2021年06月19日

Tapered Wave Tube with Damp Duct(TWTD)/ ダンプダクト付きテーパー波動管(開口部オフセット型TQWT)の吸音材について

吸音材の問い合わせが複数あったので簡単に説明しておきます。
TWTDを含むマスローデッド系ボックス(ML-TL、ML-Voigt pipe、Frugel-Horn等)では吸音材の使い方がキモになりますが、最終的には好みの問題になってくるので使用量、使用箇所については詳しく触れていませんでした。

吸音材を使わないと開口部から特定周波数の高調波が垂れ流し状態でクセっぽくなります。
それを抑えるために吸音材を適量使いますが、多く使うほど歪み感は減りますが反動で躍動感が少なくなります。
ここいらのサジ加減は好みが出る部分なので「一般的な量、場所」は無いと考えられます。
そもそも私はオーディオ用ではなく洋裁用素材を使用しているので同じものを用意できるとは思えません。
ってことで画像でTWTDの吸音材重量、貼り付け位置を指定しておきますが、あくまでも参考に、、、ということです。

Acoustic Material Volume.jpg
posted by masamasa at 16:47| 自作スピーカー