2015年12月02日

上面開口型ダンプダクト・バックロードホーン「DDBH-P7T」(10cmフルレンジ用ボックス)

マークオーディオの"Pluvia Seven"用に設計したボックスなんですが、TangBand W4-1320SIFを入れてみたら良い感じの出音でした。

入門用の「DDBH-10F」「DDBH-10R」と同サイズで、周波数レンジも同等です。
ホーン開口位置を上面にするのは構造的に難しいですが、開口部が絞られるダンプダクトならハードルが低くなり上手い具合に設計できました。

音的には、開口部から全方向に拡散する中高音による音場効果が大きくなっています。
とにかく臨場感タップリ、ライブ感満載で楽しく聴けます。
ただ製作難易度は高めなので、入門用とはいきません。

■DDBH-P7T外観
P7T-01.jpg

■設計図
DDBH-P7T-05.jpg
方式:上面開口型ダンプダクト・バックロードホーン
サイズ:W.200×H.450×D.340(mm)
空気室容積::2.0リットル
スロート面積:40.8cu
開口面積:282cu
ホーン長:150cm
ダクト面積:85cu
ダクト長:9.5cm

■板取り図(15mmサブロク板1枚=2台分)
DDBH-P7T-06.jpg

■再生周波数特性(軸上1m&ダクト開口部)
DDBH-P7T-frequency-response.jpg

■内部配線
P7T-02.jpg
posted by masamasa at 20:04| 自作スピーカー