2019年07月19日

小澤氏設計「スリースター」(ダクト付バックロード、Vented Back-loaded Horn)を検証してみました♪

オントモムック「STEREO編、これならできる特選スピーカーユニット」を購入しました。
目的は付録の「MarkAudio OM-MF519」ですが、何と小澤氏設計のダクト付バックロードが掲載されてました。
ってことで、早速検証してみました(笑)

OZAWA-OM-MF519-DDBH.jpg
方式:ダクト付バックロード(Vented Back-loaded Horn、VBH)
サイズ:W.134xH.502xD.242(mm)
空気室容積:0.75L
スロート面積:17.6cu
ホーン開口面積:112.2cu
ホーン長:127cm
ダクト面積:33cu
ダクト長:12.8cm

といったデータになりますが、ホーンイメージも非常に良い感じだと思います。
内容的にはまさにDDBHそのものです。
DDBH設計の推奨値と比較してみると、
空気室容積とスロート面積はやや小さめ。
ホーン開口面積、ホーン長、ダクト面積、ダクト長、全体サイズはすべて推奨値の枠内に収まってます。
これなら十分な音質で鳴ってくれるでしょうね。
尚、「バックロードは作ってみないと分からない」という声を多く聞きますが、数多く作ってると図面を見ただけで大体予想できるもんです。

さて、肝心のOM-MF519は只今慣らし中。
OM-MF519-01.jpg
見た目の違いはコーンの色、センターキャップの形状、キャンセルマグネットの有無になります。
現段階では前モデルとの音質差は感じません(爆死)
ただ、ハイパーバスレフ箱(HB-08F)でも十分な低音が出てるので「ダクト付バックロード」は不要かもしれません。
OM-MF519-02.jpg
わたし的にはダクト付バックロードの旬は過ぎちゃった感じで、今はハイパーバスレフがマイブームです。

それにしても長岡鉄男氏が否定していた「ダクト付バックロード」をステレオ誌が取上げるとはビックラコンです。
長岡神話もそろそろ終焉が近づいてきたってことなのでしょうか?
ぅ〜ん、、、気になって夜しか眠れそうにありません!!!
posted by masamasa at 20:15| 自作スピーカー

2019年06月27日

「ダクト付きバックロードホーン」「バックチャンバーレスバックロードホーン」とは何ぞや?

最近SMSLの小型DACが相次いで昇天してしまったので、FX-04Jでもと考えてましたがNFJではずっと売り切れ状態。
あちこち探してたらコイズミ無線さんにありました、しかも+付き(笑)
他に良さげな物を探してたら、何時の間にか「巷で評判の良いTopping」も扱ってたんですね。

そんなコンナで、FX-04J+とD10をゲット!!!
FX-04J+.jpg
Topping-D10.jpg
音はドチラもお値段以上、FX-04J+はかなり熱くなるので寿命は短そうです。
ちょい高くなりますが「音質、使い勝手、寿命」を考えたらD10ですね。
ちなみにD10は専用ドライバーが必須で、Win XPではドライバーがインストール出来ない残念仕様。

ってことで、本題。
コイズミさんのページで気になる記事発見!
K-musen-event.jpg
な、、、なんと、、、「ダクト付きバックロードホーン」「バックチャンバーレスバックロードホーン」だそうです(笑)

MJ誌は20年以上目にしてないですし、近所のツタヤではMJ誌もStereo誌も扱ってないので確認できません。
ダクト付きバックロードホーンってのはDDBH、BHBS的な箱だろうと想像できますが、バックチャンバーレスバックロードホーンってのは初耳ですね。
よくよく考えてみたらヴォクサティヴのBHが近いのかな?
voxativ-ampeggio.jpg

そういや以前、Voxativ Ampeggioの検証記事を書いてました(笑)
おそらくはアンペッジオ的な構造ではないかと想像しますが、実際の内部構造が気になります。
いずれにしても、オーディオ雑誌で一般的に認知されてない構造のエンクロージャーが掲載されるのは良いことです。
posted by masamasa at 10:14| 自作スピーカー

2019年05月30日

「Pluvia7PHD」と「Pluvia7HD」のメーカー公表周波数特性について

ブログ更新をサボっている間にPluvia7HD(メタルコーン、Alpair7の後継機)が発売されていましたが、両機の周波数特性図が同じグラフなことに気付きました。
そこでコイズミ無線さんに確認をお願いしましたが、本日返事があり「Pluvia7PHDの特性図が間違っていたので修正しました」とのことです。
早速コイズミさんのページで確認しましたが、自宅で測定した特性と似たカーブでしたので一安心しました。
PHD+HD.jpg

ところでPluvia7PHDは5kHzから上の音圧が低いので高音不足になりそうですが、聴感では「やや足りないかな」くらいです。
この特性が幸いしてか、古い音源(特に1950年代以前)との相性がバッチリです。
最近「名曲を聴く会」という脳活イベントを始めましたが、古い音源が多いのでMAOP7よりもPluvia7PHDを選択しました。
Pluvia7PHD+SidePress.jpg
posted by masamasa at 20:14| 自作スピーカー

2019年05月20日

なんと、、、4ヶ月ぶりの更新です(爆死)

ネタも無く、帯状疱疹で医者通いしてたこともあってブログの更新をサボってましたが、イベントの企画を考えたり使用する音源を2TBのHDDに纏めたりしてました。

、、、ということで、昨日、『第1回・真空管アンプとホーンスピーカーで名曲を聴く会』という脳活イベントを開催しました。
meikyokuwokikukai-01.jpg

meikyokuwokikukai-02.jpg

和室35畳に24人入ると、8Wのアンプと10cmフルレンジでは音圧が微妙に足りません。
こうなると、放置してあったMAOP11を登場させるのが良さそうです。
MAOP11.jpg

持ち運びを考えると、三六板で2台取れるサイズが理想です。
となると、ハイパーバスレフが最適かな?
HB-15F-Rev2-01.jpg

さ〜て、次の名曲を聴く会までに完成するでしょうか〜???
posted by masamasa at 09:06| 自作スピーカー

2019年01月02日

Bel Suono KF1018Aは見た目通りの大人な出音で躍動感は程々(笑)

KF1018A(10cmフルレンジ)はコイズミ無線のオリジナルユニットで、「Bel Suono(美しい音)」シリーズ第1弾。
「コストパフォーマンス抜群!躍動感溢れるサウンド!!」ということです。

ってことで、早速測定してみました!!!
Bell-Suono_KF1018A-tokusei.jpg
単体でのf0は85Hzってことですが、DDBHの組み合わせで40Hzまでしっかり伸びています。
ただ、聴感での低域量感は程々で、もうチョイ欲しい感じです。
高域は控え目でキラキラ感は弱く、躍動感もさほど感じません。
高域のイメージはAlpair7MSと似た感じでしょうかね。
音場の見通しは良いが、空間はやや狭目。
クオリティー的にはお値段以上で、トータルではハイコストパフォーマンスです。
特にヴォーカルの質感は良い感じで、今風のハイコンプ録音とは相性が良さげ。

■サイモン&ガーファンクル/スカボロー・フェア

■録音はタスカムDR-07mkU(AB方式、16bit、44kHzでピークリダクション録音)、録音ポイントはSPから65cm。 再生プレーヤーはAIMP3。
■再生曲
Simon & Garfunkel / Scarborough Fair(1966)
■使用機器
自作PC(WinXP-home、SP3)
↓ (光接続)
C.E.C DA5(DAC)
↓ (自作BLケーブル、CANARE/L4E6S)
Nmode X-PM7(1bitデジタルアンプ)
↓ (自作8段ラダー型スピーカーケーブル)
コイズミ無線 KF1018A(BOX : DDBH-10-FERMENTO)
posted by masamasa at 11:13| 自作スピーカー

2019年01月01日

バックロードホーンの歴史と進化【2019年版】

■バックロードホーンの歴史と進化【2019年版】
BH-2019.jpg

■ダイナミック型スピーカーユニットは基本構造に大きな変化はありませんが、ボックス構造は確実に進化してきています。
省エネ目線で考えると、「高能率ユニット+高能率ボックス」が理想なんですが、
多くのメーカーは「低能率スピーカー+高出力アンプ」に突き進んでいます(笑)
昨今では、単体ユニットも低能率タイプが主流になっているので個人で出来ることは限られてきます。
現状では『出来るだけ能率の高いユニット+効率が良く大き過ぎない箱』が最善な気がします。


■正常進化系

初期型バックロードホーン(1950年代?)

ダンプド・バックロードホーン(1970年代)
BH02.jpg

ダンプダクト・バックロードホーン(1980年代)
BH03.jpg


■派生進化系(1)

初期型バックロードホーン(1950年代?)

バックロードバスレフ(2000年代?) ← ダブルバスレフの要素を付加
BH04.jpg


■派生進化系(2)

初期型バックロードホーン(1950年代?)

ツインロードホーン(1990年代)-テクニクスSST-1

スタガード・トリプルバックロードホーン(2000年代)-ホーンの多数化
staggered_tripple_back_loaded_horn_image.jpg


■派生進化系(3)

ツインロードホーン(1990年代)-テクニクスSST-1

スタガー・ダンプダクト・バックロードホーン(2010年代)-ツインホーン+ダンプダクト
Stagger-Damp-Duct-Image-02-W500.jpg


■派生進化系(4)

ダンプダクト・バックロードホーン(1980年代)

サブ・ウーファー化[AS/DDBH](1990年代)
ASDDBH-woofer-image-2017.jpg


■派生進化系(5)

シングルバスレフ

ハイパーバスレフ(2010年代) ← バックロードの要素を付加
Hyper-Bass-Reflex-image-03.jpg

さて、今年は新元号になりますが、自作スピーカー界でも新しいメソッドが出てくるような予感がします。
いったいどんなとしになるのでしょうかぁ〜!?
posted by masamasa at 09:52| 自作スピーカー