2015年12月19日

10cmトールボーイBH「DDBH-T10-SPIRANDI-U」-小型化への挑戦

前回記事(2015-12-15)の「DDBH-T10-SPIRANDI(スピランディ)」は入門用という位置付けで50Hzがソコソコ出れば十分な感じですが、もう一歩進んで40Hzをそこそこ出したくなりました(笑)

同じ構造で三六板をフルに使いきる設計です。
本体サイズは、W.165×H.900×D.210(mm)で体積は31.2L(リットル)。
本格的な10cmバックロードホーンとしては結構小さくなってます。
性能を落とさずに更に小さくしたいのですが、ダンプダクトバックロード(DD-BH)ではココイラが限界っぽいです。

【参考資料/本格的10cmバックロードの体積】
FOSTEX BK103-Sol=42.6L
FOSTEX FE103En純正BOX=60.4L
FOSTEX BK108-Sol=63.5L
D-10バッキー(設計:長岡鉄男氏)=38.6L

バックロードホーンの低音再生限界は箱の大きさに影響され、大きいほど低音が出しやすくなります。
ただ最低域を求めるとバランスが悪くなることも多く注意が必要です。

■DDBH-T10-SPIRANDI-mkU【設計図】
DDBH-T10-SPIRANDI-II-01.jpg
ユニットは駆動力の強いタイプがオススメですが、バスレフ向きのユニットで問題無く使えると思います。

■DDBH-T10-SPIRANDI-mkU【板取り図】
DDBH-T10-SPIRANDI-II-02.jpg
posted by masamasa at 20:17| 自作スピーカー