2017年04月30日

『常陸管球の会・第17回試聴会(2017/04/29)』突撃レポート♪

先週の宇都宮に続き、茨城での試聴会です。
hitati-tube-01.jpg

朝7時からの家庭菜園仕事を10時で切り上げて、作業着のまま出陣(笑)
会場には10分前に到着、今年も出遅れた〜っと思ってたら、思いがけず会長さんの隣席をゲット!!!(最前列ですが、、、爆死)
席に着こうとしてたら、見覚えのある御顔が目に入りまして、、、よ〜く見ると、、、
あれま〜「真空管クラブ宇都宮」の皆さんじゃ〜あ〜りませんか(驚)
先週の試聴会で「茨城でも来週あります。結構レベル高いっすよ〜」とブッコいてきたんで、気になって来てくれたそうです。遠いところありがとうございました〜(^^)

さて、今回も相変わらずモニターが銀箱(ALTEC 604C)でした。
ぅ〜む、、、聴きなれないスピーカーだと良いんだか悪いんだか判断が出来ません!!!
音色、帯域バランス等は何とか判断できますが、音場、音像、三次元定位等は全く判断できませんね(糞耳だかんね〜、、、苦笑)
せめて10cmフルレンジでも使ってくれればとも思いますが、ミニワッター〜小出力アンプでは音量不足で無理っぽいし。。。
ってことで、音質に関しては今回も良く分かりませんでした(をぃ)

そんなこんなですが、、、気になった作品を紹介しておきます。

まずは会長さんの「送信管4B85 Sアンプ
4B85-Single.jpg
コイツは何といっても球のデカさに圧倒されます。
音は雄大で、野太い低域が特徴で、繊細感も十分。なかなかスンバラシイと思います。
これなら10cmフルレンジもガンガン鳴りそうです(笑)

続いて、「WE-205F PPアンプ
WE205F-PP.jpg
繊細で滑らか、声の質感は一級品。
鳴りっぷりも十分ですが、出力が2.5Wなので高能率スピーカーで本領発揮でしょうか。

展示のみですが、なんと「真空管クラブ宇都宮」のメンバーさんの作品があってビックリ!!!
なかなか素晴らしい仕上げでした。
hitati-tube-03.jpg
オリジナルの木製ノブが良い感じです。
なんと、フロント&リアパネルの文字印刷まで自作というから驚きです。これはスンバラシイ!!!

と、こんな感じですが、、、

以下、番外編で「会場内での会話」
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アンプ試聴後に会長さんのところに音源の質問に来た方が、、、

来場者「ベサメームーチョを歌ってた方はどなたですか?」

会長さんが聞き取れてなかったようなので、、、

私「ダイアナ・クラール(Diana Krall)ですよ」

と口を挟んだ。

ちょい間があって、、、

会長「いやっ、ダイアナ・クラークです」

私「クラールじゃないですか?」

会長「クラークですよ」

私「クラール、、、ラリルレロのルだと思いますよ」

会長「いやいや、クラークです(キッパリ)」

私「そうでしたか・・・・・・」


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hitati-tube-02.jpg
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といった、お茶目な会長さんとの会話もあって、和気藹々とした試聴会でございました。
posted by masamasa at 13:18| イベント(試聴会、オフ会等)

2017年04月24日

『魅惑の真空管クラブ宇都宮』第9回イベント突撃レポート♪(と言うか、、、参戦レポートかな、、笑)

昨日、「魅惑の真空管クラブ宇都宮」主催の第9回イベントに参戦してきました。
講座有り、試聴有りで内容盛り沢山でしたが、自作スピーカー系についてのみコメントしたいと思います。
DIY-speaker-Utsunomiya.jpg

まず、主なリファレンス機材の紹介。

CDプレーヤー    REVOX C-221 (予備:Arcam CD-92)
プリアンプ     LUX CL-35
パワーアンプ     EL-34PP
スピーカー ALTEC A-7
になります。
EL34PP.jpg

REVOX C-221、LUX CL-35についてはジックリ聴いたことがないので割愛(笑)
EL-34PPですが、詳しい内容を聞き忘れてましたが多分メンバーさんの自作品と思われます。
DDBHで聴いた感じでは、、、
低域の押し出し、厚味はなかなか素晴らしいものがありました。
ただ低域に対して中域の滑らかさ、高域の伸び、がもう一つと感じましたが、ここいらは好みの範疇でしょう。
また、低域の駆動力は十分でしたが、制動力がやや弱い印象で、、、試聴音源のラスト曲(ブルックナー5番)でのティンパニーが表現し切れなかった感があります。
全体的には非常にバランスの良いアンプと思います。

引き続き、3つの自作系スピーカーです。

■新方式マトリクス・スピーカー(FOSTEX FF85WK×6本)
Fos-MX.jpg
バランスアンプでも使用可能なマトリクススピーカーです。
スピーカーマトリクスの場合は、どうしてもソースとの相性が大きくなりますが、、、
この新方式MXスピーカーも相性があるようです。
サラウンド方式が一般的になってからは、スピーカーマトリクス向きのソースに中々お目にかかれないのが悩ましいところです。
尚、安物の中華デジアンはマトリクス接続すると発振しちゃうのですが、此の方式だと問題無く使えるのがありがたいですね。

■フォステクス16cm2ウェイ(FF165WK)
FF165WK.jpg
こちらは16cmフルレンジとホーンの2ウェイになります。
ボックスは三菱P-610用ということですが、ややホーン高域のアクセントが気になりましたが、全体では絶妙なバランスで美音系の出音でした。
ただ、バスレフダクトが大きすぎる感じで、時々ダクトのクセが顔を覗かせていて低域の表現が一本調子になっていたようです。
ダクト面積を小さく、ダクト長を短めにすると幸せになりそうな予感がしました。

■Electro-Voice SP-8C
EV.jpg
ボックスについては聞き漏らしましたが、、、サイズから察するにメーカー推奨箱(W.360xH.450xD.290)に近い感じでしょうか?
音は、ノスタルジックを感じるような低域大目なカマボコタイプで、、、
繊細感はイマイチですが、柔らかな輪郭の音像は思わずホッコリします。
午後の四十万にマッタリと音楽を楽しむには最適なタイプですね。

以上、各スピーカーについて簡単にコメントしてみました。
ついでなので、上記3台のスピーカーで気になった点を書いておきます。

それはSPセッティングです。
広い会場で鳴らすにはSP位置が低すぎると感じました。
音源から離れるほど高音が弱く感じますが、音源が低いと更に弱く感じます。
また、音源位置が高目のほうが広がり感も感じやすいので、サービスエリアも広がります。
生意気なことを言うようですが、過去の経験から一言いわせて頂きました。
ま〜此の当たりは今後の課題ということで(笑)

そんなこんなで、、、一日たっぷり楽しませていただきました。
会長さん&メンバーの皆さん、本当にありがとうございました。

※訂正と補足(2017-04-25)
EL34PPはメンバーさんの自作品ではなく、真空管クラブ宇都宮の顧問である『吉柴音響産業』さんの市販品のアンプということです。
尚、上記コメントで一部キツイ表現がありますが悪意はなく、「EL34アンプとしては最高峰クラス」と感じたことを補足させていただきます。
posted by masamasa at 20:50| イベント(試聴会、オフ会等)

2017年04月13日

寺島レコードに学ぶ〜『ジャズの楽しみ方』(楽しいジャズの聴き方)

最初は拒否反応が強かった寺島レコードの音作りですが、だんだん聴き方が分かってきました(^^)v

寺島流の音に慣れてくると、超マルチ近接録音による「生演奏じゃ絶対聴こえない音」が付加された音エネルギーがシャワーのように降り注ぐ感じがたまりません(笑)
音場とか音像とか定位とか、そんなこたぁ〜ど〜でもいい、とにかく『音のシャワーを浴びるようにひたすら聴く』、、、これこそ寺島流ジャズの楽しみ方と思えてきました。
例えるなら「木を見ず、森も見ず、ひたすら山を見る」といった感じになります。

あれっ、、、何時の間にか洗脳されてきたようです。。。(爆死)

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それにしてもエストレリータ(from "Waltz No.4")、、、これイイっすね〜♪
posted by masamasa at 22:21| 音楽ソフト

2017年04月09日

ウッドベースの音質チェック用音源紹介♪

前記事「寺島レコードCDサンプラー」のズンドコ低音では音質チェックが出来ないので、最近ウッドベースのチェック用に使っている音源を紹介します。
『こんな音源でチェックしてるんかい!』というツッコミは無しで・・・お願いします(笑)

曲名クリックで冒頭90秒を試聴できます。
※試聴にはユーザー名、パスワードが必要です。
 ユーザー名=『 spc 』(半角3文字)、 PW=『 kakuyo 』(半角6文字)

@WARM CANTO - "THE QUEST / MAL WALDRON"(OJCCD-082-2)Rec-1961
Joe Benjamin(bass),Ron Carter(cello)
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ASo Green - "SHIFT THE WIND / GARY PEACOCK"(ECM 1165)Rec-1981
Gary Peacock(bass)
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BAs Time Goes By - "American Songs / Steve HPUBEN"(RIC 121106)Rec-1992
Michel BENITA(bass)
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C'S Wonderful - "A Gershwin Song Book / Andre Previn(DG 453 493-2)Rec-1997
David Finck(bass)
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■プレヴィン&フィンクの録音風景
previn_finck.jpg
大橋裕子トリオ「WALTZ No.4」の録音では、寺島氏がマイク19本、大間知氏がマイク13本を使っていますが、プレヴィン「ガーシュイン・ソングブック」は比較的シンプルに録ってるような感じです。
posted by masamasa at 11:32| 音楽ソフト

2017年04月08日

「エストレリータ(M.ポンセ作曲)」に釣られて、季刊・オーディオアクセサリー164号を買ってしまった(笑)

時間調整でオーディオ誌をペラペラ捲っていたら付録CDに「エストレリータ」の文字が・・・
エストレリータを聴いてみたいのが一番ですが、寺島レコードのCDを1枚も所有していないので試しに買ってみました(笑)
AudioAccessory164.jpg

早速聴いてみましたが、、、、

いや〜凄いエネルギッシュなサウンド!!!、、、というか異常に音圧が高い!!!
サウンドステージがグチャグチャで音場もクソもない今風なジャズ録音!!!(←褒め言葉です)

それにしても、、、何?、このズンドコ低音!!!!!(爆死)

とにかく低域の量感が半端なく多く、低音の音程が不明瞭。
10cmフルレンジでも低音過多ってどうなのよ。


紙面の解説では、、、
「オーディオで再生するのが難しいとされるスピード感溢れるピアノの中域音が素晴らしく、再生チェックにぴったり。」
ってことですが、ピアノの中域は並レベルのクオリティに感じます。
大橋裕子トリオ「WALTZ No.4」は本誌中のCD紹介欄でも「特選」に選ばれてるので、オーディオ誌&オーディオ評論家的には「超優秀録音」なんでしょうが、私には合わないようです。
改めて自分の『クソ耳体質』を認識することとなりました(泣)


尚、大橋裕子さんのエストレリータ演奏は98点で大変スンバラシイです。
それだけに「寺島レコード」のセンスに合わない「自分の感性」が非常に残念です(笑)
posted by masamasa at 11:26| 音楽ソフト