2017年09月18日

車載用6cmDDBHの取り付け〜ムーブコンテ編

DDBH-06-Cをリアヘッドレストのパイプを利用して取り付けました。
加工は現物合わせになります(笑)
DDBH-06-C-03.jpg

DDBH-06-C-04.jpg

現状はパイプ2箇所に吊り下げた状態で問題なさそうですが、悪路を走るならチャイルドシート用フックに荷締めベルトなどで固定するとよさそうです。

■車載用6cm-DDBH(SPK Audio F02A-4)で聴く[2]〜noon / TILL THERE WAS YOU

録音はタスカムDR-07mkII(AB方式、16bit、44kHzで録音)、録音ポイントはSPから65cm。 再生プレーヤーは『AIMP3 ver3.55,build1345(26.03.2014)』
使用機器は、、、
・自作PC(Win XP home SP3、フルファンレス仕様)
↓(USB接続)
・NFJ UPA-152 MkII(USBバス駆動DACパワーアンプ)
↓(2□VCTF)
・SPK Audio F02A-4(BOX:DDBH-06-C)
posted by masamasa at 17:19| 車載用スピーカー

2017年09月16日

トヨタ・スペイド用8cmDDBH〜“DDBH-08-C”車載用ダンプダクト・バックロードホーン

トヨタ・スペイドのリアハッチは足元がフラットでスペースの余裕もあるので、設計自由度は高いんですが、、、
シンプルな形状、良い音を目指すと難しいもんです。
音道は初めての構造でしたが、出てきた音は想定内でした(笑)

■外観(ユニットはTangBand W3-880SJF)
DDBH-08-C-03.jpg

■周波数特性
DDBH-08-C-tokusei.jpg

■DDBH-08-C【設計図】
DDBH-08-C-01.jpg

■DDBH-08-C【板取り図】
DDBH-08-C-02.jpg

さて、仕上げをしてから取り付けになりますが、、、上手く収まるでしょうか?
spade-01.jpg
posted by masamasa at 13:16| 車載用スピーカー

2017年09月13日

“フォステクス式ホーン長算出法”について〜テーパー式と直管式ホーンでは求め方が違うようです(笑)

FE208-Sol純正BH(テーパー式ホーン)のホーン長について、フォステクス・サポートチームさんから回答を貰いました。(残念ながら具体的数値は示してもらえませんでした)
フォステクス式計算法では230cmが正解ということです。
そんなわけで、以前にFE108-Sol純正BH(直管式ホーン)についても回答を貰っているので、フォステクスさんの見解を纏めてみます。

■フォステクス式ホーン長算出法(概要)■

@テーパー式ホーンと直管式ホーンではホーン長算出法が異なります。

Aテーパー式ホーンは折り返し部分で広がりが大きくなるため、空気が回り込む分を見込んで中心より外側の距離をホーン長として算出しています。(設計者の経験に基づく算出法)[図1参照]

B直管式ホーンは直管の長さ(=中心線の長さ)を元に計算しています。尚、直管式ホーンの折り曲げ部はホーン長に加えません。[図2参照]


■図1
FE208-Sol純正箱のホーン長算出例
horn-length-01.jpg

■図2
FE108-Sol純正箱のホーン長算出例
Horn-length-calculation-method.jpg

それにしても、ホーン長の求め方というか、何処をどう計ったら正しいのか悩ましいですね。
もう何が何やら、、、わかりません(爆死)
posted by masamasa at 20:25| 自作スピーカー

2017年09月12日

8cmDDBHならコノクライの大きさが最低値と思われる〜DDBH-B08-ML

8cmDDBHの小型化に挑戦したDDBH-08-PUCKでしたが、一部上手く鳴らない音源がありました。
ってことで、8cmDDBHの推奨最小サイズに近い箱でリベンジ(笑)
DDBH-B08-ML-03.jpg
サイズはW.160xH.350xD.280(mm)=15.68L
DDBH-08-PUCKが11.55Lなので、約1.36倍になります。

■DDBH-B08-ML【設計図】
DDBH-B08-ML-01.jpg

■DDBH-B08-ML【板取り図】
DDBH-B08-ML-02.jpg

■■DDBH-B08-ML【周波数特性】(driver:MarkAudio Alpair5v2)
Alpair5v2-F-tokusei.jpg
特性自体は08-PUCKと大きな差はないようですが、聴感は結構違います。
何を聴いても誇張感の無い自然な音で、特性図以上にワイドに聴こえます。
08-PUCKで違和感のあった低域の質感も問題無し、中高域との繋がりもGood。
8cmDDBHにはこの位の大きさが必要だな〜と再認識しました。
posted by masamasa at 21:43| 自作スピーカー

2017年09月10日

FOSTEX FE208-Sol純正BHボックスとDDBH(ダンプダクト・バックロードホーン)化

FOSTEXのFE208-Solの発表と同時に専用バックロード箱の図面が公開されましたので、、、
早速、構造を探ってみました。

■FE208-Solの内部構造とホーンイメージ
FE208-Sol-BH-box-image.jpg
サイズはW.350xH.915xD.450(mm)=144.1L
ホーンは143cm付近までがストレートホーンという感じで、ホーン全長は186cm。
ホーン長のメーカー公表値は230cmとなっていますが、これは明らかな間違いと思われますので、、、
いずれ修正されるでしょう。
空気室は公表値よりやや小さく8.8L
スロート面積、ホーン開口面積は全く同じ(計算違いが無ければ同数値になるはずですが、、、笑)

あれれ〜、、、なんと十分DDBH化出来そうな数値が並んでいます!!!
箱サイズ144.1Lは推奨値内。
空気室はやや大きめ。
スロート面積、開口面積、ホーン長とも言うことなし。

ってことで、DDBH改造案。

■FE208-Sol純正BH箱のDDBH化
FE208-Sol-BH-box-DDBH.jpg
可変ダクトは、、、
ダクト面積大=量感重視、伸びやかな低音
ダクト面積小=低域レンジ重視、キレのある低音

好みで調整します。

【2017-09-13追記】
「ホーン長算出法」をフォステクスさんに質問して回答をいただきました。
『フォステクス独自の計算式では230cmが正しい値です』ということです。
独自の計算式の詳細は不明ですが、「ホーン長の定義」は無いらしく、、、
設計者独自の計算になるので正解が無限にあることになるのかな(笑)
posted by masamasa at 19:54| 自作スピーカー

2017年09月02日

パーヴォ・ヤルヴィ「COMPLETE TELARC RECORDINGS」の試聴〜おおよそテラークレーベルの録音とは思えないけど・・・(笑)

とにかくビックリです!!!
低音がモリモリ出てきます、、、しかも低域の質感が極めて悪い(苦笑)
具体的には、、、
低音が不明瞭で音程が聴き取れない。なんとも歯切れの悪いドロドロした低音だ。
オリジナル盤は聴いたことがないので不明ですが、音源譲渡でリマスターされたのでしょうか?全くテラークらしくない音です。


そこで、初期のテラーク音源(もちろん同じ曲)と比較試聴してみました。

■シベリウス/交響曲第2番〜第1楽章
[1]パーヴォ・ヤルヴィ(REC:2001)
[2]ヨエル・レヴィ(REC:1984)
[3]ネーメ・ヤルヴィ(REC:1983)オマケBISレーベル
sibelius-no2-01.jpg

■シベリウスの音源比較
sibelius-no2-02.jpg
パーヴォ盤はやはり低域の量が多いようです。しかも質感が悪いから始末に終えない。
超小型のデスクトップスピーカーと相性が良さそう。
レヴィ盤はテラーク初期の特徴が出ていて、キレが良い低域で、中高音はやや埃っぽい、、、まさに初期のテラークサウンド、楽しく聴けます。
ヤルヴィ盤の親子対決。BISらしい自然な音場ですが、音自体はややモッサリ系。トータルではオヤジが一歩リード。

ついでに、禿山の一夜(こちらもテラーク初期の音源)

■ムソルグスキー/禿山の一夜
[1]パーヴォ・ヤルヴィ(REC:2008)
[2]ロリン・マゼール(REC:1978)
sibelius-no2-03.jpg

■音源比較
sibelius-no2-04.jpg
やはりパーヴォ盤は低域が大目です。
ただシベリウスほど低域の質感は悪くありません。

他にもテラーク音源と被る曲あったので比較しましたが、、、、
シベリウスの曲ほどではないですが全体的に低域の質感が悪いです。
中高音は良い感じなので非常に勿体無い。
何といっても演奏自体は一級品、、、、低音の質感さえ何とかなればと悔やまれます。
posted by masamasa at 17:27| 音楽ソフト