それだけが原因ではないと思いますが、ソースによってボーボー感が顔を覗かせます。
一般的にチェロの音域ではクセが出やすいですが、特にオフェリー・ガイヤールのバッハ/無伴奏チェロとミカエラ・フカチョヴァのレーガー/無伴奏チェロは鬼門です。
今回もこの2つの音源でクセを感じました。

通常は開口部のダクト調整でクセを感じなくなりますが、今回はダクトだけでクセを取りきるのは厳しいようです。
どうしても我慢できない場合には、スロート部の調整、空気室と開口部への吸音材使用も考えられます。
下は、ガイヤールのチェロ再生を録音したものですが、ボーボー感が分かると思います。
■録音はタスカムDR-07mkII(AB方式、16bit、44kHzで録音)、録音ポイントはSPから65cm。
再生プレーヤーは『AIMP3 ver3.55,build1345(26.03.2014)』
■再生曲
J.S.BACH / Cello Suite No.1-1 / Ophelie Gaillard
■使用機器は、、、
自作PC(Win XP home SP3、フルファンレス仕様)
↓(USB接続)
NFJ UPA-152 MkII(USBバス駆動DACパワーアンプ)
↓(2□VCTF)
FOSTEX FE83En(BOX=DDBH-08-PUCK)