2013年09月25日

SS-CS05【使いこなし編】“毒を食らわば皿まで”〜イコライザー作戦-その2

マイクロバスレフのSS-CS05も周波数特性に合わせてイコラーザー調整して見ました。

P9243501.JPG
上に乗ってるのがSS-CS05(W200×H75×D100)

イコライザー設定
EQ-03.jpg
SS-CS05は150Hz以下がほとんど出ないので「AIMP3」のイコライザーで無理やり出させます。

低域は、
31Hz=-15dB(ユニット破損防止)
63Hz=-15Hz(ユニット破損防止)
87Hz=+15dB
125Hz=+15dB
の4箇所。

高域は、
8kHz=+4dB
11.2kHz=+8dB
の2箇所


■再生曲

@ハイドン/弦楽四重奏曲、作品20【イコライジング無し】
Aハイドン/弦楽四重奏曲、作品20【イコライジング有り】
  モザイク・カルテット(ASTREE / E 8786)

Bレイ・ブラウン/マイ・ロマンス【イコライジング有り】
Cレイ・ブラウン/マイ・ロマンス【イコライジング無し】
  レイ・ブラウン・トリオ〜"3 DIMENTIONAL"(CONCORD / VICJ-144)

■録音はタスカムDR-07mkU(AB方式、16bit、44kHzでピークリダクション録音)、録音ポイントはSPから45cm。
ノートPCの両側にスピーカーを配置、10度くらい内側に振った状態で録音。
再生プレーヤーは『AIMP3(v3.55 Beta,build1298-12.09.2013-、省エネ設定)+DAC専用ASIOドライバー』

■使用機器は、、、

ノートPC(Lenovo R61e[76505VJ]、WinXP Pro 32bit SP3)廃棄品再利用

↓(USB接続、DAC付属品)

S.M.S.L SD-022+(DAC)

↓付属赤白ピンコード

SMSL SA-4S(15W+15W、TA2024デジタルアンプ)

↓0.75スケア平行ビニールコード

スキャンスピーク5cmフルレンジ+SS-CS05(ARバスレフ)
posted by masamasa at 20:11| ひとり言(ぼそ)

2013年09月24日

ScanSpeak 5cm Full Range[SS-057BH-W]【使いこなし編】“毒を食らわば皿まで”〜イコライザー作戦-1

付録スキャンスピーク5cm使用のニアフィールドPCオーディオですが、ニアフィールド配置の聴取位置での特性を取ってみたところ、90Hz以下が急降下でほとんど出ない状況です。
そこで100Hz以下と高域のディップ付近を強引にイコライジングしてみました。

ScanSpeak_frequancy5cm_response_02.jpg
■聴取位置でのSS-057BH-W再生周波数特性

AIMP3_settei_05.jpg
■イコライザーの設定
このプレーヤーは標準で18バンドのイコライザーが付いているので『毒を食らわば皿まで』ってことで使って見ました。
SS-057BH-Wの特性が85Hz以下急降下、10kHz前後に-10dBくらいのディップがあるのでイコライザーで補正します。
63Hzを+9dB、87Hzを+3dB、11.2kHzを+8dBにして見ました(各数値は勘で決定、、、笑)
ついでにユニット破損防止で31Hzを−6dB(効果あるかな?)


■オフラインで使える無料の高音質再生プレーヤーを探していて、「AIMP3」というソフトが使いやすそうなので導入して見ました。
AudioGateは起動時に認証が必要だったのでオフラインじゃ使えません、fooberは使いづらいので(マニュアル無しじゃ無理)却下、他のソフトもコレといったものは無し。
AIMP3は日本語対応だしマニュアル無しでも使えるのでGood。

AIMP3_image02.jpg
■AIMP3 v3.55 Beta,build 1298(12.09.2013)

ところが問題発覚!!!
とにかく動作が重いんです!!!
『AIMP3標準設定+ASI4ALL』で音楽再生してたら、プチプチノイズが発生(あれっ?)
調べて見たらCPU使用率が80〜100%の間を行ったり来たり(笑)
ドライバーかと思ってDAC専用ASIOドライバーにしたら使用率が20%ほどダウン(驚)
まさかドライバーでコレだけの差が有るとは思いませんでした、目から鱗です。

ちなみに『WindowsMediaPlayer+標準ドライバー』だとCPU使用率0〜20%、、、あらら、この違いは何なんでしょ?

さらにAIMP3は機能満載なんで、必要の無い機能をオフにしてみました。
これでCPU使用率大幅ダウン!!!
『AIMP3省エネ設定+DAC専用ASIOドライバー』でのCPU使用率は10〜30%になりました。
随分変わるもんですね〜、、、再生中に軽い作業をしてもプチプチは出なくなりました。

AIMP3_settei_04.jpg

AIMP3_settei_02.jpg

AIMP3_settei_03.jpg


ちなみに、総消費電力(PC+DAC+アンプ)は、、、

アイドル時=25W

音楽再生時
AIMP3(標準設定)+ASIO4ALL ver.2=36〜39W
AIMP3(省エネ設定)+DAC専用ASIOドライバー=31〜33W
WindowsMediaPlayer ver.10+標準ドライバー=28〜29W

となります。



■録音はタスカムDR-07mkU(AB方式、16bit、44kHzでピークリダクション録音)、録音ポイントはSPから45cm。
ノートPCの両側にスピーカーを配置、10度くらい内側に振った状態で録音。
再生プレーヤーは『AIMP3(v3.55 Beta,build1298-12.09.2013-、省エネ設定)+DAC専用ASIOドライバー』


■録音の音質について
スピーカーとPCMレコーダー(TASCAM DR-07mkII)との距離は、大体40〜50cm離したくらいが良い感じです。
が、録音してWAVファイル(16bit,44.1kHz)になった時点で、生出音の情報の2〜3割が欠落します。
そしてWindowsムービーメーカー Version5.1でWMVファイルに変換する際に1〜2割が欠落。
さらにYouTubeでも圧縮されるので、YouTubeで再生される音は元の再生音の6〜7割程度の音質(情報量)しかないかもしれません。
例えば、、、
今回は、録音した約8分のWAVファイル(82.3MB)を変換して27.9MBのWMVファイルにしてから、YouTubeへアップしてますが、その際に再圧縮されるので音質の劣化は想像できると思います。
ま〜『TASCAM DR-07mkII』は所詮1万円チョットのレコーダーなんで多くを望んではいけませんですね(笑)

ということで、音質を30〜40%良い方向に脳内変換していただくと『劣化の無い音』が聴けるかもしれません(爆)


■再生曲

Spyro Gyra

@You Can Count on Me
ACatching The Sun

from "SPYRO GYRA COLLECTION"(GRP / MVCR-15)


■使用機器は、、、

ノートPC(Lenovo R61e[76505VJ]、WinXP Pro 32bit SP3)廃棄品再利用

↓(USB接続、DAC付属品)

S.M.S.L SD-022+(DAC)

↓付属赤白ピンコード

SMSL SA-4S(15W+15W、TA2024デジタルアンプ)

↓0.75スケア平行ビニールコード

スキャンスピーク5cmフルレンジ+SS-057BH-W(スタガード・バックロードホーン)
posted by masamasa at 19:56| ひとり言(ぼそ)

2013年09月23日

2013グリーンカーテン総括『ゴーヤ、ヘチマ編』

今日現在、ゴーヤは半分ほどが枯れてほぼ終了。
ヘチマは、まだまだ行けそうです。

goya.jpg
【全盛期(8月中旬)のゴーヤ】
今年も長い期間活躍してくれました。
手入れも楽だし虫も付きにくく、さすが『グリーンカーテンの定番』と言ったところです。
これで美味しく食べられれば最高なんですが、私には苦すぎです。

hetima.jpg
【10日ほど前のヘチマ】
こちらは『グリーンカーテンの定番』に成りつつある糸瓜。
糸瓜も手入れが楽で虫も付きにくいのでGood!!!(今年はコナジラミが発生しましたが;;;)
ただ食べても美味しくありません、、、「実が小さいうちなら食べられる」と聞いたので食べて見ましたが予想通りでした。

尚、今日現在、、、
西洋アサガオは一部残ってますが、グリーンカーテンとしては機能していません。
パッションフルーツは現在絶好調でまだ成長してます。
が、朝晩が寒くなってきたのでそろそろな感じです。

ってことで、今から来年が悩ましいです。
パッションフルーツは育ち始めがマッタリなので悩ましいですね〜。
涼しくなってからはカーテンいらないし(苦笑)

ま、なんとかなるでしょ〜♪
posted by masamasa at 20:02| 家庭菜園〜庭いじり

2013年09月14日

スキャンスピーク5cmフルレンジで楽しむ『ニアフィールド4ch箱庭シアター』

【御注意】S.M.S.L SA-4S(15W+15W、TA2024デジタルアンプ)では問題無くマトリクス再生できましたが、機種によってはマトリクス接続でトラブルが発生するかもしれません。マトリクス再生(接続)を試す際は、製造メーカーに確認するなど自己責任でお願いします。


■6畳和室タタミ一枚分のスペースに座敷テーブル(W.900×H.260×D.600)を設置して箱庭シアター用の特設ステージを作りました。
フロントスピーカーは前面下部にインシュレーターを挟み上向きに角度を付けています。サイドスピーカーは64cmのスタンドに設置、座った状態で耳の高さくらいになります。

■録音はタスカムDR-07mkU(AB方式、16bit、44kHzでピークリダクション録音)、録音ポイントはフロントSPから55cm、サイドSPから65cm。
ノートPCの両側にフロントスピーカー、リスニングポジションの真横にサイドスピーカーを設置して4ch再生した状態での録音です。
再生プレーヤーは『Windows Media Player』


■再生曲

富田勲/惑星〜木星


hakoniwa_01.jpg

■使用機器は、、、

ノートPC(Lenovo R61e[76505VJ]、WinXP Pro 32bit SP3)廃棄品再利用

↓(USB接続、DAC付属品)

S.M.S.L SD-022+(DAC)

↓付属赤白ピンコード

SMSL SA-4S(15W+15W、TA2024デジタルアンプ)

↓0.75スケア平行ビニールコード

フロント:SS-057BH-W(スタガード・バックロードホーン、W.134×H.300×D.210mm)
リア:SS-CS05(ARバスレフ、W.200×H.75×D.100mm)

hakoniwa_05.jpg
視聴のサラウンドチェックには富田勲さんの『惑星』(ドルビーサラウンド仕様CD)と『クラナド〜アフターストーリー(TVアニメ、DVD盤)』を主に使いました。
フロント、リアの4本とも同じユニットを使っているので非常に繋がりが良く、シームレスで広大な空間が再現されます。
スピーカー4本で前後左右上下からも音が飛び出してくるので、箱庭サラウンドとしては十分なパフォーマンスが楽しめます。
ただ残念なことに、録音したものはサラウンド感がほとんど無くなってしまいました。
4chのサラウンド感を再現するのは無理っぽいですね〜(苦笑)
尚、DVD視聴時の総消費電力(PC+DAC+アンプ)は33W前後、CD再生時の総消費電力は30W前後になります。
なかなかの省エネです。
posted by masamasa at 20:36| ひとり言(ぼそ)

2013年09月04日

SS-CS05「使いこなし」編〜バスレフダクト延長パーツで遊ぶ

本体を作ったときに、ダスレフダクト延長パーツも作っておいたので、、、
イロイロ遊んで見ました。

このスピーカーには2箇所のダクトがあるので、、、
・追加ダクト無し
・追加ダクト1個
・追加ダクト2個
3パターンが可能です。

duct_01.jpg
コンナ感じでダクトを追加するとダクト全体は「L字形」になって開口部がフロント側に移ります。

duct_02.jpg
実際にはコンナ感じ(左側)になります。
追加ダクトをつけると共振周波数が下がって低音の量が増えるはずですが、聴感ではほとんど差を感じませんでした。
なので周波数特性も録りませんでしたが、、、
3パターンの中では「ダクト1個追加」が良いような気がします(「気がする」だけです、、、笑)

ってことで、追加ダクト1個でピアノコンチェルトを録音してみました。



【スキャンスピーク5cmフルレンジ使いこなし編】
■SS-CS05はほとんど低音が出ないので、バスレフダクト延長パーツを作って見ました。
ダクトが2箇所あるので、「延長パーツ無し」「延長パーツ1個」「延長パーツ2個」の3通りで試して見ましたが、どうやってもまともな低音が出ず編成の大きいオーケストラは3パターンともダメダメです(苦笑)
その中では「延長パーツ1個」が幾分良い感じがしたので録音してみました。が、『ダメなものはダメ』ですね〜終盤破綻してしまいました(笑)


■録音はタスカムDR-07mkU(AB方式、16bit、44kHzでピークリダクション録音)、録音ポイントはSPから40cm。
ノートPCの両側にスピーカーを配置、約40cm離れた位置での録音です。
再生プレーヤーは『Windows Media Player』


■再生曲

ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番〜第3楽章後半

辻井信行(ピアノ)
佐渡裕(指揮)


■使用機器は、、、

ノートPC(Sotec WD3313、Win Vista)

↓(USB接続、DAC付属品)

S.M.S.L SD-022+(DAC)

↓(自作VCTF2スケアRCAケーブル)

SMSL SA-S1+(20W+20W、TA2020デジタルアンプ)

↓(VCTF2スケア)

ScanSpeak 5cm Full Range(SS-CS05-自作ARバスレフ、W.200×H.75×D.100mm)
posted by masamasa at 20:20| ひとり言(ぼそ)

2013年09月02日

ステレオ誌『自作スピーカーコンテスト2013』に応募してみました♪

ステレオ誌が創刊50周年。
自作スピーカーコンテストが10回目。
わたしも15年ぶりにオーディオ誌の購入。

以上を記念しまして、無謀にもコンテストに応募してみました。

『設計⇒材料カット⇒組み立て⇒塗装』の工程が2日で終わってしまう簡単なシステムですが、自分的には満足な作品が出来ました。
デスクトップでのニアフィールドならコレで十分だと思うんですがね(笑)

とりあえず、、、
デパペペのG線上のアリアを録ってユ〜チュ〜ブにアップしました。


■自作スピーカーコンテスト(2013年STEREO誌)応募作品で聴く『デパペペ/G線上のアリア』

机に座った状態の耳あたりの位置で録音してるので、ヘッドホンで聴くと良いかもしれません?
私はヘッドホンを所有してないので未確認ですが(をぃ)


■ステレオ誌「自作スピーカーコンテスト2013」応募作品:『SS-CS05』(ステレオ8月号付録:ScanSpeak 5F/8422T03×1ヶ使用)


■作品コンセプト:『簡単・良い音・ローコスト』

@省スペース:ニアフィールドでの使用を想定して、低音感を残しつつ出来るだけ小さなサイズに。
A高利便性:5ch箱庭シアター(タタミ1〜2畳のスペース)でのメインSP、センターSP、サラウンドSPでの使用を想定。様々な使い方が出来る形状にしました。
B省エネ:低能率なユニットなので、吸音材を使わず振動板後方の音を効率良く利用してバスレフと箱全体を駆動して高効率化を達成しました。
C省マネー:安く少ない材料で『高音質』を目指しました。


■作品サイズ、質量

本体サイズ(突起物除く):W.200×H.75×D.100mm
本体質量(ユニット、ターミナル込み):約0.5kg


■月刊オーディオ誌「ステレオ」2013年8月号特別付録のScanSpeak製5cmフルレンジユニット(5F/8422T03)を自作ARバスレフ箱(SS-CS05)に入れて、超ローコストのローエンドシステムで鳴らしてみました。

WindowsXPのサポート終了(2014年4月9日、日本時間)に伴い、バージョンアップの難しい古い機種の廃棄が増えると思われます。ネット接続無しで『オフライン専用PC』として使う分にはサポートが無くても全く問題無いので『廃棄品の再利用』で音楽専用トランスポートとして使うのも良いと思います。
そんなこんなで、友人経営の会社から廃棄品を1台いただきました。
譲り受けた廃棄品のノートPC(もちろん無料です、、、笑)をトランスポートに使っています。
OSリカバリーしてSP3導入後、不要なアプリケーションは削除、セキュリティー関連は完全オフにしたので動きが軽く快適でございます(笑)

※lenovo R61e(2007年製造)
OS:Win XP Pro(32bit)SP2⇒SP3導入
CPU:Celeron 540(1.86GHz)
Memory:1.49GB RAM
HDD:80GB
Audio Device:Conexant High Definition Audio-Venice 5045
(HDD容量が少ないですが、外付けドライブを付ければミュージックサーバーとして使えます)


■録音はタスカムDR-07mkU(AB方式、16bit、44kHzでピークリダクション録音)、録音ポイントはSPから60cm。
ノートPCの両側にスピーカーを配置、約60cm離れた位置(机面からは30cmの高さ)での録音です。
再生プレーヤーは『AudioGate ver:2.3.2』+『ASIO4ALL driver』


■再生曲

DEPAPEPE / Bach:Air on the G-strings
(デパペペ / バッハ:G線上のアリア)


■使用機器は、、、

ノートPC(lenovo R61e[76505VJ]、WinXP Pro 32bit SP3)廃棄品再利用

↓(USB接続、DAC付属品)

S.M.S.L SD-022+(DAC)

↓(自作VCTF2スケアRCAケーブル)

SMSL SA-4S(15W+15W、TA2024デジタルアンプ)

↓(VCTF2スケア)

ScanSpeak 5cm Full Range(自作ARバスレフ、W.200×H.75×D.100mm)
posted by masamasa at 21:01| ひとり言(ぼそ)