2017年09月10日

FOSTEX FE208-Sol純正BHボックスとDDBH(ダンプダクト・バックロードホーン)化

FOSTEXのFE208-Solの発表と同時に専用バックロード箱の図面が公開されましたので、、、
早速、構造を探ってみました。

■FE208-Solの内部構造とホーンイメージ
FE208-Sol-BH-box-image.jpg
サイズはW.350xH.915xD.450(mm)=144.1L
ホーンは143cm付近までがストレートホーンという感じで、ホーン全長は186cm。
ホーン長のメーカー公表値は230cmとなっていますが、これは明らかな間違いと思われますので、、、
いずれ修正されるでしょう。
空気室は公表値よりやや小さく8.8L
スロート面積、ホーン開口面積は全く同じ(計算違いが無ければ同数値になるはずですが、、、笑)

あれれ〜、、、なんと十分DDBH化出来そうな数値が並んでいます!!!
箱サイズ144.1Lは推奨値内。
空気室はやや大きめ。
スロート面積、開口面積、ホーン長とも言うことなし。

ってことで、DDBH改造案。

■FE208-Sol純正BH箱のDDBH化
FE208-Sol-BH-box-DDBH.jpg
可変ダクトは、、、
ダクト面積大=量感重視、伸びやかな低音
ダクト面積小=低域レンジ重視、キレのある低音

好みで調整します。

【2017-09-13追記】
「ホーン長算出法」をフォステクスさんに質問して回答をいただきました。
『フォステクス独自の計算式では230cmが正しい値です』ということです。
独自の計算式の詳細は不明ですが、「ホーン長の定義」は無いらしく、、、
設計者独自の計算になるので正解が無限にあることになるのかな(笑)
posted by masamasa at 19:54| 自作スピーカー