2019年12月15日

バックロードホーンの歴史と進化【2020年版】〜オーディオ紙にダクト付きバックロードが取り上げられた(驚)

さて、2019年は新元号になって、消費税が10%になって生活がキツクなってきましたが、オーディオ界では初めてバックロードとダクトの組み合わせがオーディオ紙に掲載されて驚きました。

雑誌掲載のダクト付きバックロードは「小澤式VBH(ベンテッド・バックロードホーン)」と命名されたようですし、
BHBS発案者の石田氏もBHBSの名称を「石田式バックロードバスレフ」と変更したようです。
その流れにのって、DDBHも名称変更して「白土式ダンプダクト・バックロードホーン(DDBH)」とします。
ってことで、2020年版は新情報を追加、ほか部分修正して作り直しました。

■バックロードホーンの歴史と進化【2020年版】
backload-history-2020.jpg

■正常進化系(1)

初期型バックロードホーン(1950年代?)

ダンプド・バックロードホーン(1970年代)

白土式ダンプダクト・バックロードホーン[白土式DDBH](1980年代)


■正常進化系(2)

初期型バックロードホーン(1950年代?)

長岡式バックロードホーン

小澤式VBH[Vented BackLoad Horn](2019年) ← 石田式BHBSの要素



■派生進化系(1)

初期型バックロードホーン(1950年代?)

石田式バックロードバスレフ[石田式BHBS](2000年代?) ← ダブルバスレフの要素を付加


■派生進化系(2)

初期型バックロードホーン(1950年代?)

ツインロードホーン(1990年代)-テクニクスSST-1

白土式スタガード・トリプルバックロードホーン(2000年代)-ホーンの多数化

白土式スタガー・トリプル・ダンプダクト・バックロードホーン(2010年代)-トリプルホーン+ダンプダクト
[設計、製作の難易度が非常に高く、サイズも必然的に大きくなるのでメインストリームにはならないだろう]


■派生進化系(3)

初期型バックロードホーン(1950年代?)

ツインロードホーン(1990年代)-テクニクスSST-1

白土式スタガー・ダンプダクト・バックロードホーン[白土式SDDBH](2010年代)-ツインホーン+ダンプダクト
[設計製作、使いこなしの難易度、コストを考慮するとSDDBH方式が「バックロードホーンの終着点」になりそうです]


■派生進化系(4)

ダンプダクト・バックロードホーン(1980年代)

サブ・ウーファー化[白土式AS/DDBH](1990年代)


■派生進化系(5)

シングルバスレフ

白土式ハイパーバスレフ(2010年代) ← バックロードの要素を付加
[シングルバスレフ、ダブルバスレフ、バックロードの良いところを如何に引き出すかが設計のポイント]
posted by masamasa at 09:28| 自作スピーカー