最終的なダンプダクトのサイズは、
「40cu(5x8cm)x7cm」と「35.2cu(4.4x8cm)x8cm」になります。
総ダクト面積は75.2cuになるのでTangBand W4-1320SIF振動板面積の132%になります。

1つのSPユニットに対してホーンが2個、ダンプダクトが2個と複雑になるので周波数特性とインピーダンス特性の情報だけでは「どのような動作をしているのか?」は断言できませんが、基本的にはバックロードの延長線上で動作していると思います。
以下、簡単な構造のイメージ図です。

■周波数特性(軸上1m)

■インピーダンス特性

■調整後の音出し
■(1)スタガー・ダンプダクト・バックロードホーンで聴く〜ドビュッシー/仮面(マスク)
■デュアルバックロードホーンのBS-10WHをダンプダクト化してみました。
総ダクト断面積(40+35.2=75.2cm2)はユニット振動板面積(57cm2)の約132%。
ダクト長は7cmと8cmになります。
ダクト長を伸ばすと低域が伸長しますが、バランスが悪くなりますので難しいところです。
尚、エンクロージャーを上下逆に設置(開口部が上)してダンプダクトを乗せただけの仮置き状態(未固定)で録音しているので部分的にビビリが出ています。
■録音はタスカムDR-07mkU(AB方式、16bit、44kHzで録音)、録音ポイントはSPから60cm。
再生プレーヤーは『AIMP3 ver3.55 , build 1345(26.03.2014)』
■再生曲
Debussy / Masques
Georges Pludermacher(piano)
■使用機器は、、、
自作PC(Win XP home SP3、フルファンレス仕様)
↓(光接続)
KENWOOD DM-9090(DACモード)
↓(自作VCTF2スケアRCAケーブル)
DENON PMA-390IV
↓(VCTF2スケアケーブル)
TangBand W4-1320SIF + スタガーダンプダクト・バックロード(model:BS-10WH-SDD)