2012年07月04日

あらためて聴き比べ、FE83En vs FF85WK(8cm兄弟対決)

FF85WKは10日間のバーンイン期間が終了、、、これから長いエージング期間に入ります。
FE83Enは使用6ヶ月で初期エージングが終わったあたりです。

ってことで、、、あらためて85vs83であります。
色々なCDを聴いてみて、音の差が出やすいソフトでじっくり聴き比べました。

まずは、この2枚、、、

Bruckner_Schnittke.jpg
左:ブルックナー/交響曲第7番
右:シュニトケ/ピアノ五重奏曲

ブルックナーの交響曲のように大編成のオーケストラだとユニットの特徴が出て面白いです。
85WKだと分解しきれなくてオケがややお団子状になります。打楽器、管楽器がGood。
が、小音量でも音がやせないのは立派、スケール感も上々、、、ですが音量を上げていくとだんだんやかましくなってきます(エージングが進めば気にならなくなるかも)
83Enは情報量が多く、細かい音も良く聴かせてくれます。がスケール感はやや劣ります。
弦楽器はコッチが上。音量を上げても五月蝿くならないのはGood。

シュニトケはピアノ五重奏の名曲ですが、全体的にダークです。
この曲は83Enの圧勝。弦の重く深い響き、静寂感は秀逸です。
ピアノのアタック感だけは85WKが良かったですね。

つづいて、ジャズ系の2枚、、、

sigeko-suzuki_dave-grusin.jpg
左:鈴木重子and木住野佳子『with you』
右:Dave Grusin『Gershwin Connection』

しっとりとした女性ヴォーカルの表現力はやはり83系の魅力でしょう。
85WKだとチト元気すぎる感じになりますかね。
逆にグルーシンのエレキ系のパンチのある音は85WKの圧勝といった感じです。

総合的な印象では、、、

小音量でも元気に鳴ってくれる85WK。
中音量で真価を発揮する83En。
大音量はどちらも無理です(笑)

フュージョン、ポップス、アクション映画なら85WK。
クラシック、アコースティック・ジャズ、バラード系ヴォーカルなら83En。

といった感じで、、、無理やりまとめてみました。

いずれにしても半年後の85WKが楽しみです。
というか、、、85WKには創作意欲を掻き立てられます(爆)
posted by masamasa at 18:24| ひとり言(ぼそ)