2021年03月23日

「天国への階段」で真空管アンプとデジタルアンプを聴き比べしてみると・・・・!?

今回導入したNuPrime STA-9の最大の特徴が、、、

「真空管の難点や制限を伴わず真空管アンプの最も魅力的な音調を彷彿させる偶数次のハーモニック特性を獲得しています。(メーカー取説より)」
 ※偶数ハーモニック(H2)回路搭載

ということです。
さ〜て、どのくらい真空管アンプに近づけたか「天国への階段/レッド・ツェッペリン」で同価格帯のSoftone Model8-300Bと聴き比べしてみました。

NuPrime STA-9 / 天国への階段-レッド・ツェッペリン〜デジタルアンプ編


Softone Model8-300B / 天国への階段-レッド・ツェッペリン〜真空管アンプ編
posted by masamasa at 08:59| ひとり言(ぼそ)

2021年03月22日

大音量検証用アンプを"NuPrime STA-9"に変更♪

今まで大音量時の検証にはSONY TA-F555ESL(120W、8Ω)を使ってましたが、ついに昇天しました。
30年使っていて一度ボリュームとリレーを交換しましたが、丁度よい機会なので大パワーのデジタルアンプに乗り換えました。

選んだアンプはNuPrime STA-9(120W、8Ω)になります。
NuPrime_STA-9.jpg
このアンプはイイですね。
超低音(50Hz以下)の圧力、押し出しは555ESLに一歩譲りますが、それ以外は同等以上です。
特にSTA-9の音場再現力は圧倒的です。更に発熱が少なく通風孔が無いのが最高。

このアンプが9諭吉弱で買えるとなると国産高級アンプもウカウカしてられませんね(笑)

ってことで、10万円以下のアンプを選ぶなら、、、

Softone Model8-300B (¥83,700-) ボリューム付きパワーアンプ
Nmode X-PW1-mk2 (¥68,000-) ボリューム付きパワーアンプ
NuPrime STA-9 (¥85,800-) パワーアンプ


で決まりかな。
ただし、リモコン、セレクター、ボリュームが必要な場合は他を選ぶしかないですけど。
posted by masamasa at 13:37| ひとり言(ぼそ)

2021年03月17日

『気付き』を大切にしよう(笑)

わたしは時々古いデータをボケ〜ッと見ていることがあります。
そうしていると、ふと思いつくことがあるからです。

405A.jpg
最近では昔作ったTQWT(ヒノオーディオ提供図面)を思い出し、色々調べていてフリューゲルホーンに行きつきました。
世界的に認知されていて作例も多く音質も良さそうと思い作成しました。

昔ながらのTQWTは開口部が大きくなっていますが、現在海外DIYで主流のML-Voight pipe(horn)、ML-TL、Frugel-Hornなどは開口部を絞っているケースがほとんどです。
わたしも開口部を絞ることには賛成だったので、フリューゲルホーンMK3を作り色々と検証しました。
設計者のデーブさんは扇状の出口にダクトを追加することには否定的でしたが、わたしの試したところマズマズの結果が得られました。

そんなこんなで、検証から色々なことに気付きました。
それが最近のTWTD(ダンプダクト付きテーパー波動管)に繋がるわけですね。

さて、ヒノオーディオ推奨のTQWTですが、音がなんとも宜しくなかったのでオリジナルでバックロードを作りました。
そのBH箱で「ミューズの方舟」の自作スピーカーコンテスト'94に参加させていただきましたが、皆さんのレベルの高さに衝撃を受けて退散してきました。
それにしても懐かしい、、、27年前のお話です(笑)
muse-contest.jpg


※2021/03/21追記
「ミューズの方舟」主催、自作スピーカーコンテスト'94の課題曲"I've had enough"をMAOP10+TWTDで再生してみました。
聴いていると色々と思い出しますが、コンテストの少し前に会場近くの「青物横丁駅」で事件があったことを思い出した。


posted by masamasa at 11:34| ひとり言(ぼそ)

2021年03月15日

音の悪い音源も“良い音”で聴きたいものだ(笑)

大好きな深町純ですが、何故か昔から音が悪い。
「音の良い音源を良く鳴らす」よりも「音の悪い音源を良く鳴らす」ほうが難しいのだけれど、好きなアーティストは出来る限り良い音で聴きたい。

ってことで、TWTD-13.5Tで試行錯誤、ユニット後方の中板部分に吸音材を追加しました。
写真を取り忘れたので図面参照。
吸音材は天板と同じ「メッシュ入りフェルト綿3mmの三枚重ね」です。
sound-absober.jpg

これで、大音量でキンキンしがちな深町のピアノが大分良い感じになった。
コレ以上増やすとアタック感が弱くなるので落としどころが難しいですね。

posted by masamasa at 20:27| 自作スピーカー

2021年03月09日

15cmフルレンジ用・ダンプダクト付きテーパー波動管(TWTD-15T)

10cmTWTD、13cmTWTDを作ってみて分かったことは、クセを出さずにバランの良い低音を出すことの難しさです。
TWTDの低音はダブルバスレフにホーンの良さを加えた鳴りかたをします。
DDBHのような豪快な低音は出ませんが、シングルバスレフ、ダブルバスレフでは出せない音が出ます。

一般的なTQWTの出口をオフセットして、開口からの高調波を抑えているので「ホーン鳴き」のような癖も感じません。
バスレフじゃ物足りないけど「バックロード系の低音はチョッと・・・」と感じている方には最適なボックスと思います。

ってことで、15cm用TWTDです。

■設計図
TWTD-15T-11.jpg

■板取り図
TWTD-15T-12.jpg

ついでに、13cmTWTDでツェッペリンの「天国への階段」を(笑)
スタンドは前記事のトールボーイ用スタンドです!!!
posted by masamasa at 16:49| 自作スピーカー

2021年03月06日

トールボーイ・スピーカー用スタンドの製作

FAPSさんのTベースを使うつもりで色々と試してみたんですが、なんとも上手くいかない(苦笑)

そこでサイドプレス用押し座を利用してオリジナルのスタンドを作りました。
本体は16mmスチール角パイプ、完成サイズはW.360xH.95xD.420mm。
仕上げは手持ちの艶有りシャーシーブラックなのでチョイと目立ちます(笑)
TB-stand-03.jpg

TWTD-13.5Tを乗せるとコンナ感じ
TB-stand-01.jpg

材料はコレ。角パイプの繋ぎはカバ無垢材、他ほとんど手作業なので金ノコ、金ヤスリ、電動ドリルがあればできます。
TB-stand-02.jpg


※2021/03/07追記
スタンド、ボックス間にはウレタンクッション(7.9φ×2.2mm)を使用。
色々と試してみましたがコイン、ドライカーボン等の滑りやすい素材は脱落の危険が有り却下。
エストラマーの粘着力は魅力的ですが、音的に濁り、ゆるみがでますので却下。
最終的には可もなく不可もないウレタンクッションに決定です。
TB-stand-04.jpg
posted by masamasa at 16:11| 自作スピーカー