2015年02月05日

“音が紡ぐ総天然色立体映像”〜音のカタチ(形、姿、イメージ)を求めて♪

【音が紡ぐ総天然色立体映像】


■スピーカー出音から『音の距離感』『音像の大きさ』『音像の奥行き』『音の方向(左右、高さ)』等を感じ、脳内メモリーを総動員して『音像イメージ』を描き出します。
脳内データの量が多く、質が高いほど、音像をイメージしやすくなります。
慣れれば、意識しなくても自然にイメージが沸いてきます。
「音の三態」をバランスよく再現できるシステムがあって、無意識にイメージできるスキルが身につくと『素晴らしい音世界』が見えてくるでしょう。

■音の三態(三要素、Three Sound-Forms)
[1]測定できる音(Measuring Sounds)-周波数特性、室内残響、歪みなど
[2]形をイメージできる音(Forming Sounds)-音像、音場、輪郭、舞台、室内形状など
[3]抽象的な音(Invisible Sounds)-美しい、汚い、柔らかい、硬い、暖かい、冷たい、近い、遠いなど

■“音のカタチ(形、姿、イメージ)”と“音の輪郭”
たとえば実際のピアノの低音弦は「太く長く」、高音弦は「細く短く」なっていますが、音もそのような形を持っていると捉えると映像をイメージしやすくなります。
そして再生音の情報からピアノの向きや距離などを推測して三次元音像情報が得られます。
また、音の輪郭も色々で、細かったり太かったり、クッキリしていたりボヤケていたり、アニメ的だったり写真的だったりします。
posted by masamasa at 20:08| ローエンドオーディオの『コツ』