今回の生け贄CDは、、、

@ビル・エヴァンス「ワルツ・フォー・デビィ」
from "Waltz for Debby" (Victor VICJ-5084)
"NOW JAZZ" (TOSHIBA-EMI TOCP-8581)
Aマイケル・ジャクソン「今夜はドントストップ」
from "Off The Wall" (EPIC B00005NUZM)
Bミーシャ「つつみ込むように・・・」
from "Greatest Hits" (BMG JAPAN B00005V4Z2)
以上の4枚。
まずは、エヴァンスのスペアナから、、、

ビクター盤は「20ビットK2・ハイクオリティーCDシリーズ」の1枚で、鮮度が高く高音も伸びてます。その分、低音が物足りない印象で、ヒスノイズのレベルが高く音量を上げると気になります。
まさに『100の改良、200の改悪』『二兎を追うもの一兎も得ず』状態(笑)
尚、このシリーズではアート・ペッパーの"Meets The Rhythm Section"などはカナリ高音質です。
EMI盤は普通の音源のコンピレーション物です。マスタリングに拘ったCDじゃないですが、トータルでの音質はビクター盤より上です。
スターデジオ音源はEMI盤に似た印象で、ややソフトタッチの音です。
高域がスパツっと切れているせいかどうかは謎ですが、BGM的な聴き疲れしない音です。が、けっして切れが悪い方向ではありません。
トータルでは、、、
EMI盤 > スターデジオ ≧ ビクター盤
といったところ。ビクターさん頑張ってくださいな(爆)
続いて、マイケル・ジャクソン、、、

ぅ〜ん、、、
マイケルは気になるほどの差がありません。
が、当然CDのほうが上です。
最期にミーシャ様、、、

こいつはCDの圧勝です。
出だしから全く別物です。レベルメーターで常時−1〜0dB入りっぱなし状態です。
音の大きさにも圧倒されて勝負になりません(笑)
まさに、、、
CD > 越えられない壁 > ・・・・・・>スターデジオ
であります。
最終的には『ソコソコ使えるスターデジオ』といったところです。
オリジナルと比べてソフトタッチよりになる。
繊細さ、キレ、透明感、音場感といった要素はオリジナルより落ちます。
残留ノイズはほとんど気になりません。
聴き疲れしない音を求める方には最適かもしれませぬ。
が、、、結局は『それなりな音』ってことで(爆死)SoundCheck_Misia.jpg