・ラワン合板(15ミリ三六板)=2800円
・MDF(15ミリ三六板)=2450円
どちらもちょっと値上がり傾向、ラワン合板は昨年比100〜200円アップ
ヒノキ合板(構造用、節無、12ミリ三六板)=2000円
ヒノキ合板(構造用、節有、12ミリ三六板)=1200円
こちらは初めてお目にかかりました
節無は木肌も綺麗で比重も高めなのでスピーカーには良さそう。
残念ながら15mmはなかった。
2015年11月20日
【合板情報】ホームセンター調べ(2015-11-17)
posted by masamasa at 06:46| 合板、木材情報
2015年11月12日
10cmダンプダクト実験箱で『加速する音』を体感する(笑)
駆動力の弱いユニットをバックロードホーンに使うと、、、
@ホーン鳴きが目立つ
A低音の締りが悪い
B低音が遅れて出てくる
等々、悪い面が目立ったりしますが、ダンプダクトを使うと「貧弱ユニット+バックロード」の弱点が軽減されます。
ダンプダクトは調整次第で色々な変化があらわれますが、、、
@低域の量感が変化
A低域の締まり、キレが変化
B低域の遅れ感の変化
Cホーン鳴き、特定音域の強調感の変化
D全域での質感の変化
E無音時の静寂感の変化
などがあります。
尚、バックロードは構造上ホーンの長さ分「低音が遅れて出てきます」が、ダクトの調整次第で「全く遅れのない低音」を聴くことができます。
また、ボックス全体で二重に制動が掛かり、二重に圧縮された音が加速して放出されるので、さまざまな効果が現れます。
サブタンク付きの空気入れ(スピーカーと違って一方通行ですが)をイメージすると動作が分かりやすいと思います。

そう言った話を聞いても、説明図を見ても、信じられないと思いますが、、、
これはもう、実際に聴いてみないと分からないと思います。
はい、そこで10cmフルレンジ用の実験箱です。
15mm三六板1枚で2台分取れるエコ仕様で、板材はラワン合板、MDFで十分です。
ダクトを付けなければ普通のバックロードになりますし、前面開口、背面開口も選択できます。
ダンプダクトの調整幅も広いしBHとの比較も出来るので、この箱があれば長いこと遊べます(笑)
■DDBH-10EX【実験箱】設計図

■DDBH-10EX【実験箱】板取り図

■推奨ユニット
(開口を100φにしておけばFOSTEXの93φのユニットがギリギリ使えます)
駆動力が程々に弱いユニットのほうが、効果が分かりやすくなります。
MarkAudio CHR-70v3
ParcAudio DCU-F121W
TangBand W4-1320SJF
Fostex FE108EΣ
Fostex FF105WK , FE103En
等、10cmユニット全般(笑)
勿論、ステレオ誌2015年8月号付録ユニット「Fostex P1000」やFostexの限定ユニット「FE103-Sol」なども良さそうです♪
@ホーン鳴きが目立つ
A低音の締りが悪い
B低音が遅れて出てくる
等々、悪い面が目立ったりしますが、ダンプダクトを使うと「貧弱ユニット+バックロード」の弱点が軽減されます。
ダンプダクトは調整次第で色々な変化があらわれますが、、、
@低域の量感が変化
A低域の締まり、キレが変化
B低域の遅れ感の変化
Cホーン鳴き、特定音域の強調感の変化
D全域での質感の変化
E無音時の静寂感の変化
などがあります。
尚、バックロードは構造上ホーンの長さ分「低音が遅れて出てきます」が、ダクトの調整次第で「全く遅れのない低音」を聴くことができます。
また、ボックス全体で二重に制動が掛かり、二重に圧縮された音が加速して放出されるので、さまざまな効果が現れます。
サブタンク付きの空気入れ(スピーカーと違って一方通行ですが)をイメージすると動作が分かりやすいと思います。

そう言った話を聞いても、説明図を見ても、信じられないと思いますが、、、
これはもう、実際に聴いてみないと分からないと思います。
はい、そこで10cmフルレンジ用の実験箱です。
15mm三六板1枚で2台分取れるエコ仕様で、板材はラワン合板、MDFで十分です。
ダクトを付けなければ普通のバックロードになりますし、前面開口、背面開口も選択できます。
ダンプダクトの調整幅も広いしBHとの比較も出来るので、この箱があれば長いこと遊べます(笑)
■DDBH-10EX【実験箱】設計図

■DDBH-10EX【実験箱】板取り図

■推奨ユニット
(開口を100φにしておけばFOSTEXの93φのユニットがギリギリ使えます)
駆動力が程々に弱いユニットのほうが、効果が分かりやすくなります。
MarkAudio CHR-70v3
ParcAudio DCU-F121W
TangBand W4-1320SJF
Fostex FE108EΣ
Fostex FF105WK , FE103En
等、10cmユニット全般(笑)
勿論、ステレオ誌2015年8月号付録ユニット「Fostex P1000」やFostexの限定ユニット「FE103-Sol」なども良さそうです♪
posted by masamasa at 16:35| 自作スピーカー
2015年11月07日
「バックロードホーンの進化」と「今後の展望」
■バックロードホーンの歴史、進化、今後の展望■

オーディオファンの中には『バックロード嫌い』が結構居ます。
というか、バックロードの音が好きな人は全体の一割くらいで、残りは否定的な方々ばかり(笑)
それはバックロード特有の『ホーン鳴き』(ボーボー音)や『アバレ』(特定の帯域が強調される)の影響が大きいからに他なりません。
口の悪い人は「土管の中で聴いているようだ」などとおっしゃいます。
これらの短所はバックロード好きでも感じていることで、短所を押さえるために吸音材を使ったり、開口部をダンプしたりといった行動に出るのが常でした。
ところが、吸音材でもダンプしても焼け石に水状態で、効果的に改善させることが出来なかったんですね。
その後「開口部のダンプ」からもう一歩進んでダンプ箇所をダクト化する方法が出てきます。
この方法は、25年以上前から実験していましたが、長いこと『振動板面積≧開口部ダクト面積』に囚われていて、効果が有ったり無かったりで進展しませんでした。
現在は美味しいポイントも見つかって、そこそこな音を出せるようになりました。
もう一つの改善策としてホーンの複数化(ツインホーン、ダブルホーン、デュアルホーン等)があります。
これは特性の違うホーンを組み合わせて、癖の出る音域を分散化させるのが狙いです。
上手く組み合わせればそこそこの効果がありますが、構造が複雑になってサイズの肥大化、コストアップにつながります。
手間、コストに対する効果は高くないので微妙な感じではあります。
上記の流れとは別に、バックロードとバスレフを組み合わせる方法?(バックドードバスレフ、BHBS)が考え出されました。
正確な起源はわかりませんが、現在はまだ発展途上のようで設計方法、計算式等も公開されていないようです。
数少ない情報から推測するに『簡単な構造で大きな効果が期待できる』ようですね。
DD-BHは頭打ちですが、BHBSは今後のメインストリームになりえる方式だと思われますので、関係者各位には頑張っていただきたいです。

オーディオファンの中には『バックロード嫌い』が結構居ます。
というか、バックロードの音が好きな人は全体の一割くらいで、残りは否定的な方々ばかり(笑)
それはバックロード特有の『ホーン鳴き』(ボーボー音)や『アバレ』(特定の帯域が強調される)の影響が大きいからに他なりません。
口の悪い人は「土管の中で聴いているようだ」などとおっしゃいます。
これらの短所はバックロード好きでも感じていることで、短所を押さえるために吸音材を使ったり、開口部をダンプしたりといった行動に出るのが常でした。
ところが、吸音材でもダンプしても焼け石に水状態で、効果的に改善させることが出来なかったんですね。
その後「開口部のダンプ」からもう一歩進んでダンプ箇所をダクト化する方法が出てきます。
この方法は、25年以上前から実験していましたが、長いこと『振動板面積≧開口部ダクト面積』に囚われていて、効果が有ったり無かったりで進展しませんでした。
現在は美味しいポイントも見つかって、そこそこな音を出せるようになりました。
もう一つの改善策としてホーンの複数化(ツインホーン、ダブルホーン、デュアルホーン等)があります。
これは特性の違うホーンを組み合わせて、癖の出る音域を分散化させるのが狙いです。
上手く組み合わせればそこそこの効果がありますが、構造が複雑になってサイズの肥大化、コストアップにつながります。
手間、コストに対する効果は高くないので微妙な感じではあります。
上記の流れとは別に、バックロードとバスレフを組み合わせる方法?(バックドードバスレフ、BHBS)が考え出されました。
正確な起源はわかりませんが、現在はまだ発展途上のようで設計方法、計算式等も公開されていないようです。
数少ない情報から推測するに『簡単な構造で大きな効果が期待できる』ようですね。
DD-BHは頭打ちですが、BHBSは今後のメインストリームになりえる方式だと思われますので、関係者各位には頑張っていただきたいです。
posted by masamasa at 13:43| 自作スピーカー
2015年11月06日
『20cmバックロードホーン+ダンプダクト』の可能性♪
以前から「20センチクラスのバックロードは作らないんですか?」と聞かれることがありましたが、20cmフルレンジのバックロードとなるとお金も掛かるしサイズ的にも狭い部屋では実力を発揮できません。
そもそも20cmだと「ローエンドオーディオ」っぽくないですし(笑)
20cmクラスBHは今までに試作品を含め10台以上は作ってますが、最近のユニットは小口径でも十分高性能なので私的には8cmでも必要十分なんですね〜(苦笑)
ですが、全く考えてないわけではなく、機会があるごとに検証やら実験はしています。
そして20cmBHでの『ダンプダクト効果』も確認済みです。
下図は、FOSTEX FE206Σ+BHでのダンプダクト効果です。

ダンプダクト効果で200Hz以下の凹凸が減り、100Hz以下ではレベル上昇、ローエンドも伸びています。
このくらい効果が出れば『30Hzまでフラットに再生』が視野に入ってきますね。
さらに、現在進行形で「自作仲間のD氏」がTangBand W8-1808を使って「ダンプダクトの検証」をしています。
検証用ボックスは可変ダクトで任意の断面積が選べます。ダクト長に関しては取替え式になります。
■DDBH-T20F-Rev.7【実験機】外観&可変ダクト部

この箱の狙いは、『小さい占有面積の箱で、30Hzまでフラットに再生』なんですが、はたしてどうなりますやら〜!?
占有面積は33cm×45cm=1485cu(100%)になりますが、他の20cm箱と比べると、
TangBand純正BH箱(W8-1772用)=30×56.4=1692cu(113%)
FOSTEX純正BH箱(FE206En用)=39.2×45=1764cu(118%)
D-55(長岡氏設計)=44.4×54=2397cu(161%)
と、一回り小さくなっています。
現在は調整難航中のようで、『クラシックにはダクト無し、ジャズにはダクト有り』が良いらしいです。
ダンプダクトでの変化量が結構大きいので、かえって迷いが出ているようで、、、『調整終了は未定』のようです。
尚、現時点で私が20cmクラスを作る予定はありませんので、「オススメの20cm箱」を公開する可能性は低いと思います。
どうしても20cmクラスのDD-BHを作ってみたいのでしたら、既存のBH箱を改造するか、実験機でダクト最適値を見つけてから『本番機』を作ったほうが良さそうです。
参考資料として実験機の図面を公開します。
21mm合板3枚で2台取れるエコ設計のケチケチ仕様。
■DDBH-T20F-Rev.7【実験機】-設計図

■DDBH-T20F-Rev.7【実験機】-板取り図-1

■DDBH-T20F-Rev.7【実験機】-板取り図-2
そもそも20cmだと「ローエンドオーディオ」っぽくないですし(笑)
20cmクラスBHは今までに試作品を含め10台以上は作ってますが、最近のユニットは小口径でも十分高性能なので私的には8cmでも必要十分なんですね〜(苦笑)
ですが、全く考えてないわけではなく、機会があるごとに検証やら実験はしています。
そして20cmBHでの『ダンプダクト効果』も確認済みです。
下図は、FOSTEX FE206Σ+BHでのダンプダクト効果です。

ダンプダクト効果で200Hz以下の凹凸が減り、100Hz以下ではレベル上昇、ローエンドも伸びています。
このくらい効果が出れば『30Hzまでフラットに再生』が視野に入ってきますね。
さらに、現在進行形で「自作仲間のD氏」がTangBand W8-1808を使って「ダンプダクトの検証」をしています。
検証用ボックスは可変ダクトで任意の断面積が選べます。ダクト長に関しては取替え式になります。
■DDBH-T20F-Rev.7【実験機】外観&可変ダクト部

この箱の狙いは、『小さい占有面積の箱で、30Hzまでフラットに再生』なんですが、はたしてどうなりますやら〜!?
占有面積は33cm×45cm=1485cu(100%)になりますが、他の20cm箱と比べると、
TangBand純正BH箱(W8-1772用)=30×56.4=1692cu(113%)
FOSTEX純正BH箱(FE206En用)=39.2×45=1764cu(118%)
D-55(長岡氏設計)=44.4×54=2397cu(161%)
と、一回り小さくなっています。
現在は調整難航中のようで、『クラシックにはダクト無し、ジャズにはダクト有り』が良いらしいです。
ダンプダクトでの変化量が結構大きいので、かえって迷いが出ているようで、、、『調整終了は未定』のようです。
尚、現時点で私が20cmクラスを作る予定はありませんので、「オススメの20cm箱」を公開する可能性は低いと思います。
どうしても20cmクラスのDD-BHを作ってみたいのでしたら、既存のBH箱を改造するか、実験機でダクト最適値を見つけてから『本番機』を作ったほうが良さそうです。
参考資料として実験機の図面を公開します。
21mm合板3枚で2台取れるエコ設計のケチケチ仕様。
■DDBH-T20F-Rev.7【実験機】-設計図

■DDBH-T20F-Rev.7【実験機】-板取り図-1

■DDBH-T20F-Rev.7【実験機】-板取り図-2

posted by masamasa at 20:52| 自作スピーカー
2015年11月05日
ダンプダクトバックロード(DD-BH)入門用「DDBH-10ファミリー」の紹介♪
DDBH-10ファミリーはDD-BHの入門用です。
出来るだけコストを押さえて、且つ必要十分な音質を追求しています。
使用板材は15mmラワン合板を基本としますが、低コストのMDFでもOKですし、高級なシナアピトン、バーチ合板なら言うことなし(笑)
基本的に三六板(910x1820mm)1枚でボックス2台分取れる設計になってます。
このファミリーは派生モデルを含めると結構な数になりますが、まずはベーシックモデルの「DDBH-10F」「DDBH-10R」を紹介します。
前記事で測定データを提供してくれた「やまもとK」さんがDDBH-10Fの追加データを送ってくれたのでコチラから。

ボックス本体サイズは、W.200xH.445xD.340(mm)になりますが、10cmバックロードホーンが本領発揮するのに必要最小限な大きさと考えています。
このサイズで必要十分な再生帯域(50Hz〜20kHz)を確保するのが一つの目標ですが、音質を落とさずに帯域を広げるのは難しいです。
ここからは、自作仲間が製作したBOXになります。
まずは、A氏製作のDDBH-10F。

コスト重視で15mmMDFを使用しています。
ユニットはMarkAudio CHR-70v3。
エピコン6との比較試聴では、
「勝負の方もいいところいってます!
エピコンは広大な音場+スピード感があります。
ダンプダクトは広大な音場+迫力があります。」
との感想です(笑)
材料費は1.5諭吉ほどなので、エピコンの1/67(1.5%)になりますね(爆)
続いて、B氏製作の「DDBH-10R」

私がオススメしているサイドプレスで使用しています。
ユニットはFostex FE103-Sol。板材はシナアピトン。
バッフルの一部を面取りしてSPフレームと同系色にしたオシャレなボックスです。
B氏は「ALTECの38cmダブルのオールホーンシステム」と比較試聴してくれましたが「38cm2発には適いません」だそうです(笑)
次は、10Fのバージョンアップ版。容積比35%アップモデルです。

見た感じでは分かりにくいですが、横2cm、縦5cmほど大きくなってます。
板材は聞きなれない「白樺合板」。
尚、この箱はC氏が103-Solを使用するため、C氏と私で共同設計しました。
「ALTEC 38cm一発システム」との比較試聴では、「勝てはしないが良い勝負、10cmとしては十分すぎる性能」とのことです。
最後に、私がサブに使っているDDBH-10WH-U

「ダブルホーン+ダブルダクト」で製作難易度劇高モデルです。
出来るだけコストを押さえて、且つ必要十分な音質を追求しています。
使用板材は15mmラワン合板を基本としますが、低コストのMDFでもOKですし、高級なシナアピトン、バーチ合板なら言うことなし(笑)
基本的に三六板(910x1820mm)1枚でボックス2台分取れる設計になってます。
このファミリーは派生モデルを含めると結構な数になりますが、まずはベーシックモデルの「DDBH-10F」「DDBH-10R」を紹介します。
前記事で測定データを提供してくれた「やまもとK」さんがDDBH-10Fの追加データを送ってくれたのでコチラから。

ボックス本体サイズは、W.200xH.445xD.340(mm)になりますが、10cmバックロードホーンが本領発揮するのに必要最小限な大きさと考えています。
このサイズで必要十分な再生帯域(50Hz〜20kHz)を確保するのが一つの目標ですが、音質を落とさずに帯域を広げるのは難しいです。
ここからは、自作仲間が製作したBOXになります。
まずは、A氏製作のDDBH-10F。

コスト重視で15mmMDFを使用しています。
ユニットはMarkAudio CHR-70v3。
エピコン6との比較試聴では、
「勝負の方もいいところいってます!
エピコンは広大な音場+スピード感があります。
ダンプダクトは広大な音場+迫力があります。」
との感想です(笑)
材料費は1.5諭吉ほどなので、エピコンの1/67(1.5%)になりますね(爆)
続いて、B氏製作の「DDBH-10R」

私がオススメしているサイドプレスで使用しています。
ユニットはFostex FE103-Sol。板材はシナアピトン。
バッフルの一部を面取りしてSPフレームと同系色にしたオシャレなボックスです。
B氏は「ALTECの38cmダブルのオールホーンシステム」と比較試聴してくれましたが「38cm2発には適いません」だそうです(笑)
次は、10Fのバージョンアップ版。容積比35%アップモデルです。

見た感じでは分かりにくいですが、横2cm、縦5cmほど大きくなってます。
板材は聞きなれない「白樺合板」。
尚、この箱はC氏が103-Solを使用するため、C氏と私で共同設計しました。
「ALTEC 38cm一発システム」との比較試聴では、「勝てはしないが良い勝負、10cmとしては十分すぎる性能」とのことです。
最後に、私がサブに使っているDDBH-10WH-U

「ダブルホーン+ダブルダクト」で製作難易度劇高モデルです。
posted by masamasa at 21:26| 自作スピーカー
2015年11月04日
「やまもとK」さんより『DDBH-10Fの測定データ』を頂きました(^^)
FOSTEX FF105WKはまだエージング中ということですが、完成写真と測定データを送っていただきました(感謝)

底板が横勝ちになっているのは「ガタツキ防止」でしょうか?
使用環境に合わせて、こういったカスタマイズが出来るのは自作ならではです。
以下、やまもとKさんのコメントです。
------------------------------------------------------------------------
・使用ユニット FF105WK エージング 10時間 箱は1カ月くらい前に完成、表面は下地処理済、吸音材なし
・60cmのTAOCスタンドにセット、CD-N500→(SRC2496+DEQ2496)→SA-XR55 全てデジタル接続
・計測マイク ECM8000
添付写真
・開口部 開口部0cmで測定 200Hzにピーク。
・リスニングポイント 距離2mくらい、150Hzのディップは部屋の定在波、200Hzに上述のピーク、7.5KHzにユニット特有のピーク。
・Lchの低域が下まで伸びているのは部屋のコーナーの影響
・補正R DEQ2496でマニュアル補正。40Hz-16Khzフラット(笑)
・ユニット込の全体的な感想(補正前)
バランスがよい音。やや抑えられすぎか。
・今後の構想
天板の振動対策(補強材をいれたい)
開口部からの中高域漏れ対策
FF105WKから高級フルレンジに交換
〜ここまで〜
------------------------------------------------------------------------
聞きなれない使用機器だったので調べてみました。
遊び心満載でコストパフォーマンス重視な私好みの選択ですね(笑)

さて、肝心の周波数特性ですが、、、
■リスニングポイント(約2m)での周波数特性(L、R)

150Hz前後のディップと200Hz付近のピークが目立ちますが、SPの位置、マイクの位置で結構変化する帯域なので気にすることはないと思います。
多分、聴感では気にならないと思います。
■イコライザー補正後と開口部の周波数特性

ぉお、、、40〜16kHzが見事ですね。
ただ、バックロードは特性が暴れてても聴感ではフラットに聴こえたりするので過度な補正は要注意です。
また、前面開口ブックシェルフの場合は、ユニットからの距離が近くアバレが大きくなりがちですので、開口部の特性はこんなもんでしょう。
尚、天板の補強ですが、、、
内部に補強材を入れると空気室容積が減ります。
現時点で理想の容積を下回ってますので、必要最小限にとどめたほうが吉です。
全体としては10cmイッパツ補正無しでギリギリ40Hz〜20kHzをクリア。
現状でも10cmフルレンジとしては「最高峰クラス」と思います。
ということで、やまもとKさん情報提供ありがとうございました。
良きオーディオライフをお送りくださいませ〜♪

底板が横勝ちになっているのは「ガタツキ防止」でしょうか?
使用環境に合わせて、こういったカスタマイズが出来るのは自作ならではです。
以下、やまもとKさんのコメントです。
------------------------------------------------------------------------
・使用ユニット FF105WK エージング 10時間 箱は1カ月くらい前に完成、表面は下地処理済、吸音材なし
・60cmのTAOCスタンドにセット、CD-N500→(SRC2496+DEQ2496)→SA-XR55 全てデジタル接続
・計測マイク ECM8000
添付写真
・開口部 開口部0cmで測定 200Hzにピーク。
・リスニングポイント 距離2mくらい、150Hzのディップは部屋の定在波、200Hzに上述のピーク、7.5KHzにユニット特有のピーク。
・Lchの低域が下まで伸びているのは部屋のコーナーの影響
・補正R DEQ2496でマニュアル補正。40Hz-16Khzフラット(笑)
・ユニット込の全体的な感想(補正前)
バランスがよい音。やや抑えられすぎか。
・今後の構想
天板の振動対策(補強材をいれたい)
開口部からの中高域漏れ対策
FF105WKから高級フルレンジに交換
〜ここまで〜
------------------------------------------------------------------------
聞きなれない使用機器だったので調べてみました。
遊び心満載でコストパフォーマンス重視な私好みの選択ですね(笑)

さて、肝心の周波数特性ですが、、、
■リスニングポイント(約2m)での周波数特性(L、R)

150Hz前後のディップと200Hz付近のピークが目立ちますが、SPの位置、マイクの位置で結構変化する帯域なので気にすることはないと思います。
多分、聴感では気にならないと思います。
■イコライザー補正後と開口部の周波数特性

ぉお、、、40〜16kHzが見事ですね。
ただ、バックロードは特性が暴れてても聴感ではフラットに聴こえたりするので過度な補正は要注意です。
また、前面開口ブックシェルフの場合は、ユニットからの距離が近くアバレが大きくなりがちですので、開口部の特性はこんなもんでしょう。
尚、天板の補強ですが、、、
内部に補強材を入れると空気室容積が減ります。
現時点で理想の容積を下回ってますので、必要最小限にとどめたほうが吉です。
全体としては10cmイッパツ補正無しでギリギリ40Hz〜20kHzをクリア。
現状でも10cmフルレンジとしては「最高峰クラス」と思います。
ということで、やまもとKさん情報提供ありがとうございました。
良きオーディオライフをお送りくださいませ〜♪
posted by masamasa at 20:22| 自作スピーカー