa at 15:11| 自作オーディオ