2022年12月18日

秋月10cmフルレンジユニットの使いこなし

秋月の350円スピーカー(E-Sound DXYD104W-60P-8A-F)ですが小音量なら問題無しですが、音量を上げていくとフレームが鳴きだします。
手持ち4台の内3台はNG、1台はギリギリ許容範囲。
そこでフレーム鳴き止めを施しました。

バッフル取り付け面にはパッキンを、内部バスケットの鳴きやすい部分には鉛シートとブチルゴムで対策です。
image.jpg

nakidome.jpg

結果、チェンバロの繊細な響きもなんとか再現できるようになりました。
たかが350円のスピーカーに手を加えるのは勿体無い気もしますが、クラシックを聴くのであれば鳴き止めは必須かもしれません。

posted by masamasa at 16:39| 自作スピーカー

2022年09月22日

Voigt Pipe with Damp-Duct(ダクト付きTQWT) for MarkAudio OM-MF4-MICA

スピーカーの図面を整理していて、閃いたので図面にしてみました。
ただ、今回の付録ユニットは購入しないので作ることはないと思います。

■DDVP-06-ML/設計図&板取り図
  (12mm合板、600ミリx900ミリx1枚=1ペア)
DDVP-06-ML-01.jpg

整理中の図面1,100機種のうち作ったのは半分弱で残りは企画倒れと言うことになります。
JW-CAD導入前の方眼紙&青焼きの図面はデータ化してないのでトータルでは1,500機種以上あるとおもいますが、全てひっくるめて残しておきたいと思う図面は100に満たないでしょうか(笑)
posted by masamasa at 20:02| 自作スピーカー

2022年08月28日

TQWT(ML-Voigt Pipe)のダクト調整

TQWT(Voigt Pipe)は主に共鳴管とヘルムホルツ共鳴器の複合動作をします。
一般的なTQWTはヘルムホルツ共鳴(バスレフ動作)には重きを置いていませんが、ダンプダクトを積極的に利用しているDDVPシリーズ、TWTDシリーズは500Hz付近までダクトが影響します。
また低域レンジを欲張ると100Hz〜300Hzに大きな谷が出来たりするのでサジ加減が難しいところです。

ってことで、ケチケチ仕様DDVP-10-MLのダンプダクトを検証します。

1/4λ共鳴管として動作すると51Hzくらい、標準ダクト(ダクト面積=71.5cm2、ダクト長=13.2cm)でバスレフ動作すると70Hzくらいになります。
が実際は複合動作するので総合共振周波数は微妙にズレるようです。
そこでダクト面積を100%、65%、30%とした特性を比較してみます。
Pluvia7HD+DDVP10ML-03.jpg

まずは軸上1mの特性。
Pluvia7HD+DDVP10ML-01.jpg

続いてダクト直近の特性。
Pluvia7HD+DDVP10ML-02.jpg

こんな感じですが100Hz〜500Hzの影響は思ったほど大きくはなさそうです。
ダクトが小さくなるほど60Hz〜120Hzの音圧が下がり、50Hz以下はアップするようです。
一般的な音楽ソースでは標準ダクトが良さそうですが、好みでダクトを小さくするのもありですね。
ここいらは好みの問題でしょう。
posted by masamasa at 13:40| 自作スピーカー

2022年08月25日

ハイパー・ヴォイトパイプ実験機の設計図&板取り図(製作未定)

HVP-10F[plan]
HVP-10F-01.jpg

HVP-10F[cutting]
HVP-10F-02.jpg

HVP-10R[plan]
HVP-10R-01.jpg

HVP-10R[cutting]
HVP-10R-02.jpg

吸音材
felt and polyester wool.jpg
posted by masamasa at 09:28| 自作スピーカー

2022年08月23日

ハイパー・ヴォイトパイプ(Hyper Voigt Pipe)構想

ブックシェルフタイプ共鳴管の構想です。
ボックス高450mmで2回折り返しのホーン長120cm前後、さらに横幅、奥行きを抑えて設計。

背面ダクト仕様はホーン端にダクトが付くタイプで想定内の音が出ると思いますが、前面ダクトタイプは全く初めての構造でどんな音が出てくるか想像できません。
さ〜て、どんな結果が出ますやら(笑)

HVP-10R-01.jpg

HVP-10F-01.jpg
posted by masamasa at 22:29| 自作スピーカー

2022年08月15日

低音の伸び、量感が欲しいならDDVP-12.5を(笑)

CHP90micaとDDVP-12.5-MLのエージングがほぼ終了して中高音は良い感じになりましたが、ソースによっては低音が物足りない時があります。
ただレギュラーサイズのDDVP-12.5になると1.5倍サイズになるので悩ましいところですね。

【DDVP-12.5/設計】
DDVP-12.5-01.jpg

【DDVP-12.5/板取り】15mm合板、三六板x1枚=1台分
DDVP-12.5-02.jpg


■CHP-90 mica + DDVP-12.5-ML 【初期エージング終了後】

posted by masamasa at 20:31| 自作スピーカー