2016年10月09日

新レーベル「Cortez Sound」第一弾/藤井郷子『インビジブル・ハンド』を10cmフルレンジで聴いてみました

2016年9月17日に水戸の「Jazz Room CORTEZ」さんから新レーベル「Cortez Sound」が発進しました。
その第一弾が、、、
コルテスさんでの藤井郷子嬢のライブ演奏です。
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藤井郷子『インビジブル・ハンド』
〜 深遠なる藤井郷子の音世界 青い炎と幽玄美 〜
[ Cortez Sound / CSJ0001-0002、2枚組、税別3000円 ]

このライブは2016/4/28に行われたものですがが、CD発売に先立って冒頭の1曲がYouTubeで公開されています。

さて、コルテスさんのJBL4350で藤井さんのソロピアノを聴かせていただきましたが、、、
なかなかに素晴らしい演奏、録音です。
ちょっと気になったのが「低音の量感がありすぎで、ややキレが悪い」ことです。
こうなると38cmダブルでは低域が飽和状態で凄いことになりそうですが、我が家の10cmフルレンジなら相性が良さそうです。

ってことで、、、
早速、MarkAudio Pluvia Sevenで鳴らしてみました(笑)
あれっ、、、10cmでも低音の量感が・・・・(爆死)
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そうでした、この箱は低域の量感重視で設計してました。
なるほど、このCDは小口径フルレンジでも等身大のピアノが再現されるので、JBL4350などの大型スピーカーより小型スピーカーとの相性が良い感じです。
聴いていると何時の間にかSATOKOワールドにグイグイ引き込まれていきます。
50〜60年代のジャズとは別世界ですが中々心地良いですね。
内容はモードとフリーの狭間といった感じで、クラシックの現代音楽風でもあります。
ジャズファン以外の方々にも一度聴いて頂きたい演奏ですね。
こうなると次の作品への期待が膨らんできますが、、、
エバンスの「Peace Piece」なんぞ聴いてみたいな〜〜〜♪

■10cmフルレンジで聴くジャズピアノ〜藤井郷子『インビジブル・ハンド』より「Thought」(抜粋)

■録音はタスカムDR-07mkII(AB方式、16bit、44kHzで録音)、録音ポイントはSPから65cm。
再生プレーヤーは『AIMP3 ver3.55,build1345(26.03.2014)』

■再生曲
Thought - Satoko Fujii / Invisible Hand
(Cortez Sound / CSJ0001-0002)

■使用機器は、、、

自作PC(Win XP home SP3、フルファンレス仕様)

↓(光接続)

KENWOOD DM-9090(DACモード)

↓(自作VCTF2スケアRCAケーブル)

DENON PMA-390IV

↓(VCTF2スケアケーブル)

MarkAudio Pluvia Seven + DDBH-10-FERMENTO(ダンプダクト・バックロード)
posted by masamasa at 20:39| 音楽ソフト