2017年11月29日

使えないユニット(FOSTEX P1000K)をサブウーファーに有効活用(笑)

「安くて音が良いユニット」は大歓迎ですが、「安いだけのユニット」はタンスの肥やしになってしまいます。
そんなユニットはサブウーファー用にピッタリです。
AS-DDBH方式サブウーファーなら音色への影響は限りなく少ないので、まさに「タンスの肥やしユニット用ウーファーBOX」ということになります。

ってことで、タンスからFOSTEX P1000Kを引っ張り出してDDBH-PSW100-rev2に押し込んでみました。
な、、、なんと、、、特性はFOUNTEK FW100Bより良い感じです。

■FOSTEX P1000Kをメイン(DDBH-P7T)とウーファーに使ったら・・・
FOSTEX-P1000K-Sub-Woofer-02.jpg
サブウーファーを小型ブックシェルフ用のスタンドとして使えば一石二鳥です。

■FOSTEX P1000Kシステムの特性
FOSTEX-P1000K-Sub-Woofer-01.jpg
メインSPの能率が91dB/w.m(8Ω)、88dB/w.m(4Ω)くらいまでなら、音圧補正無しで十分な低音が得られそうです。
posted by masamasa at 20:09| 自作サブウーファー

2017年11月27日

AS-DDBH方式サブウーファーのインピーダンス特性とスポット波再生♪

■ダクト面積13.6cuと68cuのインピーダンス
DDBH-PSW-100-rev2-impedance.jpg
AS-DDBH方式は密閉型とバックロードホーン型の組み合わせですが、
山の形からはバックロードホーンの延長線上にあると考えられます。
68cuでは大きい山が4つ、13.6cuでは大きい山が3つで30Hz付近にカナ〜リ小さい山があります。
察するに、この箱では30Hz付近がダクトが動作する限界と思われます。

■スポット波(20、32、40、50、63、80、100Hz)の再生
Sub-Woofer-DDBH-PSW100-rev2-tokusei-03.jpg
ダクト開口部にて測定(ダクト面積=34cu、ダクト長=12cm)
↓  ↓  ↓
【YouTube動画】
posted by masamasa at 17:56| 自作サブウーファー

2017年11月24日

パッシブ・サブウーファー「DDBH-PSW-100-rev2」の使いこなし♪

AS-DDBH方式サブウーファーは低い周波数で無理やりストロークさせるので大きなパワーを入れると破損の恐れがあります。構造的に振動板が見えないので保険でタングステン電球によるリミッターを掛けます。
FOUNTEK FW100Bの定格入力は35Wですが、余裕を見て12V、10Wの電球x2を接続。
DDBH-PSW-100-rev2-07.jpg

今回使った電球は日産純正品ですが、小糸、スタンレー等の車外品でも全然OK。
ちなみに日産純正は100個で9,000円(12V、10W、T10x31)、13,000円(24V、10W、T10x31)なので1個あたり90円、130円になります。(いずれも税込み)
DDBH-PSW-100-rev2-08.jpg

尚、サブウーファー用に専用パワーアンプ、チャンネルデバイダー等があれば理想的ですが、1台5千円のサブウーファーには勿体無いですね。
そんな訳で、基本的にはメインスピーカーと並列接続で使います。

今回使ったウーファー(FOUNTEK FW100B)のインピーダンスが8Ωで、メインスピーカー(PEERLESS PLS-P830985)のインピーダンスが4Ωなので、並列接続で2.67Ωになります。
AVアンプのローエンド機種には2.67Ωじゃ低すぎるので、総インピーダンスを上げてやったほうが安心できます。
そこで、メインスピーカーにリミッターを兼ねたインピーダンス補正をします。
出来るだけコストを抑えたいので、ウーファーと同じ車用の室内灯を使います。
12V10Wの直流抵抗が約1Ω、24V10Wの直流抵抗が約6Ωなので、これらを組み合わせてインピーダンス補正をします。
DDBH-PSW-100-rev2-09.jpg
6.5Ωと8Ωの総合インピーダンスは3.59Ω、7Ωと8Ωの総合インピーダンスは3.73Ωになります。
4Ω対応アンプなら全然OKですし、6Ω対応アンプでもリミッターが掛かるのでイケると思います。

ちなみにメインSP補正前のメイン+ウーファーの総合特性です。
ケースバイケースで正相、逆相、開口部の位置を選択します。
DDBH-PSW-100-rev2-06.jpg
posted by masamasa at 23:07| 自作サブウーファー

2017年11月20日

7.1ch用サブウーファー「DDBH-PSW-100-rev2」

DDBH-PSW-100にチョイと変更を加えてみました。

■材料(2台分)
FOUNTEK FW100B(2,185x2=4,370-)
15mmラワン合板:三六板x1.5枚(4,200-)
SPターミナル(190x2=380-)
内部配線1m(40-)
吸音材:網入りキルト綿(必要量)
他、パッキン、ネジ、接着剤等(1,000-)
トータル=9,990-

■使用スピーカーは安さ優先で「FOUNTEK FW100B」を選択。
FOUNTEK_FW100B.jpg

■内部とダクト開口部
Sub-Woofer_DDBH-PSW-100-rev2-01.jpg

■密閉部とフタ
Sub-Woofer_DDBH-PSW-100-rev2-02.jpg

■ダクト面積毎の周波数特性
Sub-Woofer-DDBH-PSW100-rev2-tokusei.jpg

■設計図
DDBH-PSW-100-rev2-01.jpg

■板取り図-1
DDBH-PSW-100-rev2-02.jpg

■板取り図-2
DDBH-PSW-100-rev2-03.jpg
posted by masamasa at 20:21| 自作スピーカー

2017年11月11日

7.1chサラウンド用6.5cmスピーカー「SS-065-C」「SS-065-R」

同じユニットで7chサラウンドを構築します。
メインスピーカーは取りあえず「DDBH-B06F-AD
さすがに6.5cmでは低音が心許無いのでパッシブサブウーファーを検討中。

■センター&リア・スピーカー
P830985-サラウンドバスレフ箱-02.jpg
P830985-サラウンドバスレフ箱-03.jpg
使用スピーカー Peerless PLS-P830985(NFJ、¥1,560-)
バスレフダクト(NFJ、26φx48mm、¥120/2個)
SPターミナル(NFJ、角型プッシュタイプ、¥190-)
配線(0.75スケアVVF、¥40/1m)
吸音材(必要量)

■設計図&板取り図
12mm合板900x900mmx1枚でセンター1台、リア4台作ります。
ss-065-r+c.jpg

■再生周波数特性(軸上1m)
P830985-サラウンドバスレフ箱特性-01.jpg

■吸音材について
吸音材はパーツFMNの表裏に「網入りキルト綿(3mm厚)」を2枚重ねで貼っています。
quilt-01.jpg
quilt-02.jpg
posted by masamasa at 20:01| 自作スピーカー

2017年11月01日

セミフローティング3Dインシュレーター“Stille-Loure”の仕様変更

下図の上の段の「Stille-Loure」のインナーキューブの角を落として、シリコン埋め込み時に気泡ができるリスクを減らしました。
チョットしたことなんですが、リスクの軽減と作業性のアップが期待できます。
DIY-audio-insulator-features.jpg

シリコンに隠れてしまう四角木材のカドを適当に落とします
Stille-loure-version-up.jpg

外観は変わりません(笑)
insulator-paint-02.jpg
posted by masamasa at 21:15| 自作インシュレーター