2019年01月18日

ハイパーバスレフ方式(Hyper Bass-Reflex)の特徴

ハイパーバスレフ検証用に8cm、10cmボックスを作りましたがホボ想定内の結果が出ました。
ってことで、改めてハイパーバスレフの特徴を纏めて見ます。

■ハイパーバスレフ方式の特徴■
@音のベクトル(方向性)はバスレフ系とバックロード系の中間くらいに位置する
A複合動作型としては構造が簡単で、比較的小型にできる
Bバスレフ方式にバックロードの要素を取り入れることで、低音を効率的に引き出せる
C同サイズのバスレフ、密閉では得られない鳴りっぷり、スケール感を出すことができる
D複合制動を掛けコーンの動きを抑制しているのでパワーが入る
E2枚の仕切り板が斜めに入ることで特性のアバレ、定在波が押さえられ、必要最小限の吸音材で済む


■同サイズBOXのバスレフ、ハイパーバスレフの内部構造比較
Hyper-BR-constraction-01.jpg

■同サイズBOXのバスレフ、ハイパーバスレフの周波数特性比較
Hyper-Bass-Reflex-image-06.jpg