2019年10月08日

たかがUSBケーブル、されどUSBケーブル(笑)〜自作USBケーブルの性能は?

USBケーブルを作った後で導通をチェックするのがメチャクチャ面倒なので、USBケーブルチェッカー(USB Cable Checker 2)を導入しました。
このチェッカーは、導通チェック、抵抗値測定、他にもいろいろと使えて便利そうです。
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ってことで、自作ケーブルと手持ちのメーカー製ケーブルの『GND線-VBUS線間の合計抵抗値』(コネクタ部接触抵抗含む)を測定しました。
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■測定結果/GND線-VBUS線間の合計抵抗値(単位はミリオーム)

・自作2.5m=337mΩ
・自作1.0m=264mΩ
・自作1.0m(信号、電源分離)=210mΩ
・自作0.25m=188mΩ
・NFJ製0.25m=389mΩ
・Topping D10付属品1.0m=750mΩ
・エレコム製2.0m=440mΩ


といった結果ですが、各ケーブル2回測定して低い値を採用してますが、Toppingだけ値が異常に高いので4回測定した最低値になってます。
抵抗値だけで音質が変わるわけではありませんが、Topping D10で比較した場合、純正ケーブルと自作ケーブルでは音質に大きな差があります。
D10で純正ケーブルをお使いの方は、オペアンプを交換する前にUSBケーブルを見直したほうが幸せになれるかもしれません。

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posted by masamasa at 12:02| 自作オーディオ