2012年06月30日

PCオーディオ用メインSPのユニット変更♪

かれこれ20年くらい使ってきたFE83改がギブアップしました。
ダンパー、エッジが硬くなって動きが悪いようで、磁力も落ちてきたのか能率で2.5dB低い85WKにも聴感で負けてしまいました;;;

後継の第一候補はFE83Enだったんですが、思ったほどの変化がなかった、、、
というか同じ傾向の音なんで差は少ないんでしょう。

で、、、FF85WKを聴いてビックリ!!!
いいじゃ〜あ〜りませんか!!!
振動板重いし、無理して低音出してるっぽいし、、、
長めのホーンは駆動できず、締りの悪い低音になるかと想像してましたが、、、
どっこい高音以外は全然逝けるじゃ〜あ〜りませんか!!!
ってことで、FE83Enとは一長一短ですがFF85WKをメインSPユニットに決定です。

MainSP_FF85WK_02.jpg
スピーカーは見た目が大事です(笑)
ネットは一風変わった花柄レース地で個性を演出!?音抜けもエエです♪

肝心の音ですが再生帯域60Hz〜15kHz、能率87dBといったところでしょうか。

MainSP_FF85WK_speana.jpg
リスニングポイント(SPから約3.2m)での特性。
どう見ても、このSPにハイレゾ音源は不似合い、、、というか必要無いですな(苦笑)

63Hz以下、12.5kHz以上急降下な特性ですが、バランスはなかなか良い感じです。
高域は華麗に散乱する感じがありませんが、低域の躍動感、浸透力は8cm一発とは思えません。
トータルで8cmフルレンジとしてはカナリのモノです。

ちょっと強引ですが、、、

ハイコストパフォーマンスで使い勝手も良いFF85WK、、、これ最強也!!!

メインSPの詳細はコチラ
posted by masamasa at 19:37| 最強を語る(ぼそ)

2012年06月25日

各レーベルのデモCD、サンプルCDの音

面白そうなネタも無いので、手元にあるデモンストレーションCD、サンプルCDからレーベルごとの音の傾向を探って見ます。

label01.jpg

◆左上:ASTREE SAMPLER [ASTREE/AUVIDIS / E-7699]
古楽器を使った作品が多く、鮮烈で透明度の高い録音が多い。そのため曲によっては聴き疲れしやすかったりもしますが優秀録音も数多くあります。

◆右上:BIS SAMPLER 1992 [BIS / BIS-SA-1-J]
◆左下:BIS CLASSIC COLLECTION [BIS / BIS-DADC-1]
北欧、ロシア系音楽が得意分野。シンプル系の録音が多い。
透明感がイマイチだが音場は広い傾向の録音が多い。

◆右下:THE COLLECT SIRIES SAMPLER [CHANDOS / CS-01]
独グラモフォン系の音。キチッとした音像で、音場はやや狭い傾向。

label02.jpg

◆左上:CHESKY JAZZ SAMPLER [CHESKY / JD37]
ソフトタッチの音作りでハッとさせるような演出は少ない。定位は甘いが、音場は広い。

◆右上:ECM NEW SERIES [ECM 1405 / 841-089-2]
現代音楽が得意分野でゲテモノも多い。透明度が高く音場も広大な超優秀録音も多く録られている。

◆左下:PIERRE VERANY TEST & DEMONSTRATIONS [PV.784031]
優秀録音が多いレーベルだが、ディスクの品質はあまりよろしくない。

◆右下:SAMPLER VOLUME 3 [TELARC / CD-80003]
メリハリの利いたハッタリ系録音が特徴。クラシック、ライトクラシック、映画音楽等多岐にわたる。
優秀録音も多い。

label03.jpg

◆左上:DORIAN COLLECTION SAMPLER VOL.3 [DOR-90003]
ソフトタッチ系の音作りが多い。ふわりとした音像と、やや霞がかって広い音場が特徴。優秀録音多し。

◆右上:これがDENON CDだ-6[CO-3788]
良くもなく悪くもなく、特徴の無いのが特徴。

◆左下:カタリスト・サンプラー[CATALYST / BYCT-9901]
怖いくらいの優秀録音多し。が、ゲテモノも多し(笑)

◆右下:斉藤宏嗣が選ぶHiFiオーディオのための高品位録音セレクション[PCCL-00339]
ローエンドオーディオ向きのCDではないようで、我が家では宝の持ち腐れ状態です。
音的には私の好みじゃありません(爆)
posted by masamasa at 20:57| ひとり言(ぼそ)

2012年06月24日

オーディオ用メインPCの点検、掃除♪

内部点検と掃除を兼ねて上蓋を開けてみました。
ヒートシンク上部と電源上部の排気口から埃が入り放題かと思ってましたが期待に反して内部の埃はほとんど見当たりません。
そうです、、、ファンレスなんで埃の進入は極少、さらに上部排気口付近は緩やかな上昇気流があるので、上部からの埃の進入は少なそうです。
どうやら定期的な内部掃除からは解放されそうです。
今のところ、システム的にも安定していて全く問題無し、、、良い感じであります♪

で、、、蓋を開けたついでに気になっていた24ピン電源線の引き回しを変更。

NSK2480_24Pin.jpg
上写真:変更前
下写真:変更後

光学ドライブベイの下側から仕切り板の下部を通ってマザーボードに接続。
ヒートシンク周りとHDDベイ上部からの排熱性が向上しそうです。見た目もスッキリしました。

話は代わって、、、
先日某ネットショップでポータブルHDDが安くなってたので、、、思わずポチリ(笑)
LaCie rikiki USB3.0 1TBが送料手数料込みで6,295円。
3.5インチHDDよりはるかに小さく。2.5インチHDDより二回り大きい感じです。
このサイズで1TBはビックリです。DVDブランクディスク10枚入りケースに丁度収まって持ち運びラクラク♪
どうか長持ちしてくださいな。
portable_HDD.jpg

うん、、、今日もコーヒーが美味い(意味不
posted by masamasa at 11:18| ひとり言(ぼそ)

2012年06月22日

スターデジオの音質ってどうなのよ? その2

CD vs STARdigioの音質対決第2弾であります。

今回の生け贄CDは、、、

Bill_Evans_Waltz_for_Debby.jpg
@ビル・エヴァンス「ワルツ・フォー・デビィ」
  from "Waltz for Debby" (Victor VICJ-5084)
     "NOW JAZZ" (TOSHIBA-EMI TOCP-8581)
Aマイケル・ジャクソン「今夜はドントストップ」
  from "Off The Wall" (EPIC B00005NUZM)
Bミーシャ「つつみ込むように・・・」
  from "Greatest Hits" (BMG JAPAN B00005V4Z2)
以上の4枚。

まずは、エヴァンスのスペアナから、、、

EVANS.jpg
ビクター盤は「20ビットK2・ハイクオリティーCDシリーズ」の1枚で、鮮度が高く高音も伸びてます。その分、低音が物足りない印象で、ヒスノイズのレベルが高く音量を上げると気になります。
まさに『100の改良、200の改悪』『二兎を追うもの一兎も得ず』状態(笑)
尚、このシリーズではアート・ペッパーの"Meets The Rhythm Section"などはカナリ高音質です。
EMI盤は普通の音源のコンピレーション物です。マスタリングに拘ったCDじゃないですが、トータルでの音質はビクター盤より上です。
スターデジオ音源はEMI盤に似た印象で、ややソフトタッチの音です。
高域がスパツっと切れているせいかどうかは謎ですが、BGM的な聴き疲れしない音です。が、けっして切れが悪い方向ではありません。

トータルでは、、、
 EMI盤 > スターデジオ ≧ ビクター盤
といったところ。ビクターさん頑張ってくださいな(爆)

続いて、マイケル・ジャクソン、、、

Michel_Jackson.jpg
ぅ〜ん、、、
マイケルは気になるほどの差がありません。
が、当然CDのほうが上です。

最期にミーシャ様、、、

SoundCheck_Misia.jpg
こいつはCDの圧勝です。
出だしから全く別物です。レベルメーターで常時−1〜0dB入りっぱなし状態です。
音の大きさにも圧倒されて勝負になりません(笑)

まさに、、、

CD > 越えられない壁 > ・・・・・・>スターデジオ

であります。

最終的には『ソコソコ使えるスターデジオ』といったところです。
オリジナルと比べてソフトタッチよりになる。
繊細さ、キレ、透明感、音場感といった要素はオリジナルより落ちます。
残留ノイズはほとんど気になりません。
聴き疲れしない音を求める方には最適かもしれませぬ。

が、、、結局は『それなりな音』ってことで(爆死)SoundCheck_Misia.jpg
posted by masamasa at 19:43| ひとり言(ぼそ)

2012年06月16日

ローエンドオーディオの胆(キモ)は電源です♪

我が家のメインPCオーディオシステムは、、、

完全ファンレス自作PC(\70,000-)
DAC:KENWOOD DM9090 (\10,000-中古品)
アンプ:DENON PMA-390IV (\30,000-)
SP:自作BH/Fostex FE83(\10,000-)
接続ケーブル/光、RCA、SP等(\4,000-)

トータルで約124,000円であります。
現在PC内に1.5TBのWAVEファイルを詰め込んでありますが、
音質、使い勝手等含めて良いシステムだと思ってます。
ピュア派の方々にはゴミのようなシステムでしょうが、、、
自分的にはハイコストパフォーマンス&ハイクオリティーであります(爆)

ところで、安物オーディオ製品は特にトランス等の電源部が貧弱なので、、、
外来ノイズの影響が大きい傾向にあります。
壁コンセントから電源を取ると、外来ノイズは回避できないと思われます。
そこでオススメなのが露出オーディオ専用電源です。

wiring1.jpg
分電盤から露出でオーディオ用ケーブルはVCT 5.5スケアを引いています。
PCも専用電源が良さげです。こちらは2mmFケーブル。

wiring2.jpg
オーディオ用の電線は、Fケーブル等の平行線よりVCT等のツイスト線のほうがノイズ混入が少ないです。
また、太めの電線のほうが電圧が安定するのでVCTの3.5〜5.5スケアをオススメします。
尚、使用線は1987年製造、富士電線の5.5スケアVCTケーブルです。
コンセントは普通の3つ口×2です。


なんと言いますか、、、

ローコスト品を少しでも良い音質で聴こうとして無駄な足掻き(あがき)をすることが、
『趣味のローエンドオーディオ』の醍醐味であります(爆死)
posted by masamasa at 17:09| ひとり言(ぼそ)

2012年06月15日

スターデジオの音質ってどうなのよ?

、、、ってことで、CDと聴き比べしてみました。

まずはスターデジオ(STAR digio)について。。。

・スターデジオはスカパー!(光)で提供される100chのデジタル音楽放送です。
 (月額1,575円で100chすべてが聴けます)
・非可逆圧縮音声フォーマットMPEG2、サンプリング周波数48KHzで放送しています。
・技術的制約により音量が低くなっています。(スカパー!準拠 0VU=-20dB)

こんな感じです。

さて、、、以下が録音用システムです。

STARdigio.jpg

SONY DST-SP1(スカパーチューナー)

↓(光接続)

YAMAHA CDR-HD1300(HDD/CDレコーダー)
  デジタルボリュームとして使用

↓(光接続)

Sound Blaster Digital Music Premium HD SB-DM-PHD

↓(USB接続)

PC(Phenom 2.6GHz,Memory 8GB,Windows 7 Pro)

チューナーの音声出力が低いのでCDレコーダーでレベル調整しています。
通常、ジャズ系統で+6.0dB、Jポップや洋楽では+8.0dBくらいに設定してます。
尚、HD1300のデジタル出力は44.1KHzのみなので、録音も44.1KHz、16bitとCDと同じフォーマットになります。
録音ソフトは「Smart Recoder」(付属品)を使用。

試聴用ソフトはマイルス・デイヴィスの「カインド・オブ・ブルー」の1曲目・ソー・ホワット。
Kind_of_Blue_Jacket.jpg
左:国内盤(SONY SRCS-9104)
右:輸入盤(COLUMBIA CK-40579)
この2枚とスターデジオ音源で比較してみます。

以下、ほぼ同じ箇所のスペアナデータです。
inspect_SoWhat.jpg

@国内盤CD:収録時間9m10s
 ごく普通のSo Whatです(笑)

Aスターデジオ:収録時間9m10s
 低域〜中域は国内盤と同等。13kHz以上急降下、というか完全にカットされてます。
 ただ、聴感では高域不足な感じは少ないです。
 上の国内盤と同等のCDから吸い出した音源と思われます。

B輸入盤CD:収録時間9m05s
 上の2つとは明らかに別物です。
 収録時間も5秒短くなってます。出だしがカットされたような感じですね。
 音質的には10KHzから上にフィルターがかかった感じで、全体的にソフトタッチな音です。
 低域の押し出しも弱いです。

トータルでの音質は、、、

国内盤CD > スターデジオ > 輸入盤CD

といったところです。
ジャズ、ポップスなら問題無し、普通に良い音で聴けます。
クラシックのように微小信号のあるソフトには無理があるようです。
というか、、、微小信号は入っていないように聴こえます。
音の消え方に違和感があります。

ってことで、、、
Dレンジの広いクラシック以外ならオススメなスターデジオですよ。


【補足】
スターデジオはオリジナルの48KHzだと再生帯域の上は16KHzまで伸びています。
CDとの音質差は気にならないレベルかと思います。
posted by masamasa at 14:30| ひとり言(ぼそ)