2013年07月29日

スキャン5cmフルレンジ(ステレオ8月号付録)〜スポット信号の再生周波数特性

周波数スポット信号(-15dB)の音源とスキャン5cmフルレンジの再生周波数特性の比較データになります。
さすがに40Hz以下は再生しないので、、、
40Hz、50Hz、80Hz、100Hz、125Hzのデータを取ってみました。

【40Hzスポット信号】
scan50_spot_40Hz.jpg


【50Hzスポット信号】
scan50_spot_50Hz.jpg


【80Hzスポット信号】
scan50_spot_80Hz.jpg


【100Hzスポット信号】
scan50_spot_100Hz.jpg


【125Hzスポット信号】
scan50_spot_125Hz.jpg

5cmフルレンジとしては十分納得できる特性です。
想像以上に歪みも少ないようです。
さすが高級ユニットメーカー、、、お見事です♪


ついでに鬼太鼓座「三国幻想曲」のデータ。
scan50mm_record-data.jpg

150Hz位から上は問題ないようです。
150Hz以下は結構あばれてますが、、、
60Hzで-10dBくらい、50Hzで-25dBくらいになってます。
低域の伸びはスィープ信号の周波数特性でもミュージックソースでも、ほぼ同じくらいまでです。

ってことで、再生周波数特性は60Hz〜20kHz±10dBとなります。
エンクロージャサイズも考慮に入れると、5cmとしては十分な性能でしょう(^^)
posted by masamasa at 18:05| ひとり言(ぼそ)

2013年07月28日

使いこなしが難しいスキャンスピーク5cmフルレンジ

スキャンスピーク5cmフルレンジ(5F/8422T03)はソースによって善し悪しがハッキリ分かれる傾向があります。
そんなわけでフルレンジユニットとしての評価がかなり分かれる予感がします。
鍵盤楽器、打楽器、ヴォーカルなどは全体的に良く鳴ってくれますが、中には相性の悪いソフトもあるようです。

たとえば和太鼓が収録されてる、この3枚。
taiko.jpg

@鬼太鼓座(おんでこざ)/伝説[VICTOR VICG-42]
A日本の美音[SONY SRCR 9033]
B鼓童/UBU-SUNA[SONY 32DG 5011]

鬼太鼓座は5cmとは思えないほどカナリ良い感じに鳴ってくれますが、下の2枚は笑っちゃうくらいにダメダメです。

この先エージングでどのくらい変わるかは謎ですが、良い方向に行ってくれれば非常に優れたユニットと言えるかと思います。
ただ、質の良い低域を引き出せる箱とスキルがないと『しょせん5cm』で終わってしまうかもしれません(笑)


■和太鼓が笑っちゃうくらいに素晴らしい♪〜スキャンスピーク5cmフルレンジBH+小型デジアンで聴く『鬼太鼓座/三国幻想曲』

■再生曲

Ondekoza / Mikuni Gensou Kyoku

[ VICTOR / VICG-42 ]


■使用機器は、、、

自作PC(フルファンレス静音仕様、WinXP)

↓(USB接続、DAC付属品)

S.M.S.L SD-022+(DAC)

↓(自作VCTF2スケアRCAケーブル)

SMSL SA-4S(15W+15W、TA2024デジタルアンプ)

↓(VCTF2スケア)

ScanSpeak 5cm Full Range(自作スタガード・バックロード、ブックシェルフ型)
posted by masamasa at 09:09| ひとり言(ぼそ)

2013年07月25日

ピアノ曲が素晴らしい〜"ScanSpeak 50mm Full Range Driver"+"Staggered Back Loaded Horn"

毎日10時間くらいエージングしてますが、音が大分こなれてきました。

能率80dB、最大入力5Wらしいので大音量は無理かと思ったら、かなりパワー入れても大丈夫なようです。

40W+40Wの球アンプでヴォリューム位置1時半、軸上1mで90dBA以上の音圧が得られてるのでメインシステムでも十分使えそうです。

ちなみに、20〜40Hzまで高レベルでしっかり入ってるようなソース(ラリー&リー/Crosstown Kids等)でなければ、さらに大音量が出せそうです。

音質については、、、

ソースによって良かったり悪かったりが極端なので、好き嫌いがハッキリ分かれそうな予感がします。

現時点では、『ピアノ曲は素晴らしい』ってことで一級品の音を聴かせてくれます。


■ピアノ曲が素晴らしい〜スキャンスピーク5cmフルレンジ+真空管アンプで聴く『マイケル・ジョーンズ / 子供の夢』

■再生曲

Michael Jones (Piano Solos)

"Dreams of a Child" from "SUNSCAPES" [NARADA LOTUS - CY3894]



エージングでどんどん音が良くなってるので、この先まだまだ期待できそうです。

現時点でも、オマケの5cmユニットから出てる音とは思えないような完成度です(笑)
posted by masamasa at 06:34| ひとり言(ぼそ)

2013年07月20日

“SS-057BH-W”製作のポイント

「SS-057BH-Wの製作」についての問い合わせを複数いただきましたので、、、

ポイントになる部分だけ説明させていただきます。

SS-057BH-W_01.jpg

上写真まで組み立てたショートホーン部とロングホーン部に中央仕切り板を貼り付けますが、中央仕切り板の空気室周りの寸法が狂いやすいので注意してください。

具体的には、、、

仕切り板の空気室部分のカットは奥行き部のみカットしておきます。

仕切り板をホーン部に貼り付けてから空気室上下部分をカットすると狂いが少なくできます。

SS-057BH-W_02.jpg

他の組み立ては問題無いと思います。
が、全体的に難易度は高めですので慣れない方にはキツイかもしれません。
posted by masamasa at 20:11| ひとり言(ぼそ)

2013年07月19日

ステレオ8月号付録のスキャンスピーク5cmフルレンジ(5F/8422T03)、、、これは逝ける!!!

アマゾンの配送が20日予定なので、地元の本屋さんで8月号捕獲してきました(笑)

ScanSpeak_5cm_01.jpg

想像した以上に小さかったので、ターミナル接続やらユニット取り付けやら、結構難易度が高いですね〜;;;
華奢なんで無理にやると壊れそうです。

ってことで、約3時間の慣らし運転後、音を録ってみました。



■【 スキャンスピーク5cmフルレンジ( 5F/8422T03) 「STEREO」2013年8月号特別付録 】 vs 【 フォステクス8cmフルレンジ P800K 】

月刊オーディオ誌「ステレオ」2013年8月号特別付録の『ScanSpeak製5cmフルレンジユニット + バックロード箱』と『Fostex P800K(廉価版ユニット) + バックロード箱』の聴き比べです。

録音はタスカムDR-07mkU(AB方式、16bit、44kHzでピークリダクション録音)、録音ポイントはSPから50cm。
再生プレーヤーは『AudioGate ver2.3.2+ASIO(DAC専用ASIOドライバー)』

尚、比較用のFOSTEX P800Kは新品で、スキャンスピーク5cm共に約3時間のエージングをした後に録音しています。


■再生曲(演奏順)は、、、

ギター編(押尾コータロー/CLOSE TO YOU)
@スキャンスピーク 5F/8422T03
Aフォステクス P800K

ヴォーカル編(Hilary Kole / Like a Lover)
@フォステクス P800K
Aスキャンスピーク 5F/8422T03

ジャズトリオ編(New York Trio / I Could Have Danced All Night)
@スキャンスピーク 5F/8422T03
Aフォステクス P800K

サックス編(John Coltrane / Stardust)
@フォステクス P800K
Aスキャンスピーク 5F/8422T03

インストゥルメンタル編(寺井尚子 / Da-Da)
@スキャンスピーク 5F/8422T03
Aフォステクス P800K

ピアノ編(Beethoven / Waldstein Sonata Op.53)
@フォステクス P800K
Aスキャンスピーク 5F/8422T03

フルート編(J.S.Bach / Flute Sonata BWV 1034)
@スキャンスピーク 5F/8422T03
Aフォステクス P800K

ストリングス編(Handel / Saul,Sinfonia)
@フォステクス P800K
Aスキャンスピーク 5F/8422T03

オーケストラ編(John Williams / The Raiders' March)
@スキャンスピーク 5F/8422T03
Aフォステクス P800K


■使用機器は、、、

自作PC(フルファンレス静音仕様、WinXP)

↓(USB接続、DAC付属品)

S.M.S.L SD-022+(DAC)

↓(自作VCTF2スケアRCAケーブル)

LUXKIT A3500(真空管アンプ、40W+40W、出力管:6L6GC/Electro-Harmonix、無信号時消費電力=110W)

↓(VCTF2スケア)

ScanSpeak 5cm Full Range(自作スタガード・バックロード、ブックシェルフ型)

or

Fostex P800K(自作バックロード、ブックシェルフ型)


【軸上1mの再生周波数特性】
ScanSpeak_5cm_Frequancy_response.jpg
特性的には60Hz〜20kHz±10dBと5cmとは思えないほどのワイドレンジ。
壁から離れた位置で測定してるので、デスクトップで使うのであれば更に低域が伸びると思われます。
十分メインシステムで使えるんじゃないかと思います。

音質的にはP800K、FE83Enとは一長一短。
FF85WKにはチョット負けます。

トータルでは、5cmの付録スピーカーとしては十分な性能でしょう♪
posted by masamasa at 20:08| ひとり言(ぼそ)

2013年07月07日

リーフレタスの花、、、初めて見ました(笑)

直径2cmくらいの黄色い花です。
チョット見ると「タンポポ」っぽい感じです。

lettuce_02.jpg

花だけ見ると「レタス」とは思えません。
全体の高さも150cmオーバー(笑)

lettuce_01.jpg

↑上半分くらいです。
現在、下半分の葉っぱは食べてしまって、茎だけになってます。
種が取れたら来年蒔いて見ましょう(^^)
posted by masamasa at 08:53| 家庭菜園〜庭いじり