2016年08月28日

MarkAudio Pluvia Eleven(15cmフルレンジ)用トールボーイSP「DDBH-T15F」

Pluvia Elevenの振動板面積は109.359cuで、実効振動板半径は5.9cm。
ユニット口径=「2×実効半径÷0.8」=14.75cm≒15cm≒6inch

ってことで、Pluvia Elevenは口径15cm(≒6インチ)という中途半端なサイズになります。

■Pluvia Elevenのスペック
Pluvia-Eleven-01.jpg

■DDBH-T15F【設計図】
DDBH-T15F-pluvia-eleven-01.jpg
サイズ:W.220xH.900xD.400(mm)
空気室容積:4.3L
スロート面積:95cu
ホーン開口面積:608cu
ホーン長:190cm
ダクト面積:218.5cu
ダクト長:12cm

■DDBH-T15F【設計図】
15mm厚の三六板1枚で1台分、さらにダクト調整板も取れるので完成後もイロイロと遊べます。
DDBH-T15F-pluvia-eleven-02.jpg

【重要】スピーカーユニットの口径の求め方

ユニット口径(cm)≒2×実行振動板半径(a)÷0.8=2.5a(cm)
posted by masamasa at 20:04| 自作スピーカー

2016年08月23日

20cmバックロードホーン「DDBH-T20F-SONORE-type3」

DDBH-T20F-SONOREとはダクト位置が違い、高さも2cm大きくなっています。
21mm厚、三六板×3枚をフルに使って底面を強化したモデル。
性能はSONOREとホボ同等、ルックスはSONOREが上?、扱いやすさはtype3が上かな(笑)

■DDBH-T20F-SONORE-type3【設計図】
DDBH-T20F-SONORE-TypeIII-design.jpg
・サイズ:W.340xH.1,060xD.450(mm)
・空気室容積:9.3リットル
・スロート面積:193.7cu
・ホーン開口面積:1,051cu
・ホーン長:216cm
・ダクト断面積:476.8cu
・ダクト長:14.1cm
・推奨ユニット:
  TangBand W8-1772
  TangBand W8-1808
  Fostex FF225WK
  Lowther PM6A
  Lowther PM6C
  JBL LE-8T
    他、20cmフルレンジ各種

■DDBH-T20F-SONORE-type3【板取り図-1】
DDBH-T20F-SONORE-TypeIII-pattern-01.jpg

■DDBH-T20F-SONORE-type3【板取り図-2】
DDBH-T20F-SONORE-TypeIII-pattern-02.jpg
posted by masamasa at 20:13| 自作スピーカー

2016年08月21日

バックロードホーンの高調波歪について・・・(笑)

ネット上で気になる記事を見つけました(笑)

ハイレゾレコパル
【ポータブルオーディオLab】夏の工作特集第2弾! 実物大プラモ感覚で16cmフルレンジのバックロードホーンを完成させる!


BearHorn BW-166(バックロードホーン・キット)」の製作記事になりますが、バックロードから盛大に出る高調波歪に肯定的な記事なのでビックリです(笑)

50Hz-Spot-test-02.jpg

多すぎる高調波はホーン鳴きに繋がったり、音が濁ったりするので個人的には出来るだけ低く抑えたいのですが、レコパルのライターさんは『バックロードホーン独特の効果』と肯定的な表現をしています。
「音源に入ってない音」が「音源以上の音圧」で出てきちゃうのは、どう考えてもヨロシクないでしょう。

ってことで、、、
「8cmフルレンジ(Fostex M800)、10cmフルレンジ(MarkAudio Pluvia Seven)+DDBH」で50Hzスポット波を再生し、特性を録ってみました。
50Hz-Spot-test-01.jpg
8cmでの50Hz再生は無理があるのでこんなもんでしょう。
10cmはギリギリ及第点ってとこでしょうか。

やはり「高調波歪」に関しては、密閉型、バスレフ型に分がありますね。
がんばれバックロードーーー!!!(爆死)
posted by masamasa at 15:55| 自作スピーカー

2016年08月20日

DDBHはサブウーファーに使えそうか?の検証です(笑)

開口部のダンプダクトをどんどん窄めて行くと結構低いほうまで伸びます。
ユニット前後の中高音をある程度抑えればサブウーファーとして使えそうです。

■密閉orバスレフ+DDBH方式のイメージ図
DDBH-sub-woofer-image-01.jpg
2箇所のダクト調整で多くのパターンに対応できそうですが、果たしてどうなりますやら(笑)

■密閉+DDBHのインピーダンス特性
DDBH-woofer-impedance.jpg
2サイズのダクトでの特性ですが、まさにバックロードの特性。
開口部を狭めていってもバックロードの動作は残るようです。

■ユニット正面開放時と密閉時の特性
DDBH-sub-woofer-01.jpg
密閉箱の容積が小さすぎる感じですが、上手く調整できれば、、、、
10cmイッパツで25Hz〜100Hz±5dBが実現出来そうです。

■TnagBand W3-881SJFとの組み合わせで検証
DDBH-PSW-01.jpg
ローエンドの伸びがありませんが、量感はタップリ。
ウーファーの能率が心配でしたが、Pluvia Sevenの能率+5dBくらい出てるようです。

結果として、、、

DDBH仕様サブウーファーは上手く行きそうですが、差し当たって必要は無いかな(爆死)
posted by masamasa at 20:12| 自作サブウーファー

2016年08月08日

FOSTEX FE83-Sol用ボックス「DDBH-83-Sol」

FE103-Sol、FE108-Solに続いてFE83-Solが数量限定で発売されます。
税込み6,040円という微妙な価格設定(笑)

103-Sol、108-Sol共に値段を考えると微妙で購入まで至らなかったんですが、、、

果たしてFE83-Solはどうなってしまうのか〜!!!?

で、とりあえずスペック比較。

■8cmフルレンジ・スペック比較
FE83-Sol-spec-02.jpg
何といいますか、、、
『FF85WKの磁気回路にFE83系の振動板を載せた』ような感じですね。
果たして圧倒的コストパフォーマンスのタンバンに対抗できるのか気になります。

■DDBH-83-Sol【設計図、ホーンイメージ】
DDBH-FE83-Sol-01.jpg
サイズ:W.180xH.420xD.300(mm)
空気室容積:1.1L
スロート:25.5cu
開口:180cu
ホーン長:143cm
ダクト面積:60cu
ダクト長:10cm

■DDBH-83-Sol【板取り図】
DDBH-FE83-Sol-02.jpg
posted by masamasa at 20:38| 自作スピーカー