2019年11月24日

「第14回・宇都宮手作りオーディオ会参加報告」と「ステレオ紙・自作スピーカーコンテスト」について

昨日(2019/11/23)、第14回・宇都宮手作りオーディオ会に参戦してきましたので、皆さんの作品を簡単に紹介(^^)

■会場の様子
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■ひでじさんの復活アンプと17cmコアキシャル
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前回開催中に落として壊れてしまったアンプが音質アップで完全復活したそうです。
17cmコアキシャルはネットワークを変更してリニューアル。低音のだぶつきが抑えられてサッパリ風味に(笑)

■SekiguchiさんのJ-FET-12AX7-EL84CSPP真空管アンプ
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クロスシャント・プッシュプルはなかなか聴く機会がないので貴重な体験をさせていただきました。
しなやかで優しい音色は素晴らしいです。
17cmコアキシャルだと低域の制動がキツそうですので、小口径フルレンジのほうが相性良く鳴らせそうです。
尚、Sekiguchiさんは「妻有手作りオーディオの会」会長さんで今回初参加です。
プレゼントのDDBH箱はSekiguchiさんに貰われていきました。色々いじってお楽しみください(笑)

■マイペースさんのDACとSDカードプレーヤー
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■DAC内部
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な、、、なんと、、、ディスクリートで組んだマルチビットDACです。

■私の6cmSDDBH
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今回は、6cmSDDBHの紹介とインピーダンス測定のデモをさせていただきました。
ついでにプレゼント用10cmDDBHも聴いていただきました。
おかげさまで10cmDDBHも2本のUSBケーブルも里親殿に引き取られていきました。末永く可愛がってやってください。

■アミーさんの生演奏
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あいや〜〜流石にアルトサックスの生演奏は素晴らしい!!!
私の発表でサックスの音源を流して「アミーさんに挑戦」とかのたもうてしまいましたがお恥ずかしい限りです。生演奏には全く敵いませぬ。

ということで皆さんの作品、演奏の紹介でした。

ところで、今回はギャラリー参加だったブヒブヒさんから「第10回スピーカーコンテスト」一次審査通過の案内が来たとの報告がありました。尚、ブヒブヒさんは第9回の一般部門本選入賞の強者です。
ってことは、私は今回も書類審査落ちということで絶賛連敗中です(爆死)
外身より中身という思いでチャレンジしてきましたが、、、、皆さんから、、、

中身より外身が大事でしょう!!!

とか

ただの四角い箱じゃね・・・!!!

といったアドバイスをいただきました。
今までDDBHとかSDDBHとかハイパーバスレフとか方式にこだわったり、内部配線にラダー型ケーブルを使ったりして「中身重視」でエントリーしましたが、外観のデザインとか仕上げとかは苦手なんですよ。
こんな感じなので今後の『予選通過は不可能』との判断に至りました。よって「ステレオ紙・自作スピーカーコンテスト」への挑戦は第10回をもちまして終了します。

ちなみに、下は前回の手作りオーディオ会で聴いてもらったスピーカーです。
HB-08F.jpg
音的にはそこそこ良い感じでしたが、残念ながらこの箱も書類審査落ちでした。
現実は厳しいですな。。。(ボソッ)
posted by masamasa at 07:24| 自作スピーカー

2019年11月03日

“バックロードホーンの終着点”の一歩先〜STDDBH(スタガートリプル・ダンプダクト・バックロードホーン)

トリプルホーンの「STAG3-10T」をダンプダクト化すると「スタガートリプル・ダンプダクト・バックロードホーン」になります。
センスのない長いネーミングですが、SDDBHの一歩先の風景が見られそうです。

■STAG3-10T/開口部の変更
tripple-horn-DDBH.jpg

※スタガード・トリプルバックロードホーンのDDBH化は未検証です。
トリプルホーン、デュアルホーン、ダンプダクト等のデータからダクト面積、ダクト長を導き出しています。
2ホーンは可変ダクトになってますので正解値に近い特性が得られると思います。
尚、ダンプダクト化でユニットとの適応力も向上するので、駆動力の弱いユニットでも問題なく使えると思います。
posted by masamasa at 11:07| 自作スピーカー

2019年10月31日

バックロードホーンの終着点〜SDDBH(スタガー・ダンプダクト・バックロードホーン)

これまでバックロード系のボックスを色々と作ってきましたが、設計のしやすさ、作りやすさ、低コストを考えると特性の違う2つのホーンの出口にダクトを付けたSDDBHがバックロードの終着点という気がしてきました。
3ホーン以上のダンプダクト化の可能性は無限大ですが、設計製作の難易度も無限大なので先が見通せません。
私のような素人が作るんであればSDDBHが最適と考えます。

ってことで、改めてSDDBHのインピーダンスを録ってみました。
青線が5cm-SDDBH、赤線が10cm-SDDBHの特性です。
SDDBH-impedance.jpg
インピーダンス特性は山谷が密で複雑に入り組んでおり、ホーン、共鳴管、バスレフといった要素が複合動作していることが読み取れます。
1つの箱に多くの要素が含まれているので、ユニットに合わせて最適な設計をし、部屋の特性、個人の好みに合わせた調整、使いこなしが出来れば頂点クラスのパフォーマンスが可能になると思われます。

尚、ダンプダクトやデュアルホーンには否定的な意見もありますが、最後に上から目線で言っておきます。

頂点クラスのSDDBHを聴かずしてバックロードを語るなかれ!!!

このようなセリフ、一度言ってみたかったんだよね〜(笑)
posted by masamasa at 10:45| 自作スピーカー

2019年08月24日

改めて「ダンプダクト効果」と「ハイパーバスレフ効果」について考えて みました♪

■ダンプダクト・バックロードホーン(DDBH)
バックロードホーンの開口部にダクトを付けるとホーン共振が低いほうにシフトしますが、全ての共振が同じようにシフトするわけではなく、低い帯域程シフト幅が大きく、高い帯域程シフト幅が小さくなります。
具体的には100Hz以下は全域で同じようにシフトし、100Hzより上のシフト幅は徐々に小さくなり約500Hzまでシフト効果があります。
上記は、特性上の変化ですが、聴感変化は複雑で見極めが難しくもあります。
具体的効果は、、、
@低域レンジが伸びる
A低域の量感がアップ
B低域の締りがアップ
Cピーク、ディップの軽減(特性フラット化)
D透明感、静寂感がアップ

こんなところですが、ダクト面積変更、ダクト長変更で微調整出きるのが大きな特徴です。
尚、普通のバックロードホーンとDDBHでは「音のベクトルが違う」ので、同じような音を出すことは難しいと思います(と言うか、不可能だと思う、、、笑)
20cm-Back-Horn+DampDuct.jpg


■ハイパーバスレフ(HB)
どんな方式のエンクロージャにも最適サイズがあって、大きすぎても小さすぎても最適に動作させるのが難しくなります。
ハイパーバスレフはシングルバスレフとダブルバスレフの中間サイズで「シングル&ダブルの良いトコ取り」を目指して最適動作させる方式になります。
具体的効果は、、、
@低域レンジの拡大
A低域量感アップ
B中高域の歪み感減少

などです。
この方式もダクト面積、ダクト長の変更で微調整が可能です。
Hyper-BR-02.jpg


[2019/08/25追記]
20cmBHでのダンプダクト有る無しでインピーダンス変化を測ってみました。
duct-effect.jpg
100Hz以下で変化幅が大きく、周波数が高くなるほど
変化幅が小さくなる傾向があります。
500Hz以上は測定値でも聴感でも変化は感じませんので、ダンプダクトの影響は500Hz付近までと考えられます。

ダンプダクト設計のツボですが、最低域を欲張りすぎると量感が減ってしまう(100Hz〜200Hz付近でレベルダウン)し、バックロードの良さが減少してしまうのでホドホドに(笑)
私は『ドンシャリ好きな量感重視派』ですので、基本的には80Hz〜200Hzを重視した設計をしています!!!

 ※ダンプダクトを思いっきり最低域重視に振ってサブウーファーに利用すると、上手い具合に80Hz以上が減ってアコースティックフィルターとして機能します。ダンプダクトの設計次第で色々な利用法が考えられます(^^)
posted by masamasa at 17:43| 自作スピーカー

2019年08月23日

ハイパーバスレフのダクト開口部特性(HB-08、FHB-10F、HB-15F)

ダクト開口直近での特性を測ってなかったので3台まとめて測定しました。
HB-kaikou.jpg

■MarkAudio OM-MF519(8cmフルレンジ) + HB-08F
HB-08F-kaikou.jpg

■MarkAudio Pluvia7HD(10cmフルレンジ) + HB-10F
HB-10F-kaikou.jpg

■MarkAudio MAOP11(15cmフルレンジ) + HB-15F
HB-15F-kaikou.jpg

8cmと10cmは良い感じですが、15cmはイマイチですね。
聴感でも15cmは低域の伸び、量感とも少なめで、低音感は8cm、10cmに負けてます。

ってことで、15cm版ハイパーバスレフは再検討が必要ですね。

[2019/08/24追記]
【参考資料】
■DDBH&バックロードホーンのダクト開口部特性(8cm & 8.5cm & 10cm)
・Alpair5v2 + DDBH-B08-ML
8cmDDBH-kaikou.jpg
・Pluvia Seven + DDBH-10-FERMENTO
10cmDDBH-kaikou.jpg
・FOSTEX FE88-Sol + BK88-BH(純正バックロード箱)
FE88Sol-kaikoutokusei.jpg
posted by masamasa at 16:24| 自作スピーカー

2019年08月09日

Zlogger(IW7706専用測定ソフト)の使い方(補足編)

メーカーさんのマニュアルだと分かりにくい箇所がありましたので、簡単に補足しときます。

1.「仮想シリアルポートドライバ」と「Zlogger(IW7706専用解析ソフト)」をインストールします。
ドライバーは64bit用(x64内)と32bit用(x86内)が有りますので使用PCに合ったドライバーをインストールしてください。
IW7706-driver.jpg
インストール自体は1〜2秒で終わってしまうので「あれっ?」って感じになります。不安でしたら「コントロールパネル」から「プログラムと機能」と進んで「Windowsドライバパッケージ-Microchip Technology・・・・・」を確認してください。コレがあれば正常にインストール出来てます。

2.Zloggerを使うには「.NET Framework 4以上」が必要になりますが、Windows XP SP3以降のOSなら動作するはずです。
Zloggerはインストールする必要はありません。「zlogger.exe」をクリックするだけでソフトが立ち上がります。
Zlogger-01.jpg
ソフトが起動したらUSBケーブルを接続し、「ファイル⇒測定器を接続(0)」をクリック、さらにCOMポートを指定して接続、これで使用準備が終了です。

3.初めて使う時は説明書に従い必ず「校正」をしてください。
校正自体はわずか数秒で終了します。ワニ口クリップなどで接触不良があると「out of range」と表示され校正は行われませんので注意が必要です。

4.校正が終わればいよいよ測定です。
「測定開始」をクリックすると設定画面が表示され、周波数帯域は最大で20Hz〜20kHz、ポイント数は最大で1,000ポイントが選択できますが、フルレンジスピーカーでああれば20Hz〜5kHz、150ポイントで必要十分と思います。
設定が決まったら「測定開始」をクリックして測定が始まります。
Zlogger-02.jpg

5.正常に測定が終了すると、グラフが表示されます。
尚、「画像として保存」すると後で再表示できませんので、「CSVとして保存」をオススメします。
測定画面右上には測定順の番号が割り振られますが、CSVファイルを再表示させたときは右上にファイル名が表示されるので分りやすいファイル名にしておきましょう。
Zlogger-03.jpg

6.保存したCSVファイルを読み込んで「画像として保存」するとpngファイルとして保存されます。
zlogger-04.png
↑上のグラフは「MarkAudio Pluvua Seven PHD(10cmフルレンジ)」とSDDBH(スタガー・ダンプダクト・バックロード・ホーン)を組み合わせた場合の特性です。
SDDBHは1ユニットで特性の違う2つのバックロードホーンを駆動し、それぞれの開口部をダクトで塞いだ方式で、バックロードのクセを押さえつつ低域を強化できる方式です。
インピーダンス特性も複雑になることが多く、上のグラフでは大きい山が5つ、小さい山が2つとショートホーンとしてはかなり複雑な特性になります。

最後に応用編(笑)
グラフからだと山、谷の正確な周波数がわかりませんが、保存したCSVファイルを表計算ソフトで開くとスポット周波数とスポットインピーダンスが表示されるので、インピーダンスカーブの山と谷の周波数が分かります。
これって結構役に立ちますよ♪
Zlogger-05.jpg
posted by masamasa at 11:36| 自作スピーカー