このタイプはAECO金メッキとモガミ7553で作ってあり最近のお気に入りです。
完成後は上記3種で聴き比べしますか(笑)
【正負分離型RCAケーブル(ノンシールドタイプ)〜製作編】
使用線はオーナンバの撚り線単芯同軸マイクコードONB 1.25muです。

正負分離型RCAケーブル(ノンシールドタイプ)の特徴は棘の無い出音で、音像は普通ですが輪郭が柔らかく甘い定位(=定位が悪い?)が特徴になります(笑)
@プラス線100cm、マイナス線98.6cmを各2本、計4本を加工。

Aメッシュチューブ両端を糸で固定し、アウターシェル(固定用ネジと樹脂は不要)に通しておきます。

Bプラス側→マイナス側の順にハンダ付けします。


Cハンダ個所を絶縁テープでシールド。
Dアウターシェルと干渉しないよう糸でしばり絶縁テープを巻きます。

Eアウターシェルをねじ込んでから隙間を絶縁テープで塞ぎ、ガタを無くします。
F熱収縮チューブでカバー。

尚、銀メッキは金メッキよりハンダ乗りが悪いので十分注意してハンダ付けしてください。
私のようなヘッタピーには今回使った1.25cuが限界で、2cuは厳しい感じがします。
【正負分離型RCAケーブル(ノンシールドタイプ)〜試聴編】
AECO金メッキ、銀メッキ、モガミ7553で比較試聴しました。
使用機器は、
ノートPC(Win7pro、64bit)
↓
Topping D10
↓(ココに使用)
Triode VP-300BD
↓
Alpair10M

さて、いきなり相対比較での感想です。
■AECO金メッキ
豊潤で煌びやか。太い高音が気持ちイイ。
■AECO銀メッキ
サッパリ系で強調感が少なく歪み感極小なのでついついボリュームが上がってしまう。
特にしっとりしたボーカルが良い感じで、スローテンポなバラードは秀逸。
■モガミ7553
まさにハイファイ・スタンダードの貫禄でオールマイティ。
これで接続時の不安定さが無ければ鬼に金棒なんだけど、そうは問屋が卸さない(笑)
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と言った感じですが、言葉で伝えようとするとナカナカ表現が難しい。
真空管に例えると金メッキは300B、KT120のイメージ、銀メッキは2A3、EL34のイメージと言えるかな。
もひとつ、銀メッキ正負分離型はラダー型RCAケーブルの標準機にベクトルが近い感じです。ラダー型は製作難易度劇高ですが、正負分離型は簡単なので簡易ラダー型として使う手もありです。
いずれにしても、それぞれ一長一短なので3種類揃えておくのが「吉」かな〜(をぃ)
最後に、、、
AECOでもう一歩先に行くのはアウターシェルの非磁性化でしょうか。
オプションでいいので非磁性アウターシェルを出してくれないかな( ̄ω ̄ )。o0
【参考記事】
オーディオ仲間のマイペースさんはAECOと極細ケーブルを組ませています。
なんでも細いケーブルのほうが音が良いそうです(驚)
↓
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