2015年01月03日

自作インシュレーターの製作〜5種の素材を使った『セミフローティング弾性アース構造インシュレーター』〜異次元の静寂感

今まで色々なインシュレーターを作ってきましたが、今回は『ローエンドオーディオ御用達インシュレーター』としてナカナカの音質です。
ファミリーアーツ試聴室でも効果を確認してますし、何より「1個250円以下」で出来るのでお一つ如何???
と言っても、1個じゃ役に立ちません、8個作っておくと幸せになれるかもしれません(笑)

■内部構造
insulator-05.jpg

■材料(8個分)/ホームセンター、100円ショップで入手
塩ビ製エンドキャップ 108x8=864-
メタルピン(6個入り) 108x2=216-
角材(30x30x15mm、18個入り) 108-
衝撃吸収パッド(耐震ゲル、40x40x5、4個入り) 108x2=216-
シリコンコーキング(1本) 300-
合計 1704円(213円/1個)
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insulator-07.jpg
DIY-insulator-16.jpg

■製作
@角材の中心に千枚通し等で下穴をあけて、メタルピンを刺します。
接着剤を併用すると良いでしょう。
insulator-11.jpg

A角材の下側に衝撃吸収パッドを貼り付けます。
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Bパッドの余り分をハサミ等でカットします。
パッドは柔らかすぎて真っ直ぐ切れないので適当に(笑)
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C上で作った内部構造材をエンドキャップ中心に貼り付けます。
センターからズレても特に問題無いので適当に(笑2)
insulator-14.jpg

Dエンドキャップ外周、メタルピン外周をマスキングテープで養生し、シリコンコーキングで埋めます。
埋めるとき内部に空気が残らないよう注意。
これで完成ですが、シリコンが完全に固まるまでそっとしておきます。
冬場なら4〜5日、夏場なら1〜2日が目安です。
insulator-15.jpg

■使用例
insulator-04.jpg
スピーカースタンドと床の間では基本的にはメタルピン上側で使いますが、「フローリング+絨毯敷き」で使う場合はメタルピン下側が良い場合もあります。
ケースバイケースで使い分けてください。
また、SP本体とスタンド間、アンプ等のオーディオ機器とラック間に使っても効果が有るので色々と遊べると思います。
塩ビ剥き出しで見た目がイマイチなので、周りを黒く塗ると少し高級に見えるかもしれませんね〜(爆死)

【オマケ】
■製作中の作業映像


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※2015-02-07追記
insulator-II-05.jpg
塩ビ製エンドキャップ丸面の浮き文字は、削って平らにしておいたほうが使い勝手が良さそうです。
平ノミで削ってみましたが結構面倒くさいですね〜(笑)
posted by masamasa at 20:23| 自作インシュレーター