
・MAOP7の公称インピーダンス=6Ω、foのインピーダンス=28Ω、20kHzのインピーダンス=12Ω
・Pluvia Sevenの公称インピーダンス=8Ω、foのインピーダンス=36Ω、20kHzのインピーダンス=14Ω
・Alpair7MSの公称インピーダンス=8Ω、foのインピーダンス=34Ω、20kHzのインピーダンス=25Ω
上の情報を比べると、Alpair7MSの高域でのインピーダンスが高いことが分かります。
ここから先は、想像になりますが、、、
Alpair7MSの高音が弱く感じるのは上記インピーダンス特性が影響しているように感じます。
ちなみに、今回のマークオーディオ代理店での試聴ではローテルRB-1582 Mk2を使いました。
このアンプはダンピングファクター=800(20-20,000Hz,8Ω)という高駆動力のモンスターなので帯域バランスは全く気になりませんでした。
今までの経験で分かっていることですが、ダンピングファクターの高いアンプはインピーダンス変動の大きなユニット、インピーダンスの暴れの大きいボックス(主にBH、共鳴管系)に強い傾向があります。
対して、我が家のアンプたちはダンピングファクターが高くないので、特に高域再生に影響が出たと思われます。
加えてAlpair7MSはダンパー無しのフラフラ・サスペンションなので、アンプの制動力も重要なファクターと考えられます。
上記の情報と自分の経験からAlpai7MSに最適なボックス、アンプを考えてみますと、、、
ボックスは大きめなシングルバスレフ。
半導体アンプはダンピングファクターが大きく、駆動力制動力が強いタイプ。
真空管アンプなら高圧管(211、845等)で高性能な出力トランスを積んでいるタイプ。
、、、といったトコロです。
尚、デジタルアンプのPWM式、1bit式等では鳴らしきるのは難しそう?

右側上段が1bitデジタルアンプですが、Alpair7MSは駆動しきれません。
さ〜て、、、ど〜したもんだかぁ〜〜〜???