2015年12月20日

暫定掲示板を設置しました♪

少し前からWinXPパソコンでのメール送受信に不具合が出ています。
該当アドレスはフォームメールに使っていましたが、、、
現時点では解決策が見つからないのでメール代わりに掲示板を設置しました。

http://spc.jpn.org/bbs/cbbs.cgi

左フレーム下側の「問い合わせ」にリンクが貼ってありますが、

「メールしたけど返事が来ないぞ」という方がおられましたら、お手数ですが掲示板へ書き込んでください。

ということで、よろしくお願いします m(_ _)m

posted by masamasa at 21:17| 重要なお知らせ

2015年12月19日

10cmトールボーイBH「DDBH-T10-SPIRANDI-U」-小型化への挑戦

前回記事(2015-12-15)の「DDBH-T10-SPIRANDI(スピランディ)」は入門用という位置付けで50Hzがソコソコ出れば十分な感じですが、もう一歩進んで40Hzをそこそこ出したくなりました(笑)

同じ構造で三六板をフルに使いきる設計です。
本体サイズは、W.165×H.900×D.210(mm)で体積は31.2L(リットル)。
本格的な10cmバックロードホーンとしては結構小さくなってます。
性能を落とさずに更に小さくしたいのですが、ダンプダクトバックロード(DD-BH)ではココイラが限界っぽいです。

【参考資料/本格的10cmバックロードの体積】
FOSTEX BK103-Sol=42.6L
FOSTEX FE103En純正BOX=60.4L
FOSTEX BK108-Sol=63.5L
D-10バッキー(設計:長岡鉄男氏)=38.6L

バックロードホーンの低音再生限界は箱の大きさに影響され、大きいほど低音が出しやすくなります。
ただ最低域を求めるとバランスが悪くなることも多く注意が必要です。

■DDBH-T10-SPIRANDI-mkU【設計図】
DDBH-T10-SPIRANDI-II-01.jpg
ユニットは駆動力の強いタイプがオススメですが、バスレフ向きのユニットで問題無く使えると思います。

■DDBH-T10-SPIRANDI-mkU【板取り図】
DDBH-T10-SPIRANDI-II-02.jpg
posted by masamasa at 20:17| 自作スピーカー

2015年12月15日

10cmトールボーイのベーシックモデル〜「DDBH-T10-SPIRANDI(スピランディ)」

15mmの三六板1枚をフルに使って2台分取るケチケチ仕様ボックスです。
本体設置面が150x200mmと小さいのでセッティングベース(220x260)込みで設計しています。

内容積が少ないため最低域は控えめなバランスになると思われます。
と言っても、同サイズのダブルバスレフくらいの低音は出てほしいんですが(笑)

「SPIRANDI」はラテン語で「呼吸」の意味。
生命の基本である呼吸をイメージした「自然で強調感の無い音」が狙いです。

【参考製作費】
■SPボックス
15mmラワン合板(三六板)1枚=2800-
カット代(直線41、円2)=2450
内部配線(0.75スケア赤黒平行線、1m)=150-
SPターミナル(2ヶ)=700-
木工ボンド、ネジ等=1000-
TOTAL=7100-

■スピーカーユニット
FOSTEX FF105WK(2本)=9692-
MarkAudio CHR-70v3(2本)=8721-
、、、、、
あたりだと、、、2台で15821〜16792円になります。
諭吉さん2枚でお釣りが来ますね。

■DDBH-T10-SPIRANDI【設計図】
DDBH-T10-SPIRANDI-01.jpg

■DDBH-T10-SPIRANDI【板取り図】
DDBH-T10-SPIRANDI-02.jpg
posted by masamasa at 22:07| 自作スピーカー

2015年12月14日

10cmDD-BHブックシェルフの最終型?〜「DDBH-10-SONORE(ソノーレ)」

サブロク板1枚で2台分とれる10cm箱は色々と作ってきましたが、バックロードホーンとしては限界なようです。
サイズ的には、、、
幅190〜220mm、高さ440〜450mm、奥行き320〜350mmくらいになります。
方式や構造のアイデアも既に出し尽くしてしまった感があります。

ということで、サブロク板をフルに使った記念箱?「DDBH-10-SONORE」を設計してみました(笑)
「SONORE」(ソノーレ)は音楽用語で「朗々と響かせて」という意味があります。
尚、製作は未定です(爆)

■DDBH-10-SONORE【設計図】
DDBH-10-SONORE-01.jpg
方式:前面開口型ダンプダクト・バックロードホーン
サイズ:W.215×H.450×D.340(mm)
空気室容積:2リットル
スロート面積:42.55cu
ホーン開口面積:214.6cu
ホーン長:150cm
ダクト面積:92.5cu
ダクト長:10cm

■DDBH-10-SONORE【板取り図】
DDBH-10-SONORE-02.jpg
posted by masamasa at 22:37| 自作スピーカー

2015年12月02日

上面開口型ダンプダクト・バックロードホーン「DDBH-P7T」(10cmフルレンジ用ボックス)

マークオーディオの"Pluvia Seven"用に設計したボックスなんですが、TangBand W4-1320SIFを入れてみたら良い感じの出音でした。

入門用の「DDBH-10F」「DDBH-10R」と同サイズで、周波数レンジも同等です。
ホーン開口位置を上面にするのは構造的に難しいですが、開口部が絞られるダンプダクトならハードルが低くなり上手い具合に設計できました。

音的には、開口部から全方向に拡散する中高音による音場効果が大きくなっています。
とにかく臨場感タップリ、ライブ感満載で楽しく聴けます。
ただ製作難易度は高めなので、入門用とはいきません。

■DDBH-P7T外観
P7T-01.jpg

■設計図
DDBH-P7T-05.jpg
方式:上面開口型ダンプダクト・バックロードホーン
サイズ:W.200×H.450×D.340(mm)
空気室容積::2.0リットル
スロート面積:40.8cu
開口面積:282cu
ホーン長:150cm
ダクト面積:85cu
ダクト長:9.5cm

■板取り図(15mmサブロク板1枚=2台分)
DDBH-P7T-06.jpg

■再生周波数特性(軸上1m&ダクト開口部)
DDBH-P7T-frequency-response.jpg

■内部配線
P7T-02.jpg
posted by masamasa at 20:04| 自作スピーカー