2015年03月16日

オーディオ誌付録システムでのインシュレーター効果



■オーディオ誌付録システムでのインシュレーター効果は?

・ScanSpeak 5F/8422T03(ステレオ誌2013年8月号付録)
・LUXMAN LXA-OT3(ステレオ誌2014年1月号付録)
・DigiFi No.10付録DAC

を使ったインシュレーター効果の検証です。

各機材は15mm厚ラワン合板(W.900xD.650mm)のデスクトップ上に設置。
使用インシュレーターは、

・audio-technica AT6099
・Stille-Loure[type I](自作、ハードタイプ)
・Stille-Loure[type III](自作、ソフトタイプ)

になります。


■録音はタスカムDR-07mkU(AB方式、16bit、44kHzでピークリダクション録音)、録音ポイントはSPから60cm。
再生プレーヤーは『AIMP3 ver3.55 , build 1345(26.03.2014)』

インシュ12.jpg

■使用機器は、、、

ノートPC(Lenovo R61e,Win XP-home)

↓(USB接続)

DigiFi No.10付録DAC

↓(赤白RCAコード)

LUXMAN LXA-OT3

↓(VCTF2スケアケーブル)

ScanSpeak 5F/8422T03(5cmフルレンジ)
SP-BOX(SS-057BH-W)
posted by masamasa at 22:34| 自作インシュレーター

2015年03月08日

カスタマイズして遊ぶ〜『Stille-Loure(スティル・ルーレ)』セミフローティング弾性アース構造・FD(Full-Dimention)ハイブリッド・インシュレーター

■「Stille-Loure(スティル・ルーレ)」の最大の特徴は、使用環境や好みに合わせて自由にカスタマイズ出来ることです。
私は簡易的にタイプT〜Vに分けましたが、各自が自分流にカスタマイズすることでオンリーワンの世界が見えてくると思います。
Audio-Hybrid-InsulatorI_STILLE-LOURE.jpg

また、通常のスピーカー振動板は前後運動するので、足元で振動板の反動(縦横の合力)を受け止めなければなりません。
足元の縦運動と横運動を、剛で押さえるか柔で押さえるかで音質への影響も変化します。
構造的に見て、一般的なハイブリッドタイプのインシュレーターは縦方向重視で作られていて横方向は考慮されていないようです。

その点「Stille-Loure」は全方向に対応しています。
具体的には、縦方向も横方向も複数素材を組み合わせた構造になっていて、これが『FD(Full-Dimention=全方向対応、全次元対応)ハイブリッド構造』です。
またFDハイブリッド構造には吸振効果もあります。
Audio-Hybrid-InsulatorI_STILLE-LOURE-02.jpg


■「Stille-Loure」タイプ別特徴比較
比較表.jpg

■組み合わせる構造材について

基本的に『硬いもの同士』『柔らかいもの同士』が接触する組み合わせは効率が悪いので控えたほうがよさそうです。
例えば「鉄とステンレスを直接抱き合わせる」「耐震ゲルと無反発ゴムを直接抱き合わせる」といったことです。
『柔-硬-柔』『硬-柔-硬』を基本にして、各素材の持ち味を十分引き出せるような組み合わせが最良でしょう。

使用機器との相性、音の好みを考慮した「組み合わせ&構造」は難しいですが、、、

それが『自作の面白さ』でもあるわけです(笑)
posted by masamasa at 14:48| 自作オーディオ

2015年03月07日

アナログ対応インシュレーターの自作〜『Stille-Loure 』セミフローティング弾性アース構造・FD(Full-Dimention)ハイブリッド・インシュレーター


■断振(遮断)効果強化版の「アナログプレーヤー対応セミフローティング・インシュレーター」の作業映像です。

ルーレ-01.jpg
Audio-Hybrid-InsulatorI_STILLE-LOURE-03.jpg

トップにはチーク無垢材を使いましたが、MDFなどの圧縮材や固めの木材でも代用可能です。
耐震ゲルはDAISOの角型L(50x50x5mm)と角型M(40x40x5mm)をカットして使用。
シリコンは佐藤ケミカルの「無酢酸形(オキシムタイプ)」のブラック。
前回はシリコン均しに「食事用ナイフ」を使いましたが、今回はDAISOの「パテ用プラスチックヘラ」の先端をカットして使用します。
ルーレ-02.jpg


■材料(8個分):チーク材以外はホームセンター、100均で入手可能です。
・塩ビ製エンドキャップ(51φx23mm) 108x8=864-
・角材(30x30x15mm、18個入り) 108-
・衝撃吸収パッドM(耐震ゲル、40x40x5、4個入り) 108x2=432-
・衝撃吸収パッドL(耐震ゲル、50x50x5、2個入り) 108x4=432-
・シリコンコーキング(黒、1本) 300-
・缶スプレー(黒、1本) 108-
・マスキングテープ(1巻) 108-
・チーク材(30φx10) 30x10x900mmから切り出し 1,080-
・接着剤(チークと角材の接着用) 108-
合計 3,540円(約443円/1個)


■動画撮影カメラ
・オリンパス・ペンE-PL2



【参考データ】インシュレーター別『制振効果』の検証
仏具の「おりん(173g)」を使って、音が鳴り止むまでの時間を計ってみました。
各5回の平均値で長かった順に、

●耐震ゲル(40x40x5mm)=56秒
●コルク(30φx2mm)=44秒
●フェルト(20φx3mm)=43秒
●発泡スチロール(40x40x10mm)=40秒
●インシュレーター無し=38秒
●10円玉=28秒
●ウレタンゴム(12φx8mm)=27秒
●木柱(30φx30mm)=20秒
●TAOC鋳鉄インシュ(50φx20mm)=15秒
●純鉛塊(40x15x150mm)=13秒
●自作インシュ(Stille-Loure type-I)=8秒
posted by masamasa at 22:27| 自作インシュレーター

2015年03月01日

< STILLE-BANKETT >〜model:STAG-B8U2[底面開口型スタガード・デュアル・バックロードホーン(for TangBand W3-881SJF,8cm Full-Range)]

TangBand W3-881SJFを使っていて、気になる帯域が有るのとチョイ低域を延ばしたいので専用に設計してみました。
STAG-B8をベースにして、奥行きを出来るだけ浅くする方向で設計を進め、約6cm浅くしました。
MAX85の低域を延ばしてクセを少なくした感じになれば大成功ですが、果たしてどうなりますやら???

【 Stille-Bankett (STAG-B8U2)設計図】
Stille-Bankett-01.jpg
■サイズ:W.180xH.450xD.290(mm)
■空気室容積:1.08リットル
■スロート:10.5cm2x2
■開口(ショート):58.8cm2
■開口(ロング):77.7cm2
■ホーン長(ショート):150cm
■ホーン長(ロング):180cm

【 Stille-Bankett (STAG-B8U2)板取り図】
Stille-Bankett-02.jpg
posted by masamasa at 22:02| 自作スピーカー