【オーディオファン必聴の第2弾がハイレゾで登場】
〜『camomile Best Audio 2』/藤田恵美

このアルバムには「ビ・ツ・ク・リ・!!!」です。
なんと趣味のオーディオの入り口にも立てないアルバムでした(笑)
まず、ヴォーカルがスピーカーユニットの高さに定位して、他の楽器も同じ高さで横一線に並びます。
左右の広がりはスピーカーの位置までで、外まで広がると言うことはありません。
奥行き方向も前後差が感じられず、考えられないくらい平面的な音像、サウンドステージが展開されます。
これだけ3Dイメージ(三次元感)を感じない音はなかなか聴けません。

アルバム解説では、、、
「2chステレオでは一般的にスピーカーに近い高さにしか音を配置できませんが、フロントの壁一面の天井までを音で埋めつくし、今までにない立体感の実現に成功しています。」
となってますが、2chの認識としてのスタートラインもゴール(=当アルバム)もあまりに低レベル過ぎます(笑)
『スピーカーの存在はおろか、壁、天井の存在も感じない3D(三次元)再生』は「趣味のオーディオ」のスタートラインであって、三次元情報の含まれたソースならローエンドシステムの2チャンネル再生でも普通に再現できます。