2015年03月08日

カスタマイズして遊ぶ〜『Stille-Loure(スティル・ルーレ)』セミフローティング弾性アース構造・FD(Full-Dimention)ハイブリッド・インシュレーター

■「Stille-Loure(スティル・ルーレ)」の最大の特徴は、使用環境や好みに合わせて自由にカスタマイズ出来ることです。
私は簡易的にタイプT〜Vに分けましたが、各自が自分流にカスタマイズすることでオンリーワンの世界が見えてくると思います。
Audio-Hybrid-InsulatorI_STILLE-LOURE.jpg

また、通常のスピーカー振動板は前後運動するので、足元で振動板の反動(縦横の合力)を受け止めなければなりません。
足元の縦運動と横運動を、剛で押さえるか柔で押さえるかで音質への影響も変化します。
構造的に見て、一般的なハイブリッドタイプのインシュレーターは縦方向重視で作られていて横方向は考慮されていないようです。

その点「Stille-Loure」は全方向に対応しています。
具体的には、縦方向も横方向も複数素材を組み合わせた構造になっていて、これが『FD(Full-Dimention=全方向対応、全次元対応)ハイブリッド構造』です。
またFDハイブリッド構造には吸振効果もあります。
Audio-Hybrid-InsulatorI_STILLE-LOURE-02.jpg


■「Stille-Loure」タイプ別特徴比較
比較表.jpg

■組み合わせる構造材について

基本的に『硬いもの同士』『柔らかいもの同士』が接触する組み合わせは効率が悪いので控えたほうがよさそうです。
例えば「鉄とステンレスを直接抱き合わせる」「耐震ゲルと無反発ゴムを直接抱き合わせる」といったことです。
『柔-硬-柔』『硬-柔-硬』を基本にして、各素材の持ち味を十分引き出せるような組み合わせが最良でしょう。

使用機器との相性、音の好みを考慮した「組み合わせ&構造」は難しいですが、、、

それが『自作の面白さ』でもあるわけです(笑)
posted by masamasa at 14:48| 自作オーディオ