2016年02月04日

バックロードホーンの比較検証【2】〜「ハセヒロMM-151」「フォステクスFE103系-純正BH箱」「ベアホーンASB1081(STEREO誌掲載BOX)」

メーカー設計BH、雑誌掲載BH箱を本格的に検証したのは初めてだったんですが、、、意外と面白い(笑)
「乗りかかった船」という訳ではないですが、、、
理想的なエクスポネンシャルホーンといわれるハセヒロBH箱「MM-151」、フォステクスFE103系の純正箱、最近発売されたベアホーン(ヨシモト・キャビネット)のFE108-Sol用BH箱「ASB1081」を比較してみました。

■外観
hasehiro-fostex.jpg
ハセヒロはブックシェルフタイプ、フォステクスとベアホーンはトールボーイタイプになります。

■ホーン部のイメージ図
hasehiro-mm151-horn.jpg
ハセヒロのホーンは流石にスムーズな広がりで申し分ないですね。
ただ、空気室が4.5Lと10cm用としてはカナリ大きく、クロス周波数が80Hzと低くなっています。
「ユニットからの直接音」と「ホーン開口からの音」のクロスオーバー周波数は200Hz前後が一般的ですが、80Hzクロスだと100〜300Hzあたりが薄くなりそうです。

フォステクスの純正箱は、まぁ、、、こんなもんでしょう(笑)
聴いたことは無いんですが、開口部の階段構造は無駄以外の何者でもないですし、、、大きい割には大したこと無いような気がします(爆死)

ASB1081は変わった広がり方をしていますが、商品化されるくらいなので音的には問題ないんでしょうね。
動作としては、ホーンと共鳴管の混ざった感じでしょうか?

最後に、フォスの純正箱で気になる箇所が・・・
FE103-BOX.jpg
パーツHですが『何でココに付くの?』『何がしたいんだ?』『んっ、意味不明』といった感じなんですが、メーカーさんの設計なんで「それなりの理由」があるのでしょう。
私なら間違いなく対面の斜め上に付けますよ(ぼそっ)
posted by masamasa at 22:45| 自作スピーカー