2016年10月25日

1WAY全帯域マイク録音はフルレンジスピーカーで再生すべし(爆死)

我が家のマイクを調べてみたらすべて1つの振動膜(板)を使ったものでした。
気になって検索してみるとマルチ振動膜の録音マイクは少ないようです。

■三研マイクロホン/2ウェイカプセル式モノラルマイク
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よくよく考えてみると、フルレンジ振動幕で拾った音をわざわざ分割して2ウェイ、3ウェイ再生するのはどうなんだろうか?
シンプルにフルレンジ一発再生がベストな気がする〜(笑)
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、、、ってことで、、、

『1WAY全帯域マイク録音はフルレンジスピーカーで再生すべし(爆死)』
posted by masamasa at 21:46| ローエンドオーディオの『コツ』

2016年10月16日

ピアノの再生は難しいっ!!!

藤井郷子女史の「インビジブル・ハンド」絡みでイロイロなピアノ演奏を聴いてますが、、、
ピアノの再生は難しいですね〜!

何が難しいって、、、音源によって音作りが千差万別、、、

周波数レンジ、ダイナミックレンジ、定位、輪郭、キレ、、、

とにかく全て平均的な基準となる演奏が見当たりませんね〜(苦笑)

例えば、、、

「インビジブルハンド」は近接録音ですが、超低域をカットして80〜150Hzあたりを強調し低音感をアップしてます。
キース・ジャレットの「ケルン・コンサート」ではピアノを叩いたりするので30Hz付近まで音圧が高目です。さらに客席の音もしっかり入ってます。
加古隆「いにしえの響き」はレンジは広いですが、全体的にキレが良くありません。
ディック・ハイマン「プレイズ・ファッツ・ウォラー」は自動ピアノ+バイノーラル録音。
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ピアノの最低音は27.5Hzですが基音の音圧レベルは高くないので、、、
殆んどの録音で50〜60Hz当たりまで再生できれば十分なようです。
DDBH方式ならダクト調整で低域の出音を調整できるので多くのソフトに対応できそうですが、市販スピーカーでは妥協する部分も出てきそう。

【参考】ピアノの周波数特性
■キース・ジャレット、加古隆
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■ディック・ハイマン、藤井郷子
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どっこい普通じゃない超ワイドレンジピアノもあるので悩ましいですね(笑)
例えば「KLAVINS model370」は巨大な設置型ピアノで低域キーの基音がしっかり出ますので、30Hzまでしっかり再生したいですね。
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■Michael Ponti live on Klavins Mod.370
ムソルグスキー/展覧会の絵(冒頭部)
posted by masamasa at 20:21| ローエンドオーディオの『コツ』

2016年10月10日

8cm付録スピーカー(FOSTEX M800、STEREO誌2016年8月号付録)で聴く〜藤井郷子の音世界『インビジブル・ハンド』より「ゲン・ヒメル」

昨夜から『インビジブル・ハンド』をジックリ聴かせていただきました。

、、、が、トンでもない事に気が付きましたよ(をぃ)
「演奏者の気配を感じないな〜」「ライブにしては会場の空気感が希薄だな〜」と思っていたら、、、

な、、、なんと、、、50Hz以下がばっさりカットされているようです。
これってオーディオ的には問題有りで『面白さが半減』してしまいますね。

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どの曲も低域は60Hz止まりなので、、、8cmフルレンジでも十分再生できそうです(笑)
ってことで、8cm版を録ってみました。

■8cmフルレンジで聴く〜藤井郷子の音世界「Gen Himmel」

■録音はタスカムDR-07mkII(AB方式、16bit、44kHzで録音)、録音ポイントはSPから65cm。
再生プレーヤーは『AIMP3 ver3.55,build1345(26.03.2014)』
■再生曲
Gen Himmel - Satoko Fujii / Invisible Hand
(Cortez Sound / CSJ0001-0002)
■使用機器は、、、

自作PC(Win XP home SP3、フルファンレス仕様)

↓(光接続)

KENWOOD DM-9090(DACモード)

↓(自作VCTF2スケアRCAケーブル)

DENON PMA-390IV

↓(VCTF2スケアケーブル)

FOSTEX M800 + DDBH-85WK(ダンプダクト・バックロード)

※新レーベル「Cortez Sound」第一弾/藤井郷子『インビジブル・ハンド』を10cmフルレンジで聴いてみました
posted by masamasa at 18:06| 音楽ソフト

2016年10月09日

新レーベル「Cortez Sound」第一弾/藤井郷子『インビジブル・ハンド』を10cmフルレンジで聴いてみました

2016年9月17日に水戸の「Jazz Room CORTEZ」さんから新レーベル「Cortez Sound」が発進しました。
その第一弾が、、、
コルテスさんでの藤井郷子嬢のライブ演奏です。
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藤井郷子『インビジブル・ハンド』
〜 深遠なる藤井郷子の音世界 青い炎と幽玄美 〜
[ Cortez Sound / CSJ0001-0002、2枚組、税別3000円 ]

このライブは2016/4/28に行われたものですがが、CD発売に先立って冒頭の1曲がYouTubeで公開されています。

さて、コルテスさんのJBL4350で藤井さんのソロピアノを聴かせていただきましたが、、、
なかなかに素晴らしい演奏、録音です。
ちょっと気になったのが「低音の量感がありすぎで、ややキレが悪い」ことです。
こうなると38cmダブルでは低域が飽和状態で凄いことになりそうですが、我が家の10cmフルレンジなら相性が良さそうです。

ってことで、、、
早速、MarkAudio Pluvia Sevenで鳴らしてみました(笑)
あれっ、、、10cmでも低音の量感が・・・・(爆死)
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そうでした、この箱は低域の量感重視で設計してました。
なるほど、このCDは小口径フルレンジでも等身大のピアノが再現されるので、JBL4350などの大型スピーカーより小型スピーカーとの相性が良い感じです。
聴いていると何時の間にかSATOKOワールドにグイグイ引き込まれていきます。
50〜60年代のジャズとは別世界ですが中々心地良いですね。
内容はモードとフリーの狭間といった感じで、クラシックの現代音楽風でもあります。
ジャズファン以外の方々にも一度聴いて頂きたい演奏ですね。
こうなると次の作品への期待が膨らんできますが、、、
エバンスの「Peace Piece」なんぞ聴いてみたいな〜〜〜♪

■10cmフルレンジで聴くジャズピアノ〜藤井郷子『インビジブル・ハンド』より「Thought」(抜粋)

■録音はタスカムDR-07mkII(AB方式、16bit、44kHzで録音)、録音ポイントはSPから65cm。
再生プレーヤーは『AIMP3 ver3.55,build1345(26.03.2014)』

■再生曲
Thought - Satoko Fujii / Invisible Hand
(Cortez Sound / CSJ0001-0002)

■使用機器は、、、

自作PC(Win XP home SP3、フルファンレス仕様)

↓(光接続)

KENWOOD DM-9090(DACモード)

↓(自作VCTF2スケアRCAケーブル)

DENON PMA-390IV

↓(VCTF2スケアケーブル)

MarkAudio Pluvia Seven + DDBH-10-FERMENTO(ダンプダクト・バックロード)
posted by masamasa at 20:39| 音楽ソフト

2016年10月08日

可変ダクト型・5cmバックロードホーン(ブックシェルフタイプ)「DDBH-B05F-AD」

5cmじゃどう足掻いても爆音は無理なので、デスクトップでぎりぎり使えそうなサイズ(134x300x220mm)にしています。
と言っても、非常に「微妙な大きさ」ですね(笑)

DDBH-B05F-AD【設計図】(可変ダクト型ダンプダクト・バックロードホーン)
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方式:DDBH
サイズ:W.134xH.300xD.220(mm)
空気室容積:0.6L
スロート面積:13.2cu
ホーン開口面積:90.2cu
ホーン長:98cm
ダクト面積:16.5〜33cu
ダクト長:8.2cm
推奨ユニット:5cmフルレンジ
推奨振動板面積:13.5〜17.5cu

DDBH-B05F-AD【板取り図】(可変ダクト型ダンプダクト・バックロードホーン)
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【要注意】
パーツMNの横幅は0.3ミリ小さい109.7ミリになります。
正確にカット出来ない場合は、同寸法(110mm)に切り出し紙ヤスリ等で修正します。
posted by masamasa at 20:29| 自作スピーカー