2012年03月19日

オイルステイン(木部用着色剤)

スピーカー工作では仕上げで悩むことがあります。
表面に薄い集成材や突き板を貼るのは難しいし、お金も結構掛かります。
簡単なのは塩ビシートを貼るか、着色ニス等で塗装するといったところでしょう。
R加工してると塩ビ貼りは出来ないし、着色ニスも手塗りだとムラになりやすく大変です。
スプレーだと巧く塗れない箇所もあるし、お金もかさみます。
そこで、、、
手塗りで着色して、手塗りでクリア仕上げがオススメです。この組み合わせだとムラになりにくいし金銭的負担も少なくてすみます。

で、、、ここからが本題(笑)
木部の着色にはオイルステイン(油性の物、水性はオススメしません)を使いますが、メーカーによって使い心地、仕上がりが違います。
オススメはオリンピック・オイルステイン(アメリカ製)です。基本的には屋外用なので溶剤等の臭いはあります。が、天然系の溶剤と鉱物系の顔料を使っているようなので人体への影響は少ないと思われます。実際、我が家では20年以上使ってますが健康被害は出てません(笑)

oil-stain-1.jpg
OLYMPIC OIL STAIN(左:半透明・711コーヒー/中:半透明・717ナチュラルレッドウッド/右:ソリッド・オクスフォードブラウン)
3缶とも15年以上前のもので今でも問題無く使えてます。


oil-stain-2.jpg
見本帳です。左がセミトランスパーレント(半透明)、右がソリッドカラー(艶消し濃色塗りつぶし)
各30色あるのでお好みでど〜ぞ(笑)


さて、、、オリンピックステインの良いところを上げてみます。

1:適当に塗って適当に拭いておけばOK。色むらになりにくいので塗装に不慣れな人でもOK。(半透明タイプ)
   (このステインでも巧くいかない場合は、才能がないと諦める、、、爆死)
2:綺麗な木目が出る。木口も濃くなりすぎず綺麗。(半透明タイプ)
3:合板の木口が目止め無しでも綺麗に塗れる(ソリッドタイプ)
4:鉱物系顔料で色あせしにくい
5:他いろいろ
↑これらは15年前の製品での評価です。現在は内容が変わってる可能性有(輸入代理店も替わったようです)

ちなみに車載用のバックロードホーンはソリッドカラーのオクスフォードブラウン色を塗ってから20年以上たちますが、ほとんど色あせしてません。

ということで、、、

木部着色剤といえばオリンピック・オイルステイン、、、これ最強也♪
posted by masamasa at 13:56| Comment(2) | 自作オーディオ
この記事へのコメント
叶V宮商行の落合と申します。オリンピックテインご愛用頂きありがとうございます。
今油性廃盤になり、水性に切り替わりました。
色数160色に増えました。
一度使って見て下さい。
宜しくお願い致します。
お問い合わせ先:03-3649-7131
Posted by 落合美恵 at 2016年10月25日 15:56
古材風の塗料を探してます。

サンプル調が欲しいのですがいただけますか?

有料ですか? 無料ですか?
Posted by 岸本宗友 at 2018年08月31日 16:50
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