2020年09月02日

MOOK付録のラビリンス・バスレフ箱(MarkAudio OM-MF4用)を検証!!!〜その2【買ってわかった衝撃の事実、、、笑】

前記事では箱の構造にしぼって検証しましたが、今回は付属パーツ、記事内容です。

まずパーツで気になったのがターミナルです。
材質はプラスチックと鉄で、通電部は強磁性ですが、これは想定内。
parts01.jpg

内部ケーブルは0.75スケアの錫メッキ銅線で必要十分。錫メッキに関しては一長一短なのでスルー。
parts03.jpg

想定外だったのがファストン端子で、、、な、、、なんと弱磁性です。
いままで数多くのファストン端子を使ってきましたが、磁性を持つファストンに初めてお目にかかりました(驚)
parts02.jpg

ぁ、、、そ〜ゆ〜ことか!!!
記事内にアップグレード・パーツの紹介がありますが、付属パーツに粗悪品を使うことで交換パーツでのアップグレード効果を高めようという狙いですね。
これはナカナカに確信犯ですね(笑)
ユニット自体のクオリティーが高い(といっても、コスパに関してはSPK Audio F02P-4、Peerless PLS-P830985より下)ので粗悪パーツの影響は少なそう。

交換用内部ケーブル、真鍮製スパイク、電磁波吸収テープ、SPケーブル、、、
それにしてもオヤイデのパーツの高いこと高いこと、、、これなら最初から非磁性のSPターミナル使ったほうが良いでしょう。
電磁波吸収テープは鉄製ターミナルには効きそうだけど、非磁性ターミナルでは効果ゼロか?
いや〜、、、何と言うか、、、オーディオ業界の「闇」を見てしまったようです(苦笑)

もう一つ問題がありそうなのが吸音材代わりのペラペラなスポンジです。
これって吸音材の役目してるんでしょうか?
スポンジ有り無しでの確認はしてませんが、特定の周波数でビリ付くのは吸音材が効いていないからじゃないかな(この箱って欠陥品?、、、笑)

それにしても、高いエンクロージャー・キットだ!!!
posted by masamasa at 11:29| 自作スピーカー