AS-DDBH方式サブウーファーは低い周波数で無理やりストロークさせるので大きなパワーを入れると破損の恐れがあります。構造的に振動板が見えないので保険でタングステン電球によるリミッターを掛けます。
FOUNTEK FW100Bの定格入力は35Wですが、余裕を見て12V、10Wの電球x2を接続。

今回使った電球は日産純正品ですが、小糸、スタンレー等の車外品でも全然OK。
ちなみに日産純正は100個で9,000円(12V、10W、T10x31)、13,000円(24V、10W、T10x31)なので1個あたり90円、130円になります。(いずれも税込み)

尚、サブウーファー用に専用パワーアンプ、チャンネルデバイダー等があれば理想的ですが、1台5千円のサブウーファーには勿体無いですね。
そんな訳で、基本的にはメインスピーカーと並列接続で使います。
今回使ったウーファー(FOUNTEK FW100B)のインピーダンスが8Ωで、メインスピーカー(PEERLESS PLS-P830985)のインピーダンスが4Ωなので、並列接続で2.67Ωになります。
AVアンプのローエンド機種には2.67Ωじゃ低すぎるので、総インピーダンスを上げてやったほうが安心できます。
そこで、メインスピーカーにリミッターを兼ねたインピーダンス補正をします。
出来るだけコストを抑えたいので、ウーファーと同じ車用の室内灯を使います。
12V10Wの直流抵抗が約1Ω、24V10Wの直流抵抗が約6Ωなので、これらを組み合わせてインピーダンス補正をします。

6.5Ωと8Ωの総合インピーダンスは3.59Ω、7Ωと8Ωの総合インピーダンスは3.73Ωになります。
4Ω対応アンプなら全然OKですし、6Ω対応アンプでもリミッターが掛かるのでイケると思います。
ちなみにメインSP補正前のメイン+ウーファーの総合特性です。
ケースバイケースで正相、逆相、開口部の位置を選択します。
posted by masamasa at 23:07|
自作サブウーファー