2019年10月31日

バックロードホーンの終着点〜SDDBH(スタガー・ダンプダクト・バックロードホーン)

これまでバックロード系のボックスを色々と作ってきましたが、設計のしやすさ、作りやすさ、低コストを考えると特性の違う2つのホーンの出口にダクトを付けたSDDBHがバックロードの終着点という気がしてきました。
3ホーン以上のダンプダクト化の可能性は無限大ですが、設計製作の難易度も無限大なので先が見通せません。
私のような素人が作るんであればSDDBHが最適と考えます。

ってことで、改めてSDDBHのインピーダンスを録ってみました。
青線が5cm-SDDBH、赤線が10cm-SDDBHの特性です。
SDDBH-impedance.jpg
インピーダンス特性は山谷が密で複雑に入り組んでおり、ホーン、共鳴管、バスレフといった要素が複合動作していることが読み取れます。
1つの箱に多くの要素が含まれているので、ユニットに合わせて最適な設計をし、部屋の特性、個人の好みに合わせた調整、使いこなしが出来れば頂点クラスのパフォーマンスが可能になると思われます。

尚、ダンプダクトやデュアルホーンには否定的な意見もありますが、最後に上から目線で言っておきます。

頂点クラスのSDDBHを聴かずしてバックロードを語るなかれ!!!

このようなセリフ、一度言ってみたかったんだよね〜(笑)
posted by masamasa at 10:45| 自作スピーカー