2019年08月08日

東京デバイセズのUSBオーディオ・インピーダンス・アナライザー(IW7706)の導入♪

今までは「My Speaker」でインピーダンス測定していましたが、アンプとの相性があってD級アンプ、BTLアンプ、球アンプでは発振等が起こったり、グラフ画像が乱れたりしました。
昨年、インピーダンス測定用アナログアンプが壊れてからどうしようか考えていましたが、新アンプを導入するよりお安く上がるので東京デバイセズの「アンプ無しでインピーダンス測定が出きるIW7706」に決定しました。
TD-IW7706-impedance-analyzer.jpg
.NET Framework 4がインストールできるWindows XP SP3以降のOSなら動作するのもありがたいところです。

ってことで、早速MarkAudio Pluvia Seven HD をハイパーバスレフ箱に入れて、ダクト面積を変えたときのインピーダンス変化を専用ソフト(Zlogger)で測定してみました。
Zlogger+HB-10F.jpg
コンナ感じで、校正機能もあるので正確なインピーダンスが測定できます。

オリジナルなエンクロージャーを設計する際は、正確な箱の特性を理解することが必要になります。
単機能ですが簡単に正確なインピーダンス測定が出きる東京デバイス「IW7706」は心強い見方になってくれるはずです。コレ超オススメですよ(笑)


【2019/08/10-追記】
MarkAudio MAOP7単体のインピーダンスを測定してみました。
(測定範囲:20Hz〜5kHz、測定ポイント数:150)
MAOP7-imp.jpg
箱に入れた場合はユニットのバラツキの影響が小さくなりますが、単体のインピーダンス特性は結構バラツキががあります。特にf0は10%くらいの誤差が普通だったりします(笑)
今回のZloggerでの測定値はメーカー公表値と比較してもカナリ似たものとなっています。これだけ正確な測定が出きるなら12,800円(税別)はお安いと思います。
posted by masamasa at 14:07| 自作スピーカー