2017年02月16日

『マークオーディオ(フィディリティム・サウンド)試聴室突撃レポート』其の1〜「Nature Collection」無垢材の響きに魅せられて・・・

マークオーディオの日本総代理店「フィディリティム・サウンド(Fidelitatem Sound)」さんの試聴室に突撃してきました(笑)
以下、簡単な試聴記になります。
fidelitatem-sound-01.jpg

MAOP7、MAOP10とNature Collection無垢ボックスの組み合わせ、完成品の15cmSOTAを中心に色々と聴かせていただきました。
音質比較用にラワン合板の自作バックロード箱を持ち込んだんですが、ルックスは無垢ボックスの圧勝です(笑)

まずは「Nature Collection NC10_MOP_MP」(左)と「SOTA Cesti MB」(右)
fidelitatem-sound-02.jpg

最初にSOTAの15cmモデル完成品「SOTA Cesti MB」を聴きました。
使用ドライバーはSota11でスペックはPluvia Elevenと同等だそうです。
このモデルは小さい箱に無理やり15cmフルレンジを押し込んだイメージでしたが、伸び伸びとしたサイズを感じさせない見事な出音でした。
非常にバランスが良く、解像度の高い音が基本になりますが、若干耳につく帯域があるようです。
これはエージングが進めば気にならなくなるでしょう。

次「NC10_MOP_MP」
13cmのNC10_MOP_MPを一言で表すと「誇張感が無く自然な音色」につきます。
さらに明瞭度、静寂感が高いので「動と静のコントラスト」を見事に描き出します。
これはイイですね〜♪
そして、音量を上げていっても耳障りな音は出してこないんですね。
コレはメタルコーンに特殊な処理をしているためと思われますが、まさに「メタルコーンとペーパーコーンの融合」的な感じ。
いずれにしても高めのお値段が妙に納得できてしまう「良ユニット」に間違いありません。

続いて10cmモデルの「Nature Collection NC7_MOP_WN」
fidelitatem-sound-03.jpg
こちらはNC10_MOP_MPと似たようなキャラクターで、低域は弱くなりますが明瞭度は高い感じです。
ヴォーカルの質感はMP7の方が好みですね〜♪

と良いトコばかりなようですが、、、弱点もあります。
これは「小口径フルレンジ+バスレフ箱」全般の弱点でもありますが、、、
『スケール感が小さくなる傾向があり、箱庭的な空間になりやすい』ってことです。

はい、、、そんなときは「Side Press」スピーカースタンドです(笑)
「FAPS サイドプレス スピーカースタンド」のページ
Alpair7+Side-Press.jpg
上写真は「Alpair7+Linfof工房の無垢箱」をサイドプレスに載せた状態です。
FAPS試聴室に「Alpair7+Linfof工房の無垢箱」を持ち込んでの試聴記(FaceBook)が参考になると思います。
「フルオーケストラのスケール感を小型スピーカーで楽しみたい」という方にはオススメですので、持ち込み試聴されては如何でしょうか?
posted by masamasa at 18:14| イベント(試聴会、オフ会等)