外見は全く同じで、内部の仕切り板2枚の違いだけです。

内部はパーツB、Dの仕切り板の有無だけで、バスレフダクトも全く同じ。
吸音材は必要最小限に使用しています。

肝心の音ですが、小〜中音量では違いが分かりません(笑)
ただ大音量になると普通のバスレフの方が歪っぽくなってきます。
2枚の仕切り板が効いているのか、箱泣きはハイパーバスレフの方が少な目です。
低音の大入力では、バスレフよりハイパーバスレフの方がコーンの振れが少ないので大入力時の歪には有利に働いているようですね。
通常の使用では音質的には大きな差は有りませんが、ハイパーバスレフの方が大入力に強いのはメリットになると思います。
その分、パーツが多くなり組み立て難易度もチョイ上がります。
ということで、ハイパーバスレフ方式としては微妙な感じではあります。
最後に、MarkAudio OM-MF5 の周波数特性(軸上1m)比較です。

80〜100Hzはバスレフが高く、60Hz以下はハイパーバスレフの方が高いようです。
それ以外で大きな差は無いようです。
いずれにしても、ハイパーバスレフの可能性は感じられたので引き続き検証したいと思います。
さ〜て、、、モノになるでしょうか???