2013年11月09日

分割共振型オーディオラック製作のコツ♪

2012/04/01の記事
『自作オーディオラックは余り物で、、、(笑)』の補足になります。

作ったのが20年くらい前なので記憶が曖昧な部分もあります(笑)
無塗装乱尺タイプの床材を使ってますので、難易度は高めです。
自信の無い方は、集成材等の狂いの少ない材料を使うなど工夫してください。

まずは簡単に構造の紹介
オーディオラック(自作簡易設計図)

製作のポイント【1】
rack_making_02.jpg

製作のポイント【2】
rack_making_01.jpg

床材の貼り付けはエマルジョン系の木工ボンドと38mmフロア釘の併用。
合板同士の貼り付けは、木工ボンドと32mm木ネジの併用。
支柱の組み立て、棚板正面材は2液性のエポキシ接着剤。
支柱と棚板の接合はエポキシと木ネジの併用です。
硬木にビス止めする際は『必ず』下穴をあけてください。直にブチ込むとネジがぶち切れるか木が割れます(笑)

尚、今は「タイトボンド」など良い接着剤があるようなので、お好きなものをお使いください。
フロア釘は昔からありましたが、皿モミしながら入っていく「コンパネビス」は当時は無かったと記憶してます。
最近ではDIYで「ウッドデッキ」を作る方もいて、ウッドデッキ用の木ネジにも皿モミ兼用のネジが使われるようなので入手しやすいと思います。

実際の組み立てですが、無垢材は湿気等による寸法の伸び縮みが大きいのでピッタリにカットすると組み立て時に合わなくなることがあります。
無垢材をチョット大きめにしておいて、後からルーターでカットする方法が最適と思います。
支柱の面取りもルーターが無いとキツイと思います。
ルーターと「コロ付きフラッシュビット」「コロ付き丸面(角面)ビット」は必需品かもしれません。
小型のトリマーでも面取りできますが、硬木だと力が無いので時間が掛かり削り面が焦げますので注意が必要です。
rack_making_04.jpg

参考資料
38mmフロア釘、38mmコンパネビス
rack_making_03.jpg
posted by masamasa at 20:24| 自作オーディオ