2016年02月12日

ホーンイメージ図の作り方【テーパー管構成バージョン】

ホーンが直管構成の場合は比較的簡単に断面積、ホーン長を求められますが、テーパー管だと結構難しいものがあります。
私は、折り返し部の対角線でホーンを分離する方法をとっていますので、簡単にやり方を説明します。
horn-image-making-01.jpg
@折り返し部に対応する対角線を設定します。
A分離したホーンに中心線を引きます。
B対称になるように形を修正します。
C各ホーンの中心線、入り口の辺長、出口の辺長を求めます。
D中心線の総長、各辺長に対する断面積を求めます。
E求めた数値から、横軸=ホーン長、縦軸=断面積のグラフを描きます。終了♪

下が完成したホーンイメージ図になります。
horn-image-making-02.jpg
ホーン長と断面積の比率は通常1:1にしていますが、見難い場合は比率を変えるなどして見やすくします。
比較用にエクスポネンシャルホーンの理想値を色違いで入れておくと、ホーン修正時の参考になるので便利です。
posted by masamasa at 20:27| 自作スピーカー