2015年01月18日

インシュレーター自作の作業映像『シリコン打ちのコツ』〜1月3日の記事、工程B〜D

シリコンコーキング作業はけっこう難しく、慣れが必要なので「作業映像」を撮ってみました。



SPC式セミフローティング・インシュレーターのキモになる「シリコンコーキング打ち」の作業映像です。
通常はコーキングを均すのに「コーキング用ヘラ」「パテ用ヘラ」を使いますが、私は「食事用ナイフ」を使ってます。
シリコンコーキングはメーカーによって「硬さ」「弾力」等が違うので音質が微妙に違うかもしれません?
今回は、佐藤ケミカルの「無酢酸形(オキシムタイプ)」のブラックを使いました。

材料(8個分)はホームセンター、100円ショップで入手できる低価格品です。
・塩ビ製エンドキャップ(51φx23) 108x8=864-
・メタルピン(6個入り) 108x2=216-
・角材(30x30x15mm、18個入り) 108-
・衝撃吸収パッド(耐震ゲル、40x40x5、4個入り) 108x2=216-
・シリコンコーキング(黒、1本) 300-
・缶スプレー(黒、1本) 108-
・マスキングテープ(1巻) 108-
合計 1920円(240円/1個)
posted by masamasa at 10:48| 自作インシュレーター

2015年01月04日

『聴感イメージと測定値の埋まらない溝〜セミフローティング・インシュレーター編』

自作インシュレーターの有無での特性を録ってありますが、相変わらず「聴感のイメージ」と「実際の周波数特性」が一致しません(苦笑)
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周波数特性ではインシュレーター有無での差がほとんどありませんが、聴感だと明らかな違いがあります。

「インシュレーター無し」だと全体に太く量感タップリ(特に低音)な鳴り方で、音像はややボヤケタ感じになります。
「インシュレーター有り」だと全体的にハイ上がりで、やや線が細くなりますが、見通しが良くスッキリした鳴りかたになります。
三点支持と四点支持でも微妙に違ってきますが、大した差ではありません。
私的には「インシュレーター有り(三点支持)」が好みですが、全体的には一長一短で「ソースとの相性」も出てきそうですし、好みで使い分けできそうです。

それにしても『この音質差を捉えられる測定方法』はないのでしょうか?
posted by masamasa at 20:32| 自作オーディオ

2015年01月03日

自作インシュレーターの製作〜5種の素材を使った『セミフローティング弾性アース構造インシュレーター』〜異次元の静寂感

今まで色々なインシュレーターを作ってきましたが、今回は『ローエンドオーディオ御用達インシュレーター』としてナカナカの音質です。
ファミリーアーツ試聴室でも効果を確認してますし、何より「1個250円以下」で出来るのでお一つ如何???
と言っても、1個じゃ役に立ちません、8個作っておくと幸せになれるかもしれません(笑)

■内部構造
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■材料(8個分)/ホームセンター、100円ショップで入手
塩ビ製エンドキャップ 108x8=864-
メタルピン(6個入り) 108x2=216-
角材(30x30x15mm、18個入り) 108-
衝撃吸収パッド(耐震ゲル、40x40x5、4個入り) 108x2=216-
シリコンコーキング(1本) 300-
合計 1704円(213円/1個)
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■製作
@角材の中心に千枚通し等で下穴をあけて、メタルピンを刺します。
接着剤を併用すると良いでしょう。
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A角材の下側に衝撃吸収パッドを貼り付けます。
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Bパッドの余り分をハサミ等でカットします。
パッドは柔らかすぎて真っ直ぐ切れないので適当に(笑)
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C上で作った内部構造材をエンドキャップ中心に貼り付けます。
センターからズレても特に問題無いので適当に(笑2)
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Dエンドキャップ外周、メタルピン外周をマスキングテープで養生し、シリコンコーキングで埋めます。
埋めるとき内部に空気が残らないよう注意。
これで完成ですが、シリコンが完全に固まるまでそっとしておきます。
冬場なら4〜5日、夏場なら1〜2日が目安です。
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■使用例
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スピーカースタンドと床の間では基本的にはメタルピン上側で使いますが、「フローリング+絨毯敷き」で使う場合はメタルピン下側が良い場合もあります。
ケースバイケースで使い分けてください。
また、SP本体とスタンド間、アンプ等のオーディオ機器とラック間に使っても効果が有るので色々と遊べると思います。
塩ビ剥き出しで見た目がイマイチなので、周りを黒く塗ると少し高級に見えるかもしれませんね〜(爆死)

【オマケ】
■製作中の作業映像


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posted by masamasa at 20:23| 自作インシュレーター