2013年11月07日

スタガードバックロードホーンの起源と可能性

いや〜今まで何故こんなことに気づかなかったんだろうか?
今まで、組み立て効率やら板取り効率優先で考えてたんで「灯台下暗し?」でした。

スロート入り口はトータル断面積が近けりゃ「50:50」じゃなくてもよかったんですね〜(苦笑)

「40:60」とか「70:30」にして『周波数特性のバランスを整える』ことも可能になりそうです。

これで、スタガードタイプの可能性はググ〜んと広がった気がしますが、、、
考えただけで設計やら板取りやら組み立てやら、、、面倒です(をぃ)

ま〜コレは「今後の課題」ということで、、、(^^)

で、下写真は「テクニクスSST-1」です。
1992年発売、長さ違いのツインロード方式で、途中から開口部までは1ホーンになってるようです。
Technics_SST-1_02.JPG
このシステムが「1ユニット+2ホーン」の元祖と考えられます。
わたしの場合は、このシステムが出てから「1ユニット+2ホーン」の実験機を色々作りました。

それ以前はホーン特性の違う「1ユニット+1ホーン」(普通のタイプですね)を2つ組み合わせて「2ユニット+2ホーン+2ボックス」のスタガードバックロードを作ったりしてました。

この「2ユニット+2ホーン+2ボックス」は2つ別々に作れるので工作難易度は低く、設計の自由度は高くなります。
欠点もあって、片チャンネルにユニット2個なので箱は大きくなるし、8Ωユニットを並列で使い4ΩになるとSPマトリックスのトータルインピーダンスが低くなりすぎるのでよろしくありません。

そんなコンナで「1ユニット+2ホーン」のスタガードバックロードに落ち着いてしまいました(笑)

「1ユニット+3ホーン」のスタガードタイプも魅力的ですがメリットとデメリットをどう捉えるか?
現時点では悩ましい構成ですが、こちらも「今後の課題」ということですね(笑)
posted by masamasa at 20:21| ひとり言(ぼそ)