目的は付録の「MarkAudio OM-MF519」ですが、何と小澤氏設計のダクト付バックロードが掲載されてました。
ってことで、早速検証してみました(笑)

方式:ダクト付バックロード(Vented Back-loaded Horn、VBH)
サイズ:W.134xH.502xD.242(mm)
空気室容積:0.75L
スロート面積:17.6cu
ホーン開口面積:112.2cu
ホーン長:127cm
ダクト面積:33cu
ダクト長:12.8cm
といったデータになりますが、ホーンイメージも非常に良い感じだと思います。
内容的にはまさにDDBHそのものです。
DDBH設計の推奨値と比較してみると、
空気室容積とスロート面積はやや小さめ。
ホーン開口面積、ホーン長、ダクト面積、ダクト長、全体サイズはすべて推奨値の枠内に収まってます。
これなら十分な音質で鳴ってくれるでしょうね。
尚、「バックロードは作ってみないと分からない」という声を多く聞きますが、数多く作ってると図面を見ただけで大体予想できるもんです。
さて、肝心のOM-MF519は只今慣らし中。

見た目の違いはコーンの色、センターキャップの形状、キャンセルマグネットの有無になります。
現段階では前モデルとの音質差は感じません(爆死)
ただ、ハイパーバスレフ箱(HB-08F)でも十分な低音が出てるので「ダクト付バックロード」は不要かもしれません。

わたし的にはダクト付バックロードの旬は過ぎちゃった感じで、今はハイパーバスレフがマイブームです。
それにしても長岡鉄男氏が否定していた「ダクト付バックロード」をステレオ誌が取上げるとはビックラコンです。
長岡神話もそろそろ終焉が近づいてきたってことなのでしょうか?
ぅ〜ん、、、気になって夜しか眠れそうにありません!!!