2018年08月06日

ヴィオール(Viole)型8cmバックロードホーン「DDBH-Viole08-AD」

Viole-type-DDBH.jpg

12mm厚の三六板1枚で2台取るキツキツ設計になります。
一般的に「コンパネ」と呼ばれる合板は900×1800が標準、「ベニヤ」と呼ばれる合板は910×1820のものと915×1830のものがあります。

今回の設計では、短辺方向(900mm)は問題無しですが、長辺方向はキツキツです。
ホームセンターで使ってるパネルソーは切り代3ミリありますので、コンパネじゃ全くの寸足らず、1820mmのベニヤでは8mm足りなくなります。
ってことで、長辺1830mmのベニヤ推奨です。
1820mmベニヤでしたら底板(12)の横方向(184mm)が不足するように切れば目立たずに組み立てられると思います。

ちなみに、私の使っているノコ盤には造作用1.6mm幅のチップソーを付けてあるので余裕で切り出せます。

■DDBH-Viole08-AD【設計図】
DDBH-Viole08-AD-01.jpg

・方式:DDBH(可変ダクトタイプ)
・サイズ:W.184xH.924xD.251(mm)
・空気室容積:1.05L
・スロート面積:23.46cu
・ホーン開口面積:177.6cu
・ホーン長:150cm
・ダクト面積:29.6〜59.2cu
・ダクト長:9.2cm

■DDBH-Viole08-AD【板取り図】12mm合板、三六板x1枚=2台分
DDBH-Viole08-AD-02.jpg
posted by masamasa at 21:59| 自作スピーカー

ヴィオール(Viole)型10cmバックロードホーン「DDBH-Viole10-AD」

当サイト掲示板内でスワン(長岡鉄男氏設計)の話題が出ましたので、設計してみました。
一般的にスワン型、鳥型と呼ばれていますが、どうみても白鳥、鳥には見えないので、あえて「ヴィオール型」と命名しました(笑)
type-viole.jpg
※スワンタイプは『小さいヘッド部と大きい占有面積が特徴で、必然的にユニット周辺に大きな空間が得られる音場型スピーカー』です

個人的には、10cmのスワン型を使うのなら同程度の占有面積を持つ15〜16cmクラスの箱型を選びます(をぃ)
てな訳で、スワンを越えることは出来ませんが、「小さい占有面積」さらに「簡単ローコスト」でどこまでスワンに迫れるか?が目標のDDBH設計になります。
少ないパーツ、簡単な構造で15mm合板、三六板1.5枚で2台分を目指しましたが、チョイ無理でした。
一部修正して、三六板1.5枚で2台分取れるようになりました!!!
(2018/08/06-PM2:36 設計図、板取り図を差し替えました)

尚、スワンに最適な軽量振動板、高駆動力のFOSTEX - FEシリーズは合わないと思います。

■DDBH-Viole10-AD【設計図】15mm合板、三六板x2枚=2台分
DDBH-Viole10-AD-01.jpg

・方式:DDBH(可変ダクトタイプ)
・サイズ:W.245xH.1,050xD.285(mm)
・空気室容積:2.0L
・スロート面積:42cu
・ホーン開口面積:260cu
・ホーン長:180cm
・ダクト面積:53.75〜96.75cu
・ダクト長:10cm

■DDBH-Viole10-AD【板取り図-01】
DDBH-Viole10-AD-02.jpg

■DDBH-Viole10-AD【板取り図-02】
DDBH-Viole10-AD-03.jpg
posted by masamasa at 13:17| 自作スピーカー