2013年11月14日

「1ユニット2ホーン」前面開口・スタガード・バックロード第2弾(5cmフルレンジ用)

ScanSpeak5cmフルレンジ(5F/8422T03)、他5cmクラスユニットに対応した「1ユニット2ホーン」前面開口スタガード・バックロードホーンです。

内部構造は8cm用と同じ、製作難易度も同じで「高め」になってます。

STAG-B5FF_01.jpg

ホーン開口部は四角に拘る必要はないので、好きな形にして楽しめそうです♪

■STAG-B5FF<設計図&板取り図>
STAG-B5FF_02.jpg

■参考資料〜スキャンスピーク5cmフルレンジ「ステレオ2013年8月号付録」でのシミュレート
STAG-B5FF_simu_5F/8422T03.jpg
posted by masamasa at 20:04| 自作スピーカー

2013年11月13日

前面開口バックロードもイイですね〜♪

久しぶりに「前面開口BH」を聴きましたが、低域の押し出しが強くてなかなか良い感じです。
「背面開口」とは一長一短。

ってことで「簡単バックロード計算式」を使って8cmフルレンジ前面開口スタガードBHを設計してみました。

STAG-B8FF_image.jpg
「1ユニット+2ホーン・タイプ」前面開口スタガードバックロードは初めての設計になります。
過去のデータが元ネタなんで「大きく外れる事」はないと思いますが、作って見なけりゃわかりません(笑)

とりあえず図面。

■STAG-B8FF<設計図+板取り図-1>
STAG-B8FF_01.jpg

■STAG-B8FF<板取り図-2>
STAG-B8FF_02.jpg

【参考資料-シミュレート】
STAG-B8F_simu.jpg

Fostex FF85WKでシミュレートしてみましたが、、、
MarkAudio Alpair6M、TangBand W3-315E、TangBand W3-1335SBあたりが良さそうな気がします(笑)
posted by masamasa at 23:20| 自作スピーカー

2013年11月12日

「2ユニット+2ホーン・タイプ」スタガード・バックロードの検証

20年くらい前に別モデルでほぼ同じ検証をしましたが、FF85WKで再検証してみました。

PB123659.JPG

「2ユニット+2ホーン・タイプ」スタガード・バックロードで「ショートホーン×2」「ロングホーン×2」「ショート+ロングホーン」の周波数特性を録ってみました。
特性グラフは「想像したより差は少なかった」ですが、聴感では「ショート+ロング」が癖が少なく自然に感じました。

2unit+2horns_tokusei.jpg

「1ユニット+2ホーン」より設計の自由度が高く別々に組み立てられるので難易度は低めだと思います。
私的には「1ユニット+2ホーン(3ホーン)」のほうが面白いですけどね〜(^^)

バリエーションとして2つの違うユニットの組み合わせもありです。
大分前から、、、甥っ子が「アルテック405-8H+フォステクスFT-96H(前面開口トールボーイBH)」と「フォステクスFF85K(背面開口トールボーイBH)」をパラって鳴らしてます。
けっして良い音じゃ〜ないんですが、、、コレはコレで面白い音がするんですよ。
常識にとらわれず、色々試して見ると面白い発見があったりしますしね(笑)

とりあえず「ショート+ロング」で録音してみました。


■録音はタスカムDR-07mkU(AB方式、16bit、44kHzでピークリダクション録音)、録音ポイントはSPから80cm。
再生プレーヤーは『AIMP3 ver3.55 Beta』+『DAC専用ASIOドライバー』


■再生曲
Maya/Girl Talk
(Jroom / COCB-53213)


■使用機器は、、、

ノートPC(Lenovo R61e[76505VJ]、WinXP Pro 32bit SP3)廃棄品再利用

↓(USB接続、DAC付属品)

S.M.S.L SD-022+(DAC)

↓(標準赤白ピンコード)

SMSL SA-4S(15W+15W、TA2024デジタルアンプ)

↓(2スケアVCTF、1.25スケア平行線)

Fostex FF85WK(自作バックロード、model:MAX85 + MS-802T-mk3)


■参考資料
「1ユニット+2ホーン」の各周波数特性(Fostex FF105WK)
1unit+2horns_tokusei.jpg
posted by masamasa at 20:09| 自作スピーカー

2013年11月10日

『フュージョンオール(美醜融合)』を実現するために〜B再生帯域(レンジ)は狭すぎず広すぎず

■『40Hz〜16kHz』が過不足無く再生できれば十分です。レンジを広げるより『40Hz〜16kHz』を充実させたほうが幸せになれます。

というか、最近は14kHzがやっと聴きとれる程度まで耳の感度が落ちてきました(爆死)
50歳過ぎたら『60Hz〜12kHz』で十分かもしれません!???



■録音はタスカムDR-07mkU(AB方式、16bit、44kHzでピークリダクション録音)、録音ポイントはSPから50cm。
再生プレーヤーは『AIMP3 ver3.55 Beta』


■再生曲
ジャン・アラン/「連祷(れんとう)〜リタニー」

Jehan Alain / Litanies
Carlo Curley(organ)
[ARGO / 430 200-2]


■使用機器は、、、
自作PC(Win XP home、フルファンレス仕様)

↓(標準光ケーブル)

KENWOOD DM-9090(DAC-mode)

↓(自作VCTF2スケアRCAケーブル)

デンオン PMA-390IV

↓(VCTF2スケアケーブル)

Fostex FF85WK(自作バックロードホーン/model:MAX-85)
posted by masamasa at 06:44| ローエンドオーディオの『コツ』

2013年11月09日

分割共振型オーディオラック製作のコツ♪

2012/04/01の記事
『自作オーディオラックは余り物で、、、(笑)』の補足になります。

作ったのが20年くらい前なので記憶が曖昧な部分もあります(笑)
無塗装乱尺タイプの床材を使ってますので、難易度は高めです。
自信の無い方は、集成材等の狂いの少ない材料を使うなど工夫してください。

まずは簡単に構造の紹介
オーディオラック(自作簡易設計図)

製作のポイント【1】
rack_making_02.jpg

製作のポイント【2】
rack_making_01.jpg

床材の貼り付けはエマルジョン系の木工ボンドと38mmフロア釘の併用。
合板同士の貼り付けは、木工ボンドと32mm木ネジの併用。
支柱の組み立て、棚板正面材は2液性のエポキシ接着剤。
支柱と棚板の接合はエポキシと木ネジの併用です。
硬木にビス止めする際は『必ず』下穴をあけてください。直にブチ込むとネジがぶち切れるか木が割れます(笑)

尚、今は「タイトボンド」など良い接着剤があるようなので、お好きなものをお使いください。
フロア釘は昔からありましたが、皿モミしながら入っていく「コンパネビス」は当時は無かったと記憶してます。
最近ではDIYで「ウッドデッキ」を作る方もいて、ウッドデッキ用の木ネジにも皿モミ兼用のネジが使われるようなので入手しやすいと思います。

実際の組み立てですが、無垢材は湿気等による寸法の伸び縮みが大きいのでピッタリにカットすると組み立て時に合わなくなることがあります。
無垢材をチョット大きめにしておいて、後からルーターでカットする方法が最適と思います。
支柱の面取りもルーターが無いとキツイと思います。
ルーターと「コロ付きフラッシュビット」「コロ付き丸面(角面)ビット」は必需品かもしれません。
小型のトリマーでも面取りできますが、硬木だと力が無いので時間が掛かり削り面が焦げますので注意が必要です。
rack_making_04.jpg

参考資料
38mmフロア釘、38mmコンパネビス
rack_making_03.jpg
posted by masamasa at 20:24| 自作オーディオ

2013年11月08日

『フュージョンオール(美醜融合)』を実現するために〜A再生周波数特性はアバレてるくらいが丁度良い

■特性のアバレも『歪み』の一種?、フラットを目指すよりアバレてても楽しく聴ける音を目指したほうが幸せになれます。



■録音はタスカムDR-07mkU(AB方式、16bit、44kHzでピークリダクション録音)、録音ポイントはSPから50cm。
再生プレーヤーは『AIMP3 ver3.55 Beta』


■再生曲
A.ペルト/「カントゥス」〜ベンジャミン・ブリテンの思い出

Arvo Part / Cantus in Memory Of Benjamin Britten
Staatsorchester Stuttgart
Dennis Russell Davis,Conductor
[ECM New Series / ECM-1275]


■使用機器は、、、
自作PC(Win XP home、フルファンレス仕様)

↓(標準光ケーブル)

KENWOOD DM-9090(DAC-mode)

↓(自作VCTF2スケアRCAケーブル)

デンオン PMA-390IV

↓(VCTF2スケアケーブル)

Fostex FF85WK(自作バックロードホーン/model:MAX-85)
posted by masamasa at 21:59| ローエンドオーディオの『コツ』