
■ダイナミック型スピーカーユニットは基本構造に大きな変化はありませんが、ボックス構造は確実に進化してきています。
省エネ目線で考えると、「高能率ユニット+高能率ボックス」が理想なんですが、
多くのメーカーは「低能率スピーカー+高出力アンプ」に突き進んでいます(笑)
昨今では、単体ユニットも低能率タイプが主流になっているので個人で出来ることは限られてきます。
現状では『出来るだけ能率の高いユニット+効率が良く大き過ぎない箱』が最善な気がします。
■正常進化系
初期型バックロードホーン(1950年代?)
↓
ダンプド・バックロードホーン(1970年代)

↓
ダンプダクト・バックロードホーン(1980年代)

■派生進化系(1)
初期型バックロードホーン(1950年代?)
↓
バックロードバスレフ(2000年代?) ← ダブルバスレフの要素を付加

■派生進化系(2)
初期型バックロードホーン(1950年代?)
↓
ツインロードホーン(1990年代)-テクニクスSST-1
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スタガード・トリプルバックロードホーン(2000年代)-ホーンの多数化

■派生進化系(3)
ツインロードホーン(1990年代)-テクニクスSST-1
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スタガー・ダンプダクト・バックロードホーン(2010年代)-ツインホーン+ダンプダクト

■派生進化系(4)
ダンプダクト・バックロードホーン(1980年代)
↓
サブ・ウーファー化[AS/DDBH](1990年代)

■派生進化系(5)
シングルバスレフ
↓
ハイパーバスレフ(2010年代) ← バックロードの要素を付加

さて、今年は新元号になりますが、自作スピーカー界でも新しいメソッドが出てくるような予感がします。
いったいどんなとしになるのでしょうかぁ〜!?